この記事はBSで再放送される”おしん”のあらすじネタバレです。
2019年4月22日から4月27日の再放送19話から24話の内容です。
<おしん19話から24話の簡単あらすじ>
俊作を目の前で射殺されたおしんは憲兵に取り調べを受けますが何も話しません。
俊作が単独だとして釈放されたおしんに実家に戻ります。
なかとふじは歓迎しますが作造はおしんに冷たく当たります。
あるひ、作造がブラジル移住を言い出しますがなかの自殺未遂で立ち消え、代わりにふじが出稼ぎに行くことになってしまいました。
ある日、りきが酒田の米問屋での子守奉公の話をおしんに持ってきます。
2年間の酒田で奉公の前にふじに会いたいおしんは銀山温泉にふじを訪ねるのでした。
<おしん19話から24話のあらすじ>
おしんを助けてくれた俊作がおしんの目の前で射殺された。
おしんは悲しむ暇もなく兵隊に連れ去られます。
詰所のような場所で取り調べを受けるおしん。
居た場所に聞きたがる憲兵ですが、他の憲兵がひとりで住んでいたようだと言うとおしんを開放します。
俊作に手を合わせる事もできずに放りだされたおしんは村に向かって歩き始めます。
なんとか家の前にたどり着いたおしん。
良く帰ってきたと言うふじに家に入れる必要はないと言う作造。
来た道を戻ろうとするおしんに作造が落ち着くまで納屋で待てとふじが言います。
ふじがふとんと食事を持ってきます。
作造はふじを見て見ぬふりをしています。
なかもやってきてお世話になった人に挨拶に行かなければと言います。
「挨拶に行く必要はない。もう死んでしまった‼」
翌日、仕事に行った作造が血相を変えて帰ってきます。
「おしん‼おまえ脱走兵と逃げていたのか?」
恥知らずと作造に殴られたおしんは飛ばされて気を失ってしまいます。
ふじはおしんの看病をします。
親の顔に泥を塗る様な子供は家には置けないと言う作造に、この歳で口減らし奉公に出した親の責任だとふじが歯向かいます。
おしんは痛む傷を我慢しながら家事の手伝いをします。
そこへよその子供がやってきます。
「脱走兵と一緒にいて何故殺されなかった?死に損ない‼死に損ない‼」
なかが子供たちを追いやり庄治に文句を言ってこいと言いますが、おしんのせいで迷惑していると言うこと聞きません。
おしんが納屋のなかでハーモニカを吹いていると松造があらわれます。
誰かに見られない場所に移って俊作のことを松造に尋ねるおしん。
「俊作兄ちゃんは大悪人なのか?」
俊作は違うと松造が知っていることを話してくれるのでした。
自分が俊作に助けてもらわなければ死なずに済んだのにと言うおしんに俊作も自分もおしんが来てくれて嬉しかったのだと、、、
松造の話を聞いて俊作が教えてくれた戦争に反対しろと云う意味が理解できたおしんでした。
また来て欲しいと云うおしんに首を横に振る松造。
「雪の下の竹のようにどんなに重くても跳ね返していきて行くんだ‼」
松造は山を降りてどこかに行く前におしんに俊作のことを伝えておきたかったのです。
おしんと旅を続けている圭は8歳のおしんの経験に驚きます。
そして昔は勉強したくても出来ない時代であった事を認識したのでした。
雪が溶けた頃、姉のはるが年季明けで帰ってきます。
家にずっといるのかと訊くおしんに製糸工場で働くのだと答えるはる。
奉公より金になると作造が決めていたのでした。
「すまない‼頼りにしてしまって‼」
大変だと云う噂もあるが寄宿舎で花嫁修業もできるのだと明るく話すはるです。
でも、ふじは製糸工場だけは行かせたくなかったと心配しています。
作造は家でいくら働いて銭にはならないとおしんの見たのでした。
夜、ひとり納屋でハーモニカを吹くおしん。
そこにはるがやってきます。
おしんははるにハーモニカや読み書きができるようになったと話すのでした。
はるはおしんに石盤と石筆を買え懐から銭を取り出して渡すのでした。
子守の合間に買ったばかりの石盤と石筆で俊作への手紙を書き始めたおしん。
夏のある日、おしんは作造に石盤と石筆が見つかってしまいます。
何をしているんだと怒った作造はそれを投げつけて出て行ってしまいます。
今年は不作で作造も気が立っているのだとふじはおしんをなだめるのでした。
そんなある日、おしんはふじによばれます。
「お父っさんから大事な話がある‼」
また何かで怒られるのではと不安になるおしん。
作造はここでいくら仕事をしても埒が明かないからブラジルへ移住すると唐突に言いはじめます。
ずっと守ってきた土地を手放す事にふじが反対するとどうにもならなかったと反論する作造。
具合の良くないなかだけは作造にお弟に預けるといいます。
なかが一緒にいくならとふじは言いますがなかは今更知らない国には行きたくないと、、、
誰もが目を離した隙になかの姿が見えなくなってしまいます。
慌ててなかを探し始めたおしんです。
おしんは道端で会った人になかを見なかったかと訊きます。
「婆ちゃんなら川の方に行ったぞ‼」
岩の上から飛び込もうとするなかを見つけて寸前のところでおしんは留めさせました。
なかの看病をしながら自分はブラジルには行かないと言い出すおしん。
ふじもなかを置いてまで移民はしないと作造に反対します。
ふじは自分も働きに出ると言い出しますが、作造は女にどれだけ稼げるというのだと捨て台詞を吐いて仕事に出掛けていくのでした。
ふじはおしんが看病しているなかのところに行きます。
「もう二度とあんな馬鹿げたまねはしないで欲しい‼」
おしんはこの時に貧乏の惨めさを嫌というほど思い知らされていました。
その後、作造の口からブラジル移民の話がでることはなくなり代りにふじが出稼ぎに出る様になったのでした。
ふじがすみに乳をやりながら荷造りをしています。
そこにりきが入ってきました。
「急がなくて良い‼これが飲み納めになるのだから、、、」
そしてすみをりきに渡してよろしく頼むとふじは言います。
「辛いだろうけど大きな家で貰ってもらえるので何も心配はいらない‼向こうも自分の子供として育てるつもりだから行き先は敢えて教えない‼」
すみがりきに引き取られていった夜、自分も明日にでも出ていくと言うふじ。
ふじは銀山温泉の旅館で女中をすることになったのでした。
次の朝、ふじは銀山温泉に向かって出て行きました。
温泉女中とのことですが、おしんにはふじの仕事がどんなものか知る術もありませんでした。
見送りから帰ってきたおしんたちは迎えてくれたなかに言います。
「母ちゃんが出て行っても子供たちが泣かないでいられるのは婆ちゃんがいるから、、、」
おしんと一緒に旅行を続けている圭が旅館でおしんの肩を揉んでいます。
「僕が色々聞くからうるさく無い?」
そう言う圭におしんは肩も揉んで貰えるし何かと役に立って得ると言います。
「何より話相手がいる事は良いことだよ‼」
杉の苗を植えた年の冬の初めに新しい奉公先が見つかって嬉しかったと思い出します。
米5俵で2年間の奉公だったと言うおしん。
「2年も働かされて米5俵はなんで今の価値観では理解できないね⁉」
圭は怪訝そうな顔をしています。
りきが酒田の米問屋で子守を探しているとの話を持ち込みます。
作造はひとり呟いたのでした。
「米5俵か、、、⁉」
なかはおしんの奉公を心配しますが酒田への奉公が決まります。
酒田に行く前にふじに会いに銀山に行きたいと言い出すおしん。
でも、なかも作造も反対するのでした。
「子供が行けるところではない‼」
翌日、旅支度をしてひとりでかけて何とかふじと再会できたおしんでした。
店では女将が配慮してくれてふじとの時間を作ってくれます。
そして酒田へ2年の奉公にでることを報告したのでした。
でも、おしんにはふじがここでどんな仕事をしているのかはわかりませんでした。
二人並んで寝る親子。
ふじはおしんの頭をなでながら呟きます。
「お前だけは奉公に出したくなかった、、、」
<おしん19話から24話感想>
俊作が何故射殺されなければならなかったのか理解できないおしん。
おしんが戻った谷村家は相変わらず超貧乏です。
ひとり増えるとその食い扶持をどうやって確保するのかが日々の生活の最重要事項になっていますね。
作造が言い出したブラジル移住は資金的に実現可能なプランだったのかが気になります。
ふじが出稼ぎに行った銀山温泉での酌婦とはどんな仕事なのかおしんは知る由もないですよね。
おしんが奉公にでると云う酒田の米問屋とはどんな人たちが待っているのでしょうか。
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