今回は『おちょやん』の13話(第3週)12月16日水曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
<おちょやん13話のあらすじネタバレ>
『岡安』の女将のシズは夜店街で不意に廃業を決めている歌舞伎役者の早川延四郎から声を抱えられましたがそっけない態度でその場を去ろうとします。
延四郎はそんなシズの後ろ姿に向かって千秋楽の翌朝にここで待っていると一方的に告げたのでした。
その言葉が20年前の出来事をシズの脳裏に蘇らせます。
若かりし頃の淡い想い出に浸ろうとしたときに、娘のみつえが自分を呼ぶ声で現実に引き戻されたシズ。
そして延四郎の言葉に振り向くこともなく、何事もなかったように夫の宗助と娘のみつえと歩き出したのでした。
しかし、シズの後姿を切なそうな素振りで見つめていた延四郎の様子の一部始終を『岡安』の本家でライバルの『福富』のお茶子三人組がみていたのです。
そして、翌日には早川延四郎と岡田シズが付議密通をしているという噂が道頓堀中を駆け巡ってしまったのでした。
その噂は『岡安』のお茶子たちの耳にも届いて、動揺した千代たちは仕事そっちのけで井戸端会議にいそしみます。
お茶子たちはシズに限ってそんなことはないだろうと何かの間違いだと思おうとしますが、長らく『岡安』で仕事をしてきた女中頭のかめだけは少し様子が違います。
そして、今回の噂は何かの間違いではないかも知れないと言いだしたのでした。
かめは20年前にあった騒動のことをお茶子たちに明かし始めます。
お茶子と役者の恋愛は今も深もご法度であることは同じなのに、歌舞伎役者の早川延四郎と当時は『岡安』のお茶子だった岡田シズが恋仲になってしまったというのです。
そして、ふたりが選んだ道は駆け落ちでしたが、寸前のところで仙台の女将のハナがシズを引き留めたため待ち合わせの場所に行けなかったのでした。
かめの話に耳を傾けていたのはお茶子たちだけではありません。
何と宗助とみつえもそしてハナまでもその話を立ち聞きしていたのです。
そのとき、外出先からシズが戻ってきます。
そしてお茶子たちが集まっている様子をみて叱りつけたシズ。
シズはお茶子たちが何をしていたのかを瞬時に理解して、自分がかつて延四郎と恋仲になりかけたことを認めます。
『岡安』の看板に泥を塗ってしまったことをシズはお茶子たちに頭を下げたのでした。
千代が劇場から『岡安』への帰り道を歩いていると、路地で早川延四郎に呼び止められて、シズへの手紙を託されてしまいます。
延四郎は自分が明後日には大阪を離れることを千代に説明し、どうしてもシズに伝えたいことがあって最後の手紙を書いたのだと言うのです。
必死に手紙を託そうとした延四郎でしたがきっぱりと断る千代。
ならばと、シズの近況を教えて欲しいと帰ろうとする千代を引き留める延四郎。
そして遂には甘栗屋の縁台で延四郎からの甘栗を食べながら、千代はシズの家族のことなどを明かしたのでした。
千代の話からシズが幸せに暮らしていることが分かった延四郎は、それが分かっただけで十分だと千代に礼を言って席を立ちます。
ところが、今度は延四郎の紳士的な態度から素顔を感じ取った千代が延四郎を引き留めたのでした。
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