朝ドラ カーネーションの8週ネタバレあらすじ
の1話ごとの詳しい内容です。タイトル「果報者」43話から48話まで
カーネーション8週ネタバレあらすじ[果報者]
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カーネーション朝ドラネタバレあらすじ最終回までキャスト相関図
第43話
ハルと二人だけの生活がはじまると聞かされた糸子は玄関先に置かれていた板状の荷物に被せられていた布をめくってみます。
すると『小原洋裁店』と書かれた看板が糸子の目に飛び込んできたのです。
傍らにいたハルがそれが善作のけじめの付け方だと言って黙って受取るよう糸子に促します。
そんなハルに善作と千代がどこにいったのかと訊く糸子。
するとハルは善作たちが神宮寺の伝手で隣町である大松町で質屋の雇われ店主になったと教えてくれたのでした。
ハルはそこは住居もついているからこの先は自分と糸子だけが食べていけることを考えればイイと言います。
ところが家族がバラバラになるのは嫌だと涙ぐんでしまう糸子。
そんな糸子をみてハルは善作はずっと娘に食わしてもらうことが辛かったと言うのでした。
夜になって雪が降る中を千代が訪ねてきます。
糸子のことが心配になった善作は自分たちの引っ越しが一段落したとき千代に様子見にいくよう命じていたのです。
やってきてくれた母親の顔を見た糸子は、善作が置いて行った看板を喜んでもらうことにしたのでした。
しばらくした桜が咲いたころに、糸子は商店街の人達が見守る中で『小原洋裁店』の看板を掲げます。
するとそこに酒を持ってかけつけた善作は糸子との言葉はそこそこに木之元たちに呑もうと誘ったのでした。
ところが開店はしてみたものの、客足はさっぱりとなってしまった糸子。
しかも糸子を探してやってきた生地屋の客たちは裁断だけを頼むありさまだったのです。
そんなある日のこと、神戸から松坂正一がやってきました。
ハルが家のなかへ案内しようとしますが、正一は糸子をコーヒーを飲みにでかけようと誘います。
そして勘助の友人が営んでいる喫茶店に向かった正一と糸子は、川本が待っていた席へと案内されたのです。
緊張していたマスターの佐藤平吉のようすに違和感を覚えた糸子は自分がニコニコしながしいる正一と川本から見られているのも気になるのでした。
第44話
正一は自分が市場調査した際にロイヤル紳士服に入ったと話し出します。
その時に話をしたのが川本で、話題が洋服のことに及んだ際に先日まで腕のイイ職人いたと聞かされていたのです。
その辞めた職人というのが何と糸子だったと笑った正一。
それを聞いた糸子は残念だけど自分は店の看板をあげたばかりなのでロイヤルには戻れないと告げます。
ところが正一はそういう話でないと否定して言葉を詰まらせてしまったのです。
すると糸子の顔を見に来たと口にした川本が言葉を続けようとします。
ところが正一が物事には順番があると言ってそれを遮ったのでした。
別に日に勘助と平吉が小原洋裁店にやってきて糸子に話しかけます。
結婚を申し込まれたみたいだねと話す勘助に糸子は意味が分かりません。
すると川本が糸子にベタぼれだと口にした平吉は善吉とも会って縁談の話をしたことを明かしたのでした。
その一方、売り上げが上がらない糸子は安岡髪結店にチラシをおいてもらおうと出かけていきます。
すると玉枝と八重子が自分の結婚話で盛り上がっていて疲れさせられてしまった糸子。
そんな糸子は心斎橋の洋裁屋を想像して店を改装することにして窓枠を鋸で切り始めます。
そこに奈津が駒子とあらわれて、まだ呉服店のままかと指摘さててしまったのでした。
しかも勘助から糸子が結婚すると聞かされていた奈津。
それを否定する糸子に向かって祝言は吉田屋であげるよう言い残して帰っていったのでした。
数日後には小原洋裁店にあった格子窓は大きなガラスがはめられたショウウィンドウとなって洋服が飾られたのでした。
第45話
ある日のこと、小原洋裁店に神戸の清三郎が前触れもなくあらわれ糸子を喜ばせます。
そして奥にいたハルに祖父がやってきたことを知らせようとしたとき、何と清三郎の後ろから仲の悪いはずの善作があらわれて驚かされた糸子。
数分後には小原家の小さなちゃぶ台を糸子と善作とハルと清三郎が囲んでいました。
ところが清三郎も善作もなかなか用件を話はじめません。
そして遂には清三郎が善吉に話すよう促したのでした。
すると糸子に歳を聞いた善作は、店を開いたことでもあり身をそろそろ固めろと言い出したのです。
そして川本勝の名前を口にした善作。
ところが商売を始めたばかりだと口にした糸子は結婚する気がまったくないとキッパリ言い切ります。
それでも善作は川本が糸子と結婚したがっていることを明かします。
唐突な話に戸惑っている糸子の傍らでは、善吉と清三郎とハルの3人が勝手に盛り上がっていたのでした。
困った糸子は八重子に相談することにします。
すると八重子は自分のときも似たような話だったと親に勝手に決められたことを明かしてくれたのです。
美容師になりたかった八重子は周囲から髪結いなら美容院を始めても文句は言われないと言って説得されていたのでした。
それからというもの、糸子の周りは結婚ありきで盛り上がっていきます。
ハルは前にやってきた川本だと喜ぶし、花嫁衣裳姿がみたいと電話してくる神戸の貞子。
糸子は街を歩けば通行人から祝いの言葉を賭けられたのでした。
まるで晒し物のようだと嫌気がさしてきていた糸子が祝言の日を間近に控えていたある日、小原洋裁店の前にリアカーを引く男があらわれます。
糸子が声をかけると、白髪混じりのその男は無茶な話だけれど頼みたい仕事があると何回も頭を下げたのでした。
第46話
店先にやってきた白髪混じりの男から翌日までに300坪のテントを縫い上げてほしいと糸子は頼まれます。
誰もが無茶だと思うその依頼を何と糸子は自信たっぷりに引き受けてしまったのです。
そしてすぐに閉店の張り紙をだした糸子にハルは祝言を控えているのに無茶だと身体のことを心配します。
ところがテント生地は重くて厚かったため悪戦苦闘を強いられた糸子。
ミシンの針は何回も折れてしまうし、膨大な量を縫い上げるためにミシンを踏み続けたことで糸子の膝は悲鳴をあげます。
そして朝方に300畳のテントを完成させた糸子でしたが、酷使したことで膝を痛めて固まっていたのでした。
慌てたハルは木岡履物店に駆けこんで助けを求めます。
木岡保男に背おられて医者に連れていかれた糸子でしたが1週間はミシンを踏むなと言われてしまったのでした。
その一方で神戸から糸子の花嫁衣装選びをするためにやってきていた貞子は納得できるものが見つけられずに糸子も何度む呉服屋に足を運びことになります。
そのうえに止められていたにもかかわらず糸子は仕事でミシンを踏んだため膝はますます悪化してしまったのでした。
しかも病院に行った糸子は看護婦の格好をみて制服を洋服にすべきだと医者に向かって進言したのです。
看護婦の征服まで受注してしまった糸子でしたが、納品は祝言の日の翌日を指定されてしまいます。
痛みに耐えながらミシンを踏み続け、祝言当日も看護婦の制服を作っていました。
ハルと千代を先に行かせて仕事を続けた糸子は、夕方になっても吉田屋に姿をみせません。
しびれを切らした奈津が洋品店に迎えに行くと、何と糸子は膝を抱えて床にうずくまって動けなくなっていたのでした。
第47話
近所の戸を叩くも留守だったため奈津は糸子を背負って吉田屋に向かうことにします。
途中で糸子に文句を言いながらは貸しは倍にして返してもらうと告げる奈津。
その頃、祝言の席にいたハルと千代は糸子が来る前に祝言が終わってしまうと心配します。
玉枝から迎えにいくよう言われ勘助が吉田屋から出ようと扉を開けたとき、そこに奈津に背負われた糸子がいたのでした。
そんな糸子に婚礼衣装はと訊く八重子。
すると忘れたことに気づいた糸子に奈津は自分が着れなかった婚礼衣装を貸すと言い出します。
そして思いつくだけの言葉を並べて糸子を罵倒した奈津。
こうしてすっかり遅くなってしまった糸子でしたが、誰からも咎められることなく心から祝ってもらえたのでした。
翌朝になって10時に納品があった糸子が目を覚まして襖を開けるとそこに勝が寝ていて、自分が祝言をあげたことを思い出します。
そんな勝は膝を痛めている糸子に代わって自分が納品してくると申し出てくれたのです。
そんなやり取りを傍で聞いていたハルは若い男が家にいる生活を喜んだのでした。
その一方で糸子が勝と別の部屋で寝たことをしって苦言を呈したハル。
しかしお互いに気を遣いあわないようにしたと糸子が言い訳するのを勝はニコニコしながら聞いていたのでした。
第48話
糸子が結婚して2カ月がすぎると昭和10年の年が明けます。
そのころになると2人だけだった小原洋裁店は3人での生活が普通になり勝も2階で紳士服を始めていました。
そのせいもあって店には男性客も訪れるようになり名前も知れ渡ってきたのでした。
ところがハルは糸子と勝の夫婦生活のことが気にいまだに入りません。
そして勝は夫であって雇い職人ではないと苦言を呈するハルは同じ部屋で寝るようにして夫婦の話をしろと告げたのでした。
その日の夜から布団を並べて寝ることにした糸子と勝。
そして糸子は自分は仕事好きだから儲かって金ができてきも仕事は辞めないと宣言します。
その一方で普通の主婦がするような家事は一生できないかもしれないと伝えた糸子。
すると勝はロイヤルで見た糸子が愚痴も言わずに手を抜かない働きぶりと周囲に左右されることなく自分の好きなことをやり抜く姿勢に惚れ惚れしたと返したのでした。
そしてそれから2年後に店名を『小原洋裁店』から『オハラ洋装店』に変えた糸子。
店名がカタカナになったことを知って善作は面白くありません。
ところがそのころになると店は繁盛していて数人の女性縫子と静子を雇っていたのです
そんな糸子に店は”おでき”と同じで急に大きくなると潰れてしまうから事をせくなと助言する善作。
そして糸子の大きなお腹を見て生れてくる孫のことを気にするのでした。
しばらくして糸子は長女である優子を出産します。
育児は考えていたより大変でしたが、何と孫にメロメロの善作が子守を買ってでてくれて助かった糸子。
9月になると糸子は仕事を終えたあとで優子をおぶって散歩するようになっていました。
そんなある日、いつもの様に糸子が散歩していると浮かない顔をして自転車に乗っていた勘助と出会います。
また女にでも振られたか、菓子屋の店主に愛想つかれたかと勘ぐった糸子。
すると勘助は重い口を開けて自分に”赤紙”がきたと言うのでした。
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