今回は『虎に翼』の116話(第24週)9月9日月曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【少年部長となった寅子】と題して第24週116話をお送りします。
月日がながれて昭和43年を迎えると、寅子は家庭裁判所少年部長になります。
上司は家裁所長の久藤で、桂場は司法の頂である最高裁長官に昇りつめていたのでした。
<虎に翼 第24週116話のあらすじ>
原爆裁判は国側の勝訴で幕を閉じましたが、世界で初めて原爆の使用を違法とした判決は世界中から注目をあびました。
そして被爆者に対しての支援を国が法制化するきっかけのひとつとなったのです。
そして8年にも渡って取材しつづけた内容を『原爆裁判』という本にまとめようとしていた記者の竹中はしみじみと寅子に話しかけます。
“まあこれで俺も、、、”
“また、どこかでな”
一方で岩居と轟とよねは山田轟法律事務所で雲野弁護士の遺影に裁判結果を報告していました。
そして原告たちへの負担も考慮して控訴しないことを決めていたのです。
そして爆者救済の立法を求める活動『原爆被害者救済弁護団』を結成し、原爆の被害者たちの支援を続けることにした岩居と轟とよね。
寅子は星家に戻ってからも自問自答を繰り返していました。
“できることはやった”
“でもこれで原告の被爆者の方々が救われたわけじゃない、、、”
原爆裁判の判決が正しかったのかと葛藤していた寅子。
するとそのようすを見ていた航一が寅子を励まします。
“上げた声は、判例は決して消えない”
そして星家の大きな心配事となっていた認知症の百合は、それから2年後に天国へと旅立っていったのです。
原爆裁判の判決が下されてから5年の月日が流れときは昭和43年を迎えていました。
そのころになると”家庭裁判所の父”とまで称された多岐川は、癌を患ってしまい手術をした後に自宅療養を続けていました。
ある日のこと寅子が多岐川を見舞いにいくと、そこで汐見家の問題を知らされます。
汐見と香淑の娘で学生運動に没頭する薫が、母親が朝鮮人であることを知って親に当たるようになっていたのです。
“自分の生まれた国が、自分の血が恥ずかしいって思ってたってこと”
“信じらんない”
“加害者側に立って今までずっと見て見ぬふりしてきたってことじゃない”
“最低だよ”
娘を守るために日本人になった香淑は、薫の態度に心を痛められていたのでした。
昭和44年正月になった猪爪家の家族も集まってきた星家では賑やかな時間がながれます。
そのころになると甥の直人は大学の同期で弁護士となっている瑞穂と結婚して、横浜地裁で判事補をしていました。
サックス奏者として自立して全国を飛び回るようになっていた直治。
また優未は大学院で寄生虫の研究をしていたのです。
航一の長男である朋一は直人より先に判事補になっていて最高裁の事務局で働いていました。
そして朋一は妻である真紀との間に朋成を授かっていて、自分の実の孫のように可愛がっていた寅子。
のどかとはいうと銀行で働きながら独身生活を謳歌していたのです。
そして寅子は東京家庭裁判所の少年部長として家裁所長である久藤のもとで働いていました。
そして桂場は司法の頂である最高裁長官に就任していたのでした。
虎に翼24週117話【桂場が最高裁長官に就任,学生運動激化で薫が逮捕
<虎に翼 第24週116話の感想>
原爆裁判の間、寅子はよねや轟と会いたくても合えませんでしたね。
8年にも及んだ裁判が結審したことで、かつての同胞とやっと会えたときは感慨深かったでしょうね。
そして一気に5年もワープして昭和43年になると、すっかりようすが変わってしまいます。
病気療養中の多岐川も心配ですが、汐見家の家族問題も気になりますね。
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