今回は『虎に翼』の47話(第10週)6月4日 火曜のあらすじネタバレ、放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
10週タイトル「女の知恵は鼻の先?」タイトル意味:これは女性が目先のことにとらわれて、長期的な視点や大局的な思考が欠ける傾向にあるという意味合いを含んでいます。この表現は、女性を卑下する意味で使われることもあります。
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久藤(沢村一樹)の後押しもあり、司法省で働くことになった寅子(伊藤沙莉)は民法の改正案を読み、かつて共に法律を学んだ仲間たちを思い出す。
そこに現れた久藤から、これがGHQから突き返された案だと知らされ、「思ったより謙虚だ」と言われた寅子は、自分の認識が甘いことに悔しい思いをする。
そこに、久藤を訪ねてGHQで働くホーナー(ブレイク・クロフォード)がやってくる。
目次
虎に翼 10週47話のネタバレあらすじと放送前予告レビュー
10週47話【司法省で働く寅子,久藤を訪ねてGHQのホーナーが
第47話では、主人公・寅子が民法改正法案に関わる仕事を担当することになります。
彼女は自らを「ライアン」と名乗る民法調査室室長・久藤頼安の部下として働き始め、同級生・小橋も同じ職場にいることを知ります。
寅子は民法親族編と相続編の法改正に関する仕事を任され、渡された改正法案を読み進めるうちに、夫婦平等の権利が示されている内容に感動し、涙を流します。
1話から最終回までのあらすじネタバレはこちらから見れます⇓⇓
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10週47話のネタバレあらすじ放送後の詳細
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今回は『虎に翼』の47話(第10週)6月4日 火曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【謙虚と言われた寅子】と題して第10週47話をお送りします。
民法改正案について久藤から意見を求められた寅子。
女性の立場を向上させる内容を賞賛した寅子でしたが、久藤から”謙虚”と言われてしまったのでした。
<虎に翼 第10週47話のあらすじ>
寅子は民事局民法調査室で『民法親族編・相続編の法改正』の仕事に携わることになります。
さっそく寅子が改正案に目を通していると、調査室主任の久藤が近づいてきて感想を求めてきました。
改正案には家制度や戸主・家督相続などを廃止するだけでなく、女性の地位を高める内容が盛り込まれていたのです。
寅子が『全ての国民は平等』を謳った憲法を踏まえた素晴らしい改正案だと返すと、久藤は少し物足りない素振りをみせます。
“君は思ったより謙虚なんだね”
自分が謙虚だと言われて戸惑いを隠せなかった寅子。
さらに久遠は苗字の問題について寅子の意見を求めてきたのです。
これまでの民法では結婚した女性は夫の家に入って夫の苗字を名乗ることになっていたのに対して、改正案では双方が反対した場合は妻の苗字も名乗れるようになっていたのでした。
寅子が妻の権利を尊重した法改正だと自分の意見を述べると、その内容ではGHQから突き返されたと明かした久遠。
GHQは夫の苗字を優先させる時点で生ぬるいと言っていたのでした。
ところがGHQの案は夫に先立たれた妻は婚姻関係がなくなると同時に旧制に戻される内容になっていたのです。
そのままGHQ案に従うと夫を失った妻は家族として居続けることができなくなる問題をはらんでいたのでした。
GHQが推進しようとしている女性解放と日本女性が直面している現状の間には大きな溝があることを知らされた寅子。
そんなところにGHQのアルバート・ホーナーがやってきて久藤をランチに誘います。
ホーナーは久藤がアメリカ視察に行って以来の旧知の中で、偶然にも民法改正に一緒に取り組むことになっていたのです。
そして寅子は久遠から”日本女性初の弁護士”として紹介されたのでした。
その日に猪爪家に帰った寅子は家族に自分が謙虚だと言われたことを明かします。
もっと自分の意見を出さなくてはと話す寅子でしたが、謙虚と聞いて大いに笑った家族の面々。
ところが花江だけが不機嫌なようすだったため、食事が終わったあとで何かあったのかを尋ねた寅子。
すると花江は直道を奪った敵国の人間と寅子が仲良くするのが辛いと言い出したのです。
“私は、とてもじゃないけど笑えないわ”
花江は未だに傷ついた心が癒えていなかったのでした。
寅子たちが民法調査室で仕事をしていると、東京帝大教授の神保衛彦が姿をあらわします。
民法改正審議会の委員である神保はGHQ案に納得できずにいたのです。
“君たちは我が国の家族観を、いやこの国を破滅させる気かな”
民法改正案についてクレームをつけられた久藤は作り笑いで応対しようとします。
すると神保は何と寅子に同意を求めてきたのです。
“君もそう思うだろう”
すると周囲の目線が一斉に自分に向けられ、寅子は目を泳がせながら言葉につまってしまったのでした。
<虎に翼 第10週47話の感想>
寅子を”謙虚”にさせたのは、猪爪家を支えていかなければならないという重圧のせいでしょうか。
“謙虚”という言葉の裏には久藤の多くの想いが込められていたのかも知れませんね。
期待外れとだと思われたのかも知れません。
さらに神保から話を振られてしまった寅子は、ちゃんと返さないと居場所がなくなりそうで心配です。
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