今回は『おちょやん』の98話(第20週)4月21日水曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【一平を絶対にゆるせない千代】と題して20週98話をお送りします。
灯子の妊娠という事態にいよいよ千代と一平の関係は正念場を迎えます。
灯子の想いを香里から聞かされた千代がどんな決断をくだすのかが気になりますね。
<おちょやん98話のあらすじネタバレ>
灯子に子供ができたことを知った千代は大きなショックを受けてすべての気力がなくなってしまいます。
一方、千代に家を追い出された一平は他に行く当てもなく『岡福』に身を寄せる事にします。
『岡福』ではみつえから厳しく問い詰められた一平でしたが憔悴しきっていて何も明かそうとはしなかったのです。
翌日、千代は『鶴亀新喜劇』の稽古を休んでしまいますが寛治が気を効かせて風邪をひいたと劇団員たちに伝えてのでした。
それでも何かただならぬ気配を感じ取った香里は寛治の制止を振り切って天海家へ見舞いに向ったのです。
しかも縁側でふさぎ込んでいた千代の姿を見た香里から灯子に子供でもできたのかと訊かれて驚かされた寛治。
香里は灯子の様子もおかしいことに気づいていたのです。
この危機的な正念場を何としても乗り切れと叱咤激励する千代とは長年に渡って苦楽を共にしてきた香里。
すると何も口にしていなかった千代は香里の見舞い品のバナナを頬張り始めて少しだけ元気を取り戻したのです。
一方、一平は妊娠した灯子を訪ねていました。
すでに覚悟を決めていた灯子は一平に向って、ふたりに迷惑は掛けたくないから大阪を離れると告げたのです。
そして、ひとりで子供を育てていくから出産して働けるようになるまで生活していけるだけの金の都合をつけて欲しいと作り笑いしながら一平に頼んだ灯子。
千代から一平を奪うようなことだけは絶対に避けたいと言う灯子はそんなことになるなら自分は子供と一緒に自ら命を絶つと告げたのです。
そんなふたりのやりとりを家の外で立ち聞きしていた香里。
香里は千代に頼まれて灯子の家にやってきていたのです。
天海家に戻って灯子の覚悟を千代に伝えた香里は、一平としっかりと話し合ってよりを戻せと諭したのでした。
その頃、『岡福』では一平がシズや宗助やみつえに事の次第をすべて明かします。
そして、灯子に自分の出来る限りのことをしてあげたいと不足分の借金を申し込んでいたのです。
すると、一平が頭を下げて頼み込んでいるところに青い顔をした寛治が千代から預かったと言う封筒を携えて駆け込んできました。
封筒の中身は『離婚届』で既に千代の署名と捺印がされていたのです。
驚いたみつえがすぐさま天海家に向かうと、一心不乱に畳に雑巾がけをしている千代の姿を見つけます。
絶対に許せないからやり直すこともできないと言い放つ千代の様子を見て、みつえは千代が家を出て行くのかと心配します。
そんなみつえに向って出て行くのは一平だと笑って返してから、心機一転やり直しだと自ら気合を入れてまた雑巾がけを始めたのでした。
そして、明朝10時に稽古場で待っていると言う一平の伝言をみつえから聞いても、千代は少しだけ笑みを浮かべたかと思うと、また雑巾がけを続けたのでした。
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