今回は『おちょやん』の62話(第13週)3月2日火曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
<おちょやん62話のあらすじネタバレ>
大山社長からの二代目天海天海襲名を断ってしまった一平に劇団たちは何とかして襲名を受ける様に説得を試みます。
しかし、一平の意思は強く変える気などありません。
ところが、一平が承諾もしていないのに3日後の新聞には来月の『えびす座』で襲名興行が行われることが報道されてしまったのです。
社長の大山の命令は絶対でそれに逆らうことは自分自身の役者生命を失うことになってしまう一平。
劇団員たちは座長が襲名を受け入れなければ『鶴亀家族劇』自体が解散させられて自分達が路頭に迷ってしまうと必死になって一平の説得を続けます。
ところが、絶対に父親みたいな人間だけにはなりたくないと頑なに天海の襲名を拒絶する一平は自分の名前で芝居が続けられないなら役者を辞めても良いとまで言い出す始末だったのです。
一平は女好きな自分の父親が幼い一平を残して母親を追い出したと云う記憶にとらわれ続けていて未だに天海を許せずにいたのでした。
そして、一平がそんな自分の想いを社長の大山にぶつけると天海天海を襲名しない一平には用はないとけんもほろろに吐き捨てられます。
大山社長は天海の存命中にできなかった『天海天海一座』と『須賀廼家万太郎一座』を競わせることで道頓堀を盛り上げると云う自分の夢の実現のことを考えていたのです。
社長の強い想いを知らされて返す言葉を失ってしまった一平。
その頃、『岡安』には福助と喧嘩したみつえが戻ってきていて母親のシズに愚痴をこぼします。
ところがシズはそんなみつえを甘やかすことをせずにかりとばして『福富』に帰るように諭したのです。
母親から言われたら仕方ないと素直になるみつえの様子をみていた千代は一平の母親なら襲名を説得してくれるのではと思いついたのでした。
さっそくその頃の事情に詳しそうな千之助に一平の母親の居場所を尋ねる千代。
最初は言い渋った千之助でしたが遂には千代の必死の様相に心を動かされて一平の母親である夕が京都にいることを明かしてくれたのでした。
京都で面白い芝居があると嘘をついて一平を引っ張りだした千代でしたが、途中で本当の目的を話してしまいます。
それを聞いて怒り出して帰ろうとする一平を何とかなだめて千之助から聞き出した置屋を訪ねますがそこではもう夕の姿を見つけることはできません。
置屋の女将から美人なら身請けされたのかも知れないと言われて途方に迷ってしまった千代は以前世話になっていたカフェ『キネマ』に微かな望みを託そうと思いつきます。
久々に姿を見せた千代を『キネマ』の女給たちはを温かく出迎えてくれます。
そして昔の仲間たちに一平の母親を探すために道頓堀からやってきた事情を説明する千代。
始めこそ一平を警戒していた店長の宮元も自分のコーヒーを褒められたことで気を良くして店を挙げて夕を探す協力を申し出てくれたのでした。
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