今回は『虎に翼』の28話(第6週)5月8日 水曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【それぞれの事情】と題して第6週28話をお送りします。
高等試験の日に会場に姿をあらわした同期は寅子とよねの二人だけです。
香淑は気帰国し、涼子は家を守るために結婚することを決めます。
さらに試験直前に夫から『離婚届』を突きつけられた梅子は、試験が始まった頃に岸から海を見つめていたのでした。
<虎に翼 第6週28話のあらすじ>
『竹もと』に集まっていた面々は朝鮮半島に帰ることを決めた香淑から想いを明かされていました。
“みんなは次こそ必ず受かるって信じているから”
“だから少しでも役に立ちたかった”
“最後まで一緒にいられなくてごめんなさい、、、”
それまで隠してきた想いを打ち明けられた寅子は、最後の想いでつくりを思いつきます。
“今から海に行きませんか”
“素敵な場所で楽しい気持ちになって、それで帰ってもらいたい”
そして5人の同期生と涼子の付き人は夕方の海岸に向かいます。
ところが夕方で美しい景色をかもし出してくれると期待した海岸は残念ながら曇天だったのでした。
それでも香淑は前向きな笑顔を浮かべて仲間に言います。
“どれも最後はいい方に流れて、、、”
“今日もきっとそうなります”
するとしみじみと今までを振り返って呟いた最年長の梅子。
“こうしてずっと思い出を作っていくと思っていた、、、”
そして”ヒャンちゃん”と呼ばれ始めた香淑は寅子に歌をリクエストします。
そうして6人は日が暮れるまで海岸ではしゃいでいて、香淑はかけがえのない思い出を胸に焼き付けて朝鮮に帰っていったのでした。
そんな香淑に益々試験勉強に励んでいくことを誓った寅子たちでしたが、しばらくするとまたしても予期していなかった出来事に見舞われます。
何と涼子の父親である桜川侑次郎男爵が芸者と一緒に失踪してしまったのです。
それをきっかけに勉強会に姿を見せなくなってしまった涼子。
それを心配した子とよねと梅子は桜川家を訪ねることにします。
寅子たちが涼子を訪ねたのは高等試験まで残すところ2週間もない時だったのです。
しかし桜川家を訪ねて知らされた事実は寅子たちに大きなショックを与えるものでした。
何と父親が失踪した桜川家を守るために、涼子は男爵家の子息と婚約していたのです。
そして涼子からもう試験を受けることはできない言われてしまった寅子たち。
怒りをぶつけるよねでしたが、涼子の言葉に何も言えなくなってしまったのです。
それが母親である寿子を見捨てることができないというものだったのでした。
やがて高等試験の日がやってきます。
帰国していった香淑や家の都合で受験を諦めた涼子の想いを背負って試験が行われる会場に向った寅子。
試験会場には腹痛に耐える優三やよねや轟と先輩である中山千春の姿もありました。
ところが同期で最年長の梅子の姿がみあたりません。
寅子が心配しながら試験に臨もうとしていたころ、海岸にいた梅子は物憂げな表情で海を見つめていたのです。
“息子たちにはもう会えないと思えよ”
何と梅子は、夫で弁護士である大庭徹男から、捨て台詞とともに『離婚届』を突き付けられていたのでした。
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<虎に翼 第6週28話の感想>
リベンジを果たすべき高等試験を前にして脱落者続出で驚きの展開でしたね。
香淑の帰国は想定範囲内でしたが、涼子と梅子も欠けてしまうとは寂しい限りです。
寅子たちの試験の成り行きも気になりますが、それよりも物憂げな表情で海を見つめていた梅子が心配です。
明日の展開で嫌な予感が外れてくれることを期待したいですね。
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