おしんあらすじ83話84話作造の死最後に優しさ-浩太と庄司が繋がり再会

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この記事はBSで再放送される”おしん”のあらすじネタバレです。

2019年7月5日、6日 金・土曜日の83話84話の放送内容です。

83話84話あらすじ:作造の最後の死では優しさがみられましたが…浩太と庄司が繋がりおしんは再会できますが…

 

<おしん83話84話のあらすじ>

“すぐ帰れ”の電文だがわざわざ佐賀から出てきてくれた大五郎を残して山形に帰るわけにはいかないおしんは悩みます。

 

様子を見に来た源右衛門はおしんの電報を読みます。

 

大五郎も明日帰るし源右衛門もいるので大丈夫だから帰れと言ってくれます。

 

源右衛門に今まで通りに店にいてくれることをおしんは確認したのでした。

 

祝言をあげたのだから竜三も一緒に行った方が良いのではと言う大五郎ですが作造からも反対されていた縁組だったので取り敢えずひとりで帰る事にするおしんでした。

 

帰る費用だと言って封筒を手渡す竜三に金は持っているからと断るおしんです。

 

「おしん。これは田舎のうちを建てる金とは違う。田倉家の人間として里帰りさせるんだ。私が費用出すのは当たり前たい。そう言って源じいがよこしたんだよ‼」

 

おしんは急いで山形の実家に帰ります。

 

肝臓が悪くて寝込んでいる作造を酒の飲みすぎと家が建った気の緩みが原因だとふじが言います。

庄司の嫁とら🐯

庄司の横には見慣れない女がついていました。

 

ふじに紹介されたおしんはとらに挨拶をします。

 

庄司が家に入っていくととらも何も言わずについて行ってしまいます。

 

「礼儀も何も知らねえ。とんだ嫁が来たもんだ」

 

ふじはそう言うと作造に顔を見せてやれとおしんに言います。

 

以前からの家に入ると懐かしい顔が揃っていました。

 

みつと正助とこうも駆けつけていたのでした。

 

作造の顔色は土色になっていて医者からも引導を渡されていると言います。

 

新居ではなく古い家に横たわっているのを不思議に思ったおしんですが作造が遠慮したと言います。

 

おしんは新築の家に行って庄司と言い争います。

 

作造の夢で建てたこの家で作造を寝せると言うのです。

 

でも庄司はおしんの仕送りは作造の借金を返しただけと言います。

 

そしてこの家は作造からもらったものだからおしんにとやかく言われる筋合いはないと言います。

 

そのやり取りを聞いていたとらはこんな家の嫁は務まらないから里に返してもらいうと言い出します。

 

その時、作造の目が覚めたとおしんは呼ばれます。

 

「おしん、お前よぐ帰ってきてくれだな……」

 

作造の枕もとで自分の父親は何のために生まれてきたのだろうと思うおしんでした。

作造の死

おしんが

作造を新居に移すというと作造はそれを拒みます。

 

「俺は、このうちが好きだから……。このうちで生まれて育って、お前達のじんちゃんもばんちゃんもみんなこのうちで、ここで死んだんだ。俺のうちはここだ、、、」

 

ふじが余りはなすと身体に触ると制しますが作造はやめません。

 

「ええんだ。今話しておがねえど。おしん、父ちゃんお前ばっかり当てにして。勘弁してけろな‼」

 

おしんは作造に竜三と祝言をあげたこと番頭の源右衛門からも可愛がってもらっていることを報告したのでした。

 

「んだか……俺、田倉さんさ怒鳴り込んでった時の夢ばようぐ見てうなされてたんだ。気になってたんだ。俺のためにおしんば不幸にしたんでねえがって。……ふじ。酒だ」

 

ふじは正助に作造を起こしてやように指示しながら酒の用意をします。

 

みつから止められても続けるふじ。

 

「お父つぁんの気持ちだ、大事にしてやりてえ‼」

 

おしんを祝って皆で旨い酒を飲んだ作造はその夜に安らかな顔をして息を引き取ったのでした。

 

仏壇に並んだふたつの位牌に手を合わせたおしんはふじを東京にさそいます。

 

作造が逝ってしまって、庄司ととらに今まで以上に辛い思いをさせられることを心配したおしんです。

 

でもふじは頑なにここが自分の土地からいつづけると言うのでした。

 

年貢米減らしてもらうように地主に頼み込む集会がひらかれると言う。

 

庄司も熱を入れているそのリーダーがやってくると言う。

 

姿をみた途端に浩太だとわかったおしん。

 

おしんから結婚したこと伝えられた浩太はよかったと祝います。

 

「おめでとう。おしんさんがお嫁に行く気になったなら、きっといい人に違いない。ちょっと寂しいけど、やっぱり良かった。商人の奥さんなんて、おしんさんには一番よく似合う」

 

浩太の近況をおしんは聞き返します。

 

僕は家庭なんて柄じゃない。女性を不幸にするだけだ。幸せに……おしんさん、幸せにならなきゃいけないよ。いつも幸せでいて欲しい‼」

 

浩太はおしんと会えてよかったと言い残して消えていったのでした。

 

おしんは浩太に自分が結婚したことを伝えれたことで胸のわだかまりが軽くなったのを感じていました。

 

「これからは竜三さんだけを見つめて生きていこう。恐らく兄の代になったこの故郷へ帰ることはないだろう‼」

 

この日、おしんは初恋と故郷に決別をして竜三と生きていく事をあらためて誓ったのでした。

】85話86話

話<おしん83話84話の感想>

 

どんなに惨い仕打ちを受けても親は親です。

 

そして作造も最後は心の底に追いやられていた良心と優しさを表にあらわすことが出来ましたね。

 

でも、庄司はまだまだ誰にも感謝することなく自分が生きる事に必死です。

 

そんな庄司が浩太の運動に参加しているとは驚きでしたねよ。

 

庄司は自由とか解放とか云う理念ではなく宗教的なものに感じたのかも知れません。

 

そして、またおしんが再会できた浩太は自分の信じた道を進んでいました。

 

 

竜三と結婚したことで初恋の呪縛から放たれたおしん。

 

作造が逝ったことで帰る故郷を無くしたおしん。

 

おしんは新しい人生をどのように歩んでいくのでしょうか。

 


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