ネタバレ虎に翼10週【花岡が餓死!理由は?ライアン久藤登場

「虎に翼」第10週のストーリー

1947年3月、新たな時代の到来を感じた寅子は、新憲法が施行される前に法曹会館へと足を運びました。そこで寅子を迎えたのは裁判官の桂場等一郎でした。寅子は自分を裁判官として雇ってほしいと強く申し出ますが、桂場はその提案を受け入れません。

その時、裁判官の久藤頼安が現れます。久藤は寅子に名刺を手渡し、「ライアンと呼んでください」と微笑みます。久藤は『民事局民法調査室』の主任として、新憲法に基づく法改正作業に従事していました。

寅子は裁判官としては採用されませんでしたが、久藤の信頼を得て、彼の下で働くこととなりました。久藤はアメリカに詳しく、周囲からは「変わり者」と見られていました。

寅子は法律関連の仕事を手に入れ、すぐに民法の親族編と相続編の改正作業に取り組みます。この改正では、結婚や相続における女性の地位向上が目指されていましたが、GHQが推進する女性の解放と日本の現状との間には大きな隔たりがありました。

虎に翼のTポーズ　これから見れなくなるなんて……

寅子は、政治団体や労働団体から民法改正に対する意見を集める中で、自分が一歩引いてしまうことに苦悩します。忙しい日々の中、寅子は予想外の人物と再会します。それはかつて恋した男、花岡悟でした。

花岡は現在、食糧管理法違反の事件を担当する東京地裁に勤務していました。寅子は花岡との会話の中で、自分が一歩引いてしまうことに悩んでいることを打ち明けます。花岡は、「君は昔も今も、全てが君だよ。どうなりたいかは自分で決めるしかない、本当の自分を忘れないで」と寅子を励まします。寅子は花岡の言葉に力を得ました。

寅子は、法改正審議会で意見が対立していました。女性の権利向上の必要性を説く穂高教授と、保守的な神保が意見をぶつけ合い結論が出ません。寅子も思うところがあるものの、気が引けて意見を発することができません。

そんな中、休憩中に穂高が寅子のために家庭教師の職を見つけてきたと声をかけました。穂高は寅子を法律の世界に誘ったことを悔やんでいたのです。

しかし寅子は声高に反論しました。「私は無理に法律を学び続けたわけじゃない。好きでここにいるんです！」自分の言葉で目が覚めた寅子は、再開された会議で自分の意見をハッキリと口にします。次第に寅子は以前の自分を取り戻していったのでした。

虎に翼 ネタバレ10週　花岡が餓死！！

虎に翼 ネタバレ10週まとめ感想

寅子が法律の世界で職を見つけ、かつての自分を取り戻す第10週の「虎に翼」は、物語の勢いを感じさせるエピソードでした。寅子の強い意志と、彼女が自分の意見をきちんと伝える姿を楽しみにしています。