虎に翼 114話あらすじ感想【吉田ミキに当事者尋問辞退を勧めたよね】

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今回は『虎に翼』の114話(第23週)9月5日木曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。

 

【吉田ミキに当事者尋問辞退を勧めたよね】と題して第23週114話をお送りします。

 

吉田ミキの気持ちに気づいたよねは、当事者尋問の辞退を勧めます。

 

そして当事者尋問が取りやめになった法廷では手紙を轟が代読して吉田ミキの想いを伝えたのでした。

 

<虎に翼 第23週114話のあらすじ>

 

のどかの認知症が悪化する百合の面倒を避けるような素振りに堪えられなくなった優未は星家を飛び出してしまいます。

 

家政婦の吉本からそのことを知らされた寅子は優未が訪ねそうな登戸の猪爪家を思いつきますが、騒ぎが大きくなってしまうことを考えて連絡はさけました。

 

そして寅子が困り果てているところに轟から電話がかかってきたのです。

 

何と優未は上野にある山田轟法律事務所に助けを求めていたのでした。

 

事務所にいた轟と遠藤とよねに暖かく迎え入れられた優未は、星家を飛び出した経緯を打ち明けて言います。

 

“私、どうしても謝りたくない、、、”

 

否があるのどかに怒りをぶつけてはいけない理由について皆に訊く優未。

 

するとそんな優未に遠藤が微笑みながら話かけます。

 

“怒っちゃいけないことなんてないよ”

 

そう口にした遠藤は、責任は自分自身で背負う必要があると言葉を続けたのです。

 

“口や手を出して何の責任も負わないような人には、どうかならないで欲しい”

 

すると素直にその言葉を受け入れた優未。

 

“わかった”

 

“考えてみる”

 

そのとき連絡を受けて急いで事務所にやってきた寅子は遠藤と優未のやり取りをこっそり立ち聞きしていて心が震えます。

 

そして大げさなに拍手をしながら寅子は部屋に入っていき、優未を強く抱きしめたのでした。

 

こうして優未は寅子と一緒に星家に戻ることにします。

 

家について玄関のチャイムを鳴らすと急いで扉を開けてくれたのはのどかでした。

 

“優未、、、ごめんっ”

 

あのときは自分が仕事で失敗してしまい百合の前で笑顔を繕えなかったと心情を明かしたのどか。

 

一方で頭をさげたのどかから謝罪された優未も落ち着きを取り戻して謝ることができたので、今回の騒動は一件落着したのでした。

 

やがて原爆裁判で当事者尋問が行われる日が近づいてきます。

 

前日に被爆者の吉田ミキが広島から山田轟法律事務所にやってきました。

 

気丈に強い覚悟を持ってやってきたと話す吉田でしたが、恐怖や葛藤と闘って法廷に立とうとしていることに気づいたよね。

 

“声をあげた女にこの社会は容赦なく石を投げてくる”

 

“傷つかないなんて無理だ”

 

“だからこそ、せめて心から納得して自分で決めた選択でなければ、、、”

 

何と法廷を明日に控えてよねは吉田に辞退を促したのです。

 

すると吉田は涙ながらに話し始めます。

 

“伝えたい、聞いて欲しい”

 

そう口にしたものの続けて心情を明かしたのです。

 

“こんなに苦しくって、辛いって、、、”

 

そんな吉田に向かってよねは別の形で思いを届けようと伝えて励ましたのでした。

 

吉田ミキが原爆裁判の法廷への出廷を辞退したことで、原告側の当事者尋問は中止になります。

 

そして当事者尋問の代わりに吉田の想いが綴られた手紙が轟によって代読されたのです。

 

そこには、吉田が21歳の時に被爆し体の広い範囲に火傷を負ったことや、そのために生まれたばかりの娘にお乳をあげられなかったことが書かれていました。

 

さらにそれ以降に3度も流産したことで夫から見捨てられたことも明かされたのです。

 

そんな壮絶な人生を背負った吉田は訴えつづけます。

 

“ただ人並みに扱われて、穏やかに暮らしたい”

 

“それだけです”

 

そして手紙の最後は、助けを求める相手は国以外に誰がいるのかという問いかけで締めくくられていました。

 

吉田ミキの手紙は法廷にいた誰もの法廷にいた心を打ち、寅子も裁判官席で寅子は湧き上がる悲しみや怒りを必死に堪えていたのです。

 

こうして長きに渡った原爆裁判は翌年の3月の最終弁論を持って、言い渡される判決を待つばかりとなったのでした。

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<虎に翼 第23週114話の感想>

 

事務所で遠藤が優未を諭すようすは教師のようにも思えました。

 

でもそのこともあって仲直りが出来て良かったです。

 

それにしても吉田ミキに寄り添うよねは寅子に対してとはまったく違う人のように思えませんでしたか。

 

弱者に寄り添うよねの中にある優しさを久々に見たように思えましたね。


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