この記事は朝ドラ『なつぞら』のあらすじネタバレの詳細です。
今回は第11週「なつよ、アニメーターは君だ」の61話62話です。
なつぞら61話62話では…照男が紗良と新婚旅行かねてなつに会いに来てくれます。なつはアニメーター目指して頑張ると。咲太郎が雪次郎と亀山蘭子を引き合わせます。これがきっかけで雪次郎が突っ走ってしまい、あのような展開になってしまうとはこのときは知る由もありません。。。
<前回のあらすじ>
その日、なつは仲に誘われて喫茶店にきていました。
「作画課に入るための試験を受けてみない?試験まで、1ヶ月しかないけど受けてみたいなら推薦しておくから、、、」
その日からなつは家に帰ってからの練習を始めたのです。
たまたま雪次郎が風車に来ていたでの一緒に食べないかと亜矢美がなつを誘いますが、時間がない理由を雪次郎に説明して食事もそこそこに机に向かって練習しはじめるなつでした。
なつは試験までの1ケ月の間、毎日夜遅くまで試験の準備をします。
ある日、下山の真似をして噴水の近くで昼休みにスケッチをしていたなつ。
そこに、麻子がやってきて話しかけてきます。
「作画課の試験受けるんだって?」
大沢のお陰だと言うなつに冷たい顔をして試験は無理だと告げて立ち去った麻子でした。
なつは試験を受けましたが不合格となります。
理由は動画としての才能はあるが絵の線が細く完成度が低いとされたのでした。
でも、なつが指定された枚数の倍も描いてしまった理由は、仲も井戸原も抱いていたものと同じだったのです。
なつは天陽に手紙で不合格を伝えます。
「天陽君、元気ですか?私は、試験に落ちました。まだ、実力不足です。当分、北海道に帰れません。送り出してくれた人に胸張って、言えるまで、、、十勝に帰りたいけど、今は振り返りません。私はここで生きていきます‼」
天陽は馬の絵で受賞した後になつを描いていました。
「天陽、なっちゃんは帰ってこないのだから、新しい人を探しなさい。照男くんも結婚したし、山田家の後を継ぐのはあなたなのよ‼」
タミにそう言われた天陽の頭の中にはなつが居続けていたのでした。
<なつぞら61話62話のあらすじ>
東洋動画で手掛けている『白蛇姫』の作画がやっと出来上がりました。
仕上げ課では毎晩のように残業を続けての作業となったため、最後には作画課のメンバーも加わっての総動員での仕事だったのです。
この後は、音声や音楽を入れていけば作品を完成させることができます。
なつがやり切った達成感を抱きながら風車に帰ってくると2人の客がなつを待っていました。
「照男兄ちゃん。砂良さん結婚おめでとう。結婚式行けなくてごめんね。仕事が一番忙しい時で、、、」
2人は新婚旅行の途中になつを訪ねてきていたのでした。
畑が忙しくなる前に結婚したと照男が言います。
冬まで待てなかったのは、早くしないと沙良に逃げられちゃうからかと茶化すなつです。
その日は、亜矢美のはからいで風車を閉めてくれたので、なつは照男と沙良とゆっくり話すことが出来たのでした。
しばらく話した後で照男から泰樹からの土産だと言ってバターを渡されたなつ。
そのバターは泰樹と照男と沙良が作ったものでした。
泰樹はなつの夢を沙良が引き継いでくれたことをなつに伝えたかったのす。
そして、天陽からのジャガイモもなつに渡す照男。
「天陽くんに、また手紙書いておくわ‼」
なつがそう言うと、”天陽くん”って誰だと突っ込みをいれる亜矢美です。
なつの恋人と答える沙良になつの結婚の目標なんだと亜矢美が茶化します。
違うと顔を真っ赤にしながら否定するなつ。
「話、変えようか?」
そう言いながら沙良が弥市郎からの小ぶりの彫刻の土産を取り出します。
「出た!熊の木彫り‼」
なつが思わず喜びます。
その時、咲太郎が帰ってきました。
照男と沙良への挨拶がぎこちない咲太郎に亜矢美が座っておでんを食べる事を勧めます。
結婚祝いにおでんは如何なものかと言い出す咲太郎に寿司でも出前して貰うかと言う亜矢美です。
それからもぎこちない話が続くのでなつが話題を変えます。
「砂良さんキレイでしょ?」
自分のいる劇団に欲しいくらいと言う咲太郎。
咲太郎が演劇をやっていると云う事からなつの演劇の話に展開しますが自分はアニメーターになるとはっきり宣言するなつでした。
その後、なつの部屋を覗いた照男と沙良。
部屋には動画用紙が山積みにされているのを見て、感心しながら頑張っているなと思う照男でした。
「柴田のお義母さんになにか伝えることある?心配なんだわ。なっちゃんのこと、、、柴田のお義母さんは、自分やお父さんには手紙書かなくてもいいけど、じいちゃんには手紙書くように伝えて欲しいって。でも、いいよね。お母さんって、、、」
少し羨ましいそうに沙良は言うのでした。
「私は大丈夫って伝えてください。好きな仕事を頑張って、夢をかなえるから、、、」
照男が亜矢美とも上手くいっている様だと言うと、沙良は家族が増えたみたいで良いねと続けます。
でも、なつはもうひとりの家族である千遥の行方が分からないことを寂しく思っていたのでした。
照男たちはもう少し新婚旅行を楽しむと言います。
別れ際に照男がなつに言いました。
「北海道じゃ、みんな待っているからな。つらい時は、甘えに帰ってこい。遠慮するでねえぞ。それは、みんな一番寂しがるからな⁉」
それから暫くして咲太郎の劇団で舞台「人形の家」が公演されたので、雪次郎となつは観劇に行きました。
演劇のストーリーは夫に人形の様に扱われる女性の話で、それを観たふたりは感動と興奮を覚えたのでした。
芝居が終わって感想を聞きにきた咲太郎に凄く良かったと言うなつです。
「亀山蘭子さんって女優さんは本当にすごかった‼」
なつがそう言うと咲太郎はなつと雪次郎を蘭子に引き合わせてくれたのです。
蘭子に感想を訊かれて”凄く良かった”以外の言葉が浮かばないなつです。
咲太郎はなつが漫画映画をやっていることを蘭子に話します。
雪次郎をなつの高校の同級生で演劇をやっていたと紹介した咲太郎。
蘭子の前でしどろもどろの雪次郎をなつがフォローします。
「雪次郎くんは、帯広でお菓子屋さんをしているんです。でも、お菓子と同じぐらいお芝居も好きなんです‼」
雪次郎は蘭子にお礼を言って別れたのでした。
「今日は、どうもありがとうございました‼」
<なつぞら61話62話の感想>
照男はなつのお陰で沙良と出会い結婚できたのですよね。
そう云う意味ではなつは陰の仲人なのかもしれません。
咲太郎のぎこちなさは何故なんでしょうか。
蘭子の前での雪次郎のしどろもどろと同じようなものなのかも知れませんね。
泰樹のバター作りの夢をなつから沙良が引き継いくれたことが分かってなつも少し気が楽になった様に思えます。
咲太郎も劇団の裏方で夢を叶えようとしています。
なつにとって気がかりなのは行方知れずの千遥です。
千遥はどこで何をしているのでしょうか。
ネタバレ11週の詳細【亀山蘭子と雪次郎の恋!千遥に会いに行くが…アニメーターに
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