今回は『おちょやん』の第5週(1月4日から1月8日)のあらすじネタバレ全体について紹介します。
<おちょやん第5週のあらすじネタバレ>
千代は『岡安』の女将の計らいで借金取りから逃れることができました。
大阪の道頓堀から京都にたどりついた千代はさっそく仕事をさがします。
そして口入れ屋の紹介でカフェ『キネマ』で女給として働きはじめることになった千代。
しかし、そのカフェの店長の宮本は無類の映画好きだったこともあり、自分のことを『監督』と呼ばせ店員の平田を『助監督』と呼んでいました。
その店での千代の働きぶりは宮本たちを感心させます。
長い期間に渡ってお茶子として『岡安』で鍛えられた千代の客の扱い方や機転に効かせ方には目を見張るものがあったのです。
そんなある日、映画会社を経営している黒木と云う人物が千代に声をかけてきます。
黒木は千代に映画にでないかと誘われますが、ほどなく投資詐欺容疑で逮捕されてしまいました。
彼の映画会社に出資していたのは川島と云う男で、黒木は出資者の好みに合う千代を主演女優に仕立てて金を引き出そうと目論んでいたのです。
騙されそうになった千代は女給の仕事に打ち込もうと決意します。
ところが同僚の洋子と真理が映画撮影所の試験に合格してしまったのです。
千代は表向きでは彼女らを祝福していましたが内心では悔しくて仕方がありません。
そして、自分も女優になろうと決心してそれを宣言します。
ところが、方々の撮影所をまわって入所試験も受けさせてもらおうと頼み込みますが、千代はことごとく門前払いを受けてしまいます。
そんな時に真理が『山村千鳥一座』が団員を募集していることが載ったチラシを千代に渡してくれます。
チラシを受け取った千代は新京極の山楽劇場に団員になるための試験を受けに出向きました。
ところが千代は試験に受かったものの待っていたのは女優の仕事ではなかったのです。
一座を辞めて欠員となっていたのは我儘な千鳥の世話をする座員だったのです。
しかも当時の一座の公演には客が入りませんでした。
公演の打ち切りを宣言された中で、新たな演目として人気漫画を原作にしたものを清子が提案しますが、千鳥は相手にしません。
千鳥は稽古もせずに態度も悪かったため、千代はそれらを我慢することに耐えられず一座を辞めると宣言するのでした。
そうして千代はふたたびカフェ『キネマ』に戻ろうとしていたときに、『山村千鳥一座』の清子がやってきます。
彼女は酔っぱらいながら座長の千鳥の悪口を言いますが、本当は千鳥が大好きだと自分の本心を千代に明かします。
清子の話によると、『山村千鳥一座』は仕事をもらえない女優のためにと千鳥が立ち上げ劇団だと言うのです。
しかも座長にはどん底から立ち直った過去があることを千代は知らされたのでした。
清子の話を聞いて心を動かされた千代は『山村千鳥一座』に千鳥をたずねます。
すると、そこにはかつて千代が見たことない様相の千鳥が一心不乱に舞の稽古をしている姿があったのです。
千代はそんな千鳥に駆け寄ってもう一度一座に戻らせて欲しいと頭を下げたのでした。
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