今回は『らんまん』の124話(第25週)9月21日 木曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【根をはってさえいれば、また花を咲かせることができる】と題して25週124話をお送りします。
万太郎たちは寿惠子の店のある渋谷を目指します。
幸いにも渋谷の被害は東京市内よりましで、『ややもも』も無事でした。
一安心してふたたび十徳長屋に向かい、瓦礫を取り除き始めた万太郎。
奇跡的に難を逃れたものの傍らで、万太郎は『ムラサキカタバミ』が咲いているのを見つけます。
そして、”根をはってさえいれば、また花を咲かせることができる”と勇気づけられたのでした。
<らんまん25週124話のあらすじ>
大正12年9月1日の昼に広範囲に大きな被害をもたらした関東大震災に見舞われました。
東京の街並みは地震直後に発生した火事によって火の海となり、30万戸の家屋が消失してしまい、10万人にも命が失われてしまったのです。
そんな惨状のなかを万太郎と家族は渋谷の『やまもも』を目指しますが、多くの標本を持っているところを警察官に呼び止められます。
そして火が燃え移るからと抱えていた荷物を捨てるよう命じられてしまったのでした。
それでも、残さなければならないものだと訴えて、何とか難を逃れた槙野家の家族一行。
やっとの思いで渋谷につくと幸いにも東京市内よりは被害が少なく、寿惠子の『やまもも』も無事だったのです。
それがわかって先ずは安堵した万太郎は、十徳長屋から渋谷まで大切な標本を守り抜いてくれた家族に心から感謝します。
そして、寿恵子と次女の千歳と孫の虎太郎と三女の千鶴をおいて、すぐに自分はふたたび十徳長屋がある根津に向かおうとした万太郎。
ところが万太郎はみんなから引き止められてしまい十徳長屋に向かうことができなかったのでした。
地震が発生して安否がわからなかった長男の百喜と次男の大喜も『やまもも』に姿をあらわします。
そしてふたりによって東京市内はそこらじゅうに沸きだした自警団が拳銃や刃物を振り回す悲惨な状態に陥っていることを教えられたのでした。
警官や軍人まで出動してきていて、戦場のように人間がおかしくなってしまっていると聞かされた万太郎でしたが、万太郎は何としても長屋にいこうとしますが、百喜と大喜も必死になってそれを引き止めたのです。
それでも諦められない万太郎は、誰にも気づかれないように長屋に向かおうと外にでますが、寿惠子に見つかってしまいます。
ところが二人の夢を叶えるために『やまもも』を始めたと口にした寿惠子は、万太郎を引き止めないで亡き園子に図鑑を届ける約束を果たさなければならないと言い出したのです。
そして40年間も一緒に頑張ってきた二人だから、気持ちは同じだと言って万太郎を笑顔で送り出してくれた寿惠子。
万太郎が自警団の検問をくぐり抜けて何とか十徳長屋にたどりつきますが、今なお煙がくすぶる変わり果てた長屋の様子を目の当たりにして愕然としてしまいます。
すると、そこに虎鉄が姿をあらわし万太郎を安堵させます。
そして、大畑印刷所の義平らと一緒に神田の町を守った虎鉄を労った万太郎は、二人で焼け焦げた瓦礫を取り除き始めました。
しかし、そこで見つかったものは見るに耐えない状態になった心血を注いだ原稿や40年にも渡って集めた標本の数々だったのです。
それでも、奇跡的に無事だった標本や寿惠子の愛読書である『八犬伝』と園子が描いた『ヒメスミレ』が焦げた状態で見つかります。
そしてそんな中でも健気に花を咲かせていた『ムラサキカタバミ』に気づいた万太郎。
万太郎は花を咲かせている生命力の強い『ムラサキカタバミ』から勇気をもらい呟きます。
“生きて根を張っちゅう限り花はまた咲く、、、”
らんまんネタバレ25週125話【想い継承!すえ子が広い土地探し,決意表明
<らんまん25週124話の感想>
槙野家の家族である百喜と大喜と虎鉄も無事が確認出来て何よりです。
でも、まだまだ安否が気になる人はたくさんいます。
藤丸は綾と竹雄と一緒に沼津に移住しているから大丈夫そうですが、波多野や旧友の広瀬祐一郎の安否も気がかりです。
他にも大学関係の人たちや里中や野田だけでなく、十徳長屋でかかわった人たちも心配ですね。
『ムラサキカタバミ』から元気をもらった万太郎ですが、40年かけて集めた標本の消失は大きすぎます。
田邊教授の命令で標本を大学に寄贈したときとは、残された時間が違いすぎるので、どこまでリカバーできるのかが心配です。
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