今回は『おかえりモネ』の113話(第23週)10月20日水曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【新次が海に出なくなった理由】と題して23週113話をお送りします。
初めて亮に海に出るのを止めた理由を明かした新次。
亮は新次が漁師として海に出るためには美波がいることが必要だったと知ります。
新次は気持ち的にはいつも夫婦船で漁をしてしていたのかも知れませんね。
<おかえりモネ113話のあらすじネタバレ>
息子が船を購入するための資金繰りを耕治に相談するために永浦家にやってきた新次。
親友の話を聞かされた耕治は親子でよく話し合えと新次と亮だけにするために席を外します。
ところが亜哉子や百音や未知たちも同じように席を外そうとすると亮がここで聞いていて欲しいと頼んだのです。
そして亮は自分が思い描いてきた船の購入のことを嬉しそうに父親に話し始めると、それを聞いた新次の顔からも自然に笑みがこぼれたのでした。
そして、船を購入する話が一段落した頃に亮がもうひとつの想いを父親にぶつけます。
何と亮は新次に向かって自分と一緒に船に乗って欲しいと頼み込んだのです。
ところが息子からの申し出を断ってしまった新次。
そんな父親に苛立ちを隠せない亮に向かって新次は諭すように話しかけます。
元に戻ることだけが良いことだとは思えないと語る父親はどんなに思っても頑張っても元通りにならないものもあるのだと言い出したのです。
これまで苦しんできたことを明かしてくれた父親に向かって簡単には諦める事ができない亮は新次を再び漁師にすることが生きる目的になっていたことを告げたのでした。
そんな息子に感謝した新次ですが自分が漁師をやってこれたのは美波がいることが大前提だったと言い、それが叶わなくなったから自分は海で生きる事を終わりにしたと頑なに固辞したのです。
初めて船に乗らなくなった理由を明かした新次は目に涙をためている亮に向かって一人前になった息子が自分の船で漁にでていくのを見守るだけで充分だと告げます。
そうして船に乗らないと決めた理由を知った亮は新次に向かって小さく頷きながらその気持ちを尊重することを伝えたのでした。
こうして亮の申し出を断った新次でしたが、今まで話し合われることがなくギクシャクしていた気持ちはようやく伝え合う事ができたのです。
ふたりの話合いが終った頃にふたたび耕治が席に戻ります。
そして耕治の前で『死亡届』に押印しようとして、これを出してしまったらすべてが無かったことになってしまうのかと親友に訊いた新次。
すると耕治は優しい目で見つめながら、無になるわけではないし幸せになっても良いのだと告げだのです。
それを確かめた新次は震災が起きる前までの幸せだった頃のことや震災後の苦しみの日々を思い出しながら震える手で印を持って朱肉に押し付けます。
それから美波の十八番だった『かもめはかもめ』を口ずさんだ新次は感謝と別れの言葉を唱えながら『死亡届』に印を押したのでした。
そんな新次に美波の写真が保存されている携帯を差しだして自分で持っていれば良いと告げた亮。
どうしてもできなかった決断を下した新次は手渡された携帯を握りしめて亡き妻を思い出して嗚咽します。
父と息子のやりとりの一部始終を傍らで見守っていた永浦家の人たちも目頭を熱くしたのでした。
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