朝ドラ再放送のあぐり 21週121話122-123-124-125-126の内容です。
あぐりたちがとめの実家の山梨に疎開し、終戦を迎えるまでを描きます。
・あぐり21週キャスト紹介
岩本尚久役は関口知宏さん! 父親はサンデーモーニングの関口宏!
池田諒子役を演じるのは、大路恵美さんです。
山田純大/望月淳之介(もちづきじゅんのすけ)
あぐり朝ドラ121話のあらすじ 21週
建物疎開で美容院を取り壊さなければならなくなっていた昭和20年5月25日に東京は大空襲に見舞われ望月家は全焼してしまい住む場所まで失ってしまいます。
そして片桐を失ったショックを受けていた光代や和子たちを引き連れてあぐりは弟子の山梨にあった太田とめの実家に疎開することにしたのでした。
ところが山梨の太田家には寝たきりの母親がいたため住んでいた姉のあさ子からよそ者の面倒をみる余裕はないと迷惑がられてしまったのです。
それでもあぐりのことをとめの恩人だと思ってくれた父親のはからいで何とか小屋に住まわせてもらうことになったあぐりたち。
ところが、小屋に住むことは許すが食料を分けることはできないと言う姉のあさ子と妹のとめが言い合っているのをあぐりは立ち聞きしてしまったのです。
一方で東京にひとり居残った望月淳之介は親友である野々村美和子が営む岩本尚久の下宿に身を寄せることにしました。
あぐり朝ドラ122話のあらすじ>
太田姉妹の言い合いを聞いてしまったあぐりはこれ以上はとめに迷惑は掛けれないと思い農家を回っては自分達の衣服などと食料を好感し始めます。
さらに少しでも足しにしようと自ら慣れない畑仕事を始めて野菜などを育てようとしたあぐりでしたが、そんな彼女をとめの幼なじみの本谷富士夫が手助けしてくれたのでした。
その頃、岡山では急逝したあぐりの夫の父親である望月健太郎が疎開先で慣れない農作業などで苦労しているあぐりや片桐を失ってショックから立ち直れない望月光代のことを心配していていました。
そして、健太郎は家長を継いだ望月勇造とあぐりたちを岡山に呼ぶことを相談します。
そんなときに岡山でも空襲警報が鳴り響いたのでした。
<123話のあらすじ>
岡山が空襲で大きな被害を被ったという知らせが山梨に居たあぐりたちの耳にも入ります。
あぐりは健太郎達の望月家の人たちのことを心配しますが連絡がとれず安否がわからないまま数日が過ぎるのでした。
ところが、岡山が空襲を受けたしばらくしたある日に前触れもなく健太郎が山梨のあぐりたちの前に姿をあらわしたのです。
実は、健太郎はあぐり宛に電報を打っていたのですが居候を快く思っていなかったあさ子が見せることなく勝手に送り返してしまっていたのでした。
そして健太郎を片桐の失意から抜けだせないままでいる光代にショパンのレコードと手紙を手渡します。
それは、片桐が命を落とした空襲の直前に健太郎に送られてきていたもので、エイスケを亡くした失意から抜け出せなかった自分も片桐からのレコードを聴くことで生きる気力が湧いてきたことを光代に明かしたのでした。
その話を傍らで聞いていたあぐりは何とかして光代にそのレコードを聴かせたいと思い蓄音機を調達してきたのです。
そうしてショパンのレコードを訊いて片桐との思い出が蘇ってきた光代の顔にはいつしか笑みが戻ってきたのでした。
<124話のあらすじ>
とめの実家を頼って山梨に疎開してきて3ケ月が過ぎようとしていた頃には、あぐりは富士夫の畑を手伝いながら野菜を分けてもらうことで自分たちの食料の一部を調達していました。
その頃になると失意から立ち直ってきていてあぐりと一緒に富士夫の畑仕事を手伝うようになっていた光代。
その頃、東京では望月淳之介を巡って未亡人である下宿屋主人の美和子と池田諒子が火花を散らしていました。
あぐりの次女である理恵が地元の子供たちにビー玉を巻き上げられてしまう事件がおき、長女の和子はそれを取り返すべく富士夫の息子である太郎からの特訓でビー玉の腕を磨きます。
そうしてビー玉勝負に挑んだ和子は見事に巻き上げられたビー玉を取り返します。
淳之介も和子も理恵も自分の子供たちそれぞれが沢山の経験を積んでいく様子にはは母親のあぐりは微笑ましく思うのでした。
<125話のあらすじ>
昭和20年8月6日に遂に広島に原爆が投下され一瞬にしてひとつの都市が廃墟化した恐怖の中で9日に長崎も2発目の原爆の被災地になってしまいます。
それでも徹底抗戦を貫こうとしていた日本でしたが、東京への原爆投下を予想した岩本尚久は疎開するように言います。
淳之介は幼馴染でもある諒子にも東京を離れるように勧めるが自分を遠ざけたいのかと耳を貸そうとしなかったのです。
実は彼女は淳之介と美和子との仲が深まったことで自分が邪魔者扱いされたと思い込んでしまいっていたのです。
一方、諒子が東京から疎開しないことで自分も留まった淳之介は美和子と一緒に原爆が投下されると言われていた日を迎える事になります。
そして、ラジオ放送が伝えるB29の来襲を伝える放送を聞いて死を覚悟した淳之介。
ところがB29から大量に振ってきたのは爆弾ではなく、降伏を促すビラだったのでした。
<126話のあらすじ>
その頃、山梨でも食糧難が深刻化している状況下で理恵が他人の畑から作物を盗もうとしてしまいます。
既に物々交換する物も無くなってしまいあぐりも困ってしまっていたときに、太田とめが野菜を持ってやってきます。
とめは村の娘の髪の毛を切ったお礼としてもらってきていたのでした。
その話を聞いてあぐりは小屋の庭先で青空美容院を開くことを思いついて始めますが、心よく思わないあさ子から咎められてしまったのです。
そして遂に日本は終戦の日を迎えます。
終戦になって淳之介は一緒にいた尚久と自分の父親が遺した言葉を思い出していました。
君たちが未来には自由ですばらしい時代が来る。
山梨ではとめから東京に戻ってもうふたたび容院を始めようと提案されたあぐりでしたが、とめに想いを寄せている富士夫や葡萄農園のことが気になっていたのです。
そしてあぐりが下した決断は山梨に残ることで、東京で焼きだされた自分たちを助けてくれた恩返しに葡萄農園を手伝うと云うものだったのでした。
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