今回は『ブギウギ 』の86話(第18週)2月2日 金曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【愛助が名付けた『愛子』】と題して第18週86話をお送りします。
愛助の死を知らされ、もぬけの殻のようになってしまったスズ子。
そんなスズ子に大阪から愛助の預金通帳と最後の手紙が届けられます。
手紙の中には愛助の想いと、女の子だったら『愛子』と名付けて欲しいと綴られていたのでした。
<ブギウギ 第18週86話のあらすじ>
スズ子が出産を終えて2日がたつと、羽鳥と麻里が村西医院に姿をみせて祝福してくれます。
幸せを感じるスズ子でしたが、そのとき未だ愛助がこの世にいなくなってしまったことを知らされていなかったのでした。
その一方で、坂口と山下は愛助が亡くなってしまったことを知らせるタイミングに悩み苦しんでいたのです。
ところが、その日の夕方になって病室に姿をあらわした坂口と山下のようすにスズ子は違和感を覚えます。
“何やおかしいでっせ。まさか愛助さん、悪なってないやろな?”
スズ子から冗談半分で問いかけられ、山下が意を決して口を開きます。
“ボンは亡くなりました”
まさかの言葉に幸せな気持から一気に絶望の淵に突き落とされてしまったスズ子。
そして生気を失ってしまったスズ子は、数日たっても死んだような目をしたまま、言葉も発せず涙を流すことさえできない状態が続いたのでした。
病院のベッドから動けないままになっていたスズ子の病室に、大阪から秘書室の矢崎が姿をみせます。
矢崎は預かっていた愛助の預金通帳と、亡くなる直前に綴った手紙を届けにきてくれたのでした。
矢崎が大阪に返っていったあと独りごとのように呟いたスズ子。
“何でワテの大切な人は、はよういなくなってしまうんや・・・。ワテも死にたい”
するとそれを聞いていた山下が、涙顔でスズ子に訴えます。
“ボンの分まで生きなあかんのです!次、死ぬ言うたらどつきまっせ!”
しかし生きる気力を失ってしまっていたスズ子は、山下の言葉にも何も反応することはありませんでした。
やがて山下も帰っていって、病室にはスズ子だけがポツンと残されます。
そして矢崎が届けてくれた手紙の封を切り始めたスズ子。
封筒の中には箱根旅行の時の写真が同封されていました。
想いでの写真をみたスズ子は思わず笑みがこぼれますが、それはすぐに涙へと変わってしまったのです。
愛助の手紙にはスズ子と自分の子供への熱い想いが綴られていて、出会えて幸せだったことや約束を守ることができなくて申し訳ないと書かれていたのでした。
そして、生まれてきた赤ちゃんが女の子だったら、『愛子』と名付けて欲しいと続けられていたのです。
“つらいことがあったら歌ってください”
“かわいい顔してる赤ちゃんを見てください”
“その子は僕らの宝物や”
“その子と一緒なら何があっても生きていけるはずや”
そして愛助の手紙は”ホンマにごめんなさい”で終わっていたのでした。
手紙を読み終えたスズ子は愛助の名前を叫んでむせび泣き始めます。
すると、そのとき我が子の泣き声がスズ子の耳に聞こえてきたのです。
“愛子、ごめんやで!お母ちゃんな、あんたと一緒に生きるで!なあ愛子!”
スズ子は愛助の最後の手紙を呼んだことで生きる気力を取り戻すことができました。
そして、顔をくちゃくちゃにして愛子に話しかけます。
その日の夜、愛子と一緒にベッドで眠りについたスズ子は、親子三人ではしゃぐ夢をみたのでした。
ブギウギ ネタバレ19週87話【愛助の死後,トミが愛子を引き取りたいと
<ブギウギ 第18週86話の感想>
坂口と山下はほんとうに辛い役目を負わされて、ご苦労様と言ってあげたいです。
愛する人が自分の知らぬ間に亡くなっていたことを知ったスズ子のショックははかり知れませんよね。
しかも自分にかかわる大切な人たちがことごとく先立ってきくのだから辛すぎます。
せめてもの救いは愛助が『愛子』という名前を残してくれたことです。
この先はスズ子が愛子と一緒に愛助の分まで幸せに生きていって欲しいものですね。
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