この記事はBSで再放送される”おしん”のあらすじネタバレです。
2019年4月29日から5月4日の再放送25話から30話の内容です。
<25話から30話の簡単あらすじ>
おしんは酒田での奉公が始まる前にふじに会いたくて銀山温泉にひとりでいきます。
一夜をふじとすごしたおしんは酒田へ向かおうとした時に目に留まったこけしを母だと思えと貰うのでした。
加賀屋での奉公の話は決まった話ではなかったので店先で帰れと言われる。
結局、くにの裁量で奉公が決まったおしん。
一生懸命働くおしんはくにに可愛がられますが、跡取り娘の加代の反感を買ってしまうのでした。
本を盗んだと言われ、ハーモニカを巡って加代と取っ組み合いをしておしんは加代に怪我を負わせてしまうのでした。
<おしん25話から30話のあらすじ>
次の朝、おしんは早起きして酒田に向かおう準備をしていると女将が握り飯とお菓子を持ってきてくれます。
店を出ようとした時に飾ってあるこけしに気付いたおしん。
「母ちゃんに似ている、、、」
するとふじは女将と何やら話した後でおしんに言います。
「もっていけ‼母ちゃんの代わりだと思って、、、」
おしんは荷馬車から最上川を下る船に乗り継ぎ酒田に着いたのでした。
「こんにちは、こちらで奉公させてもらうおしんです。よろしくお願いします。」
何やら様子がおかしい加賀屋の人たちです。
2年間の子守の奉公で、米5俵の条件だとおしんが言いますが、誰が子守を頼んだのかともめています。
その頃、山形の実家にりきがきています。
おしんがひとりで酒田に向かったと聞いて未だ決まった話ではないのにと戸惑うおりき。
おりきは明日にでも酒田に行ってくると言って帰ったのでした。
加賀屋では奥でくにと清太郎とみのが話をしています。
さんざん待たされたおしんは、船賃を渡され山形に帰れといまれたのです。
必死にお願いするおしん。
でも、このうどんを食べ終わったら帰るようにとおしんを残して奥に行ってしまうふたり。
奥で、くにが言い出します。
「あの女の子をここにおいてやれ‼このまま返したら可哀そうだ‼」
くにはそう言うと明日にでも若い衆に米5俵を持って行かせろと命じたのでした。
うどんを食べているおしんにみのが話かけます。
「ここで働いてもらうことにしたから一生懸命に働け、、、」
おしんは何回も何回もお礼を言うのでした。
みのに加賀屋の皆に紹介されるおしん。
くに、清太郎、加代、小夜
そしてふたりの奉公人のきくとウメ。
何もかもが珍しくて驚くおしん。
部屋に通されてその立派さに驚き、みのが加代の下がりだと着せてくれた着物にも驚くのでした。
次の朝、早起きして仕事を探すおしん。
後から起きてきたウメに子守だけでは申しわけないので飯炊きは自分に任せて欲しいと頼むおしん。
なおも仕事を探すおしんです。
おしんは小夜の子守役として加賀屋においてもらえることになりました。
それがくにの裁量によるものだと云う事をおしんは知る術もなかったのです。
米5俵に値する働きをしなくてはと子供心に思うおしん。
加代をみているとおしんは自分との違いに戸惑うのでした。
おしんはきくと朝食を食べています。
腹いっぱいに奉公人に食べさなければ良い仕事ができないと言うのが加賀屋の考え方だと話すきく。
くにはおしんを倉庫につれていって様々なことを教えます。
加賀屋が商っている米は小作たちが一生懸命つくったものを地主を介して集まってくるのだと、、、
帰りがけにりきから声を掛けられたおしん。
りきはおしんが働けるようになったことを喜びます。
「加賀屋は酒田でも有数の規模で奉公人を大切にしてくれることで評判だから良かった、、、」
その後、りきはおしんの実家に行って自分で見た様子をなかとふじに伝えます。
可愛がってもらっていること、腹いっぱい麦飯を食べさせてもらっていること、、、
同じ年頃の女の子と、生まれたばかりの女の子がいること、、、
おしんは俊作にまた奉公にでたことを手紙に書いたのでした。
奥の部屋での朝食時のことです。
加代が男の子に虐められるから学校に行きたくないと言い出すと、虐められたら虐め返せとくにが言います。
反論する清太郎にくには続けます。
おしんは我慢することを知っている、それは人にとって大切な事だとくには言い返し、おしんに負けているようでは情けないと続けます。
それを聞いた加代は言います。
「はやくご飯をよそってくれ‼おれは今日からひとりで学校に行く‼」
おしんは黙って覗いた加代の部屋から本を勝手に持ち出してしまいます。
本が無いことに気付いた加代はおしんが盗ったと言い出します。
そしておしんは本を持ってるところを加代に見つかります。
借りただけだと云う言い訳が通る筈もなくおしんは盗人扱いされてしまいます。
奥の部屋で本の事をくにに報告している清太郎とみのと加代。
くにがおしんを呼んで来いといいます。
その頃、おしんは外で呆然としています。
ただ、その本が読みたかっただけだが軽率だったことを後悔していたおしん。
そして、家に帰される覚悟を決めていたのでした。
きくがおしんを呼びにきます。
「大奥様がお呼びだ‼」
くにはおしんに訊きます。
「本を盗むつもりだったのか?」
おしんは読んだら返すつもりだったと、、、
「何故、誰かに言わなかったのか?」
本があった部屋に入る事をきつく禁じられていたから、、、
「読めないのに?」
自分は読めると言うおしんに、くには本を渡して読ませます。
すらすら読むおしんに驚かされたくにと加代。
「おしん、お前の言っている事は本当だ‼それだけ読めれば本が読みたくなる気持ちはわかる、、、これからは人に疑われる事は絶対にするな‼」
その後、くには加代の本をおしんに読ませてやれと言いつけたのでした。
加代は悔しくて部屋で本を読み続けます。
そんな様子をくにに伝えて奉公人と比べるのは如何なものかとみの。
「そのくらいの負けん気と根性がなければ加賀屋の跡取りにはなれない、、、」
ある日、清太郎が俊作射殺の噂話を聞きつけてくにに相談します。
脱走兵と一緒にいたと聞いて驚くみのですがくには動じません。
「そんな終わってしまった事をとやかく言うんじゃない‼」
おしんがハーモニカを吹いていると加代が寄ってきて譲ってくれと言います。
貸すのは良いけど譲れないと言うおしんに金は出すと言う加代。
加代がハーモニカを投げつけたのを切欠に取っ組み合いになるふたり。
その時、加代は頭を柱にぶつけて気を失ってしまったのです。
くにがやかんで水を掛けると気がつた加代。
清太郎は激怒しておしんを殴ります。
それを止めるくに。
医者が来てコブができただけで全く問題ないと言う看たてます。
医者は街では喧嘩やコブぐらいは親も放っているが加賀屋の跡取り娘だから大騒ぎも仕方ないと、、、。
おしんのところにくにがやってきます。
おしんにも理由があると思うが加代と相性もあるから此処には居ない方が良いと、、、
家に戻りたくないなら他の奉公先を探すと、、、
おしんはススキの穂でミミズクを作って詫びの気持ちとして加代に届けくれるようウメに頼みます。
それを見た加代は呟きます。
「おしんは何でもできるんだなぁ、、、」
そして、ウメからおしんが暇を出されることを訊いて飛び起きます。
さっそく新しい奉公先を探したくに。
「回船問屋の川田屋さんがすべてを分かったうえで引き受けてくださった、、、分からずやばかりの此処より働きやすいだろう、、、」
そこに加代が飛び込んできて、おしんを此処においてくれと頼み始めたのでした。
おしんは悪くなく自分が悪かったこと。
おしんは自分が知らないことをたくさん知っていること。
おしんは本気で自分と喧嘩をしてくれたこと。
なにより自分がおしんが好きなこと。
くにはそう言う加代を抱きしめます。
その頃、おしんは新しい奉公先がどんなところか不安に思っていたのでした。
≫おしんあらすじ31話再放送【くにから手習いをおしん加代と姉妹の様に
<おしん25話から30話感想>
鬼のようなひともいれば仏のようなひともいます。
ふじの店の女将も何かとおしんに良くしてくれましたね。
加賀屋のくにはおしんの中に何かを感じたのかも知れません。
おしんを通して何かと加代の闘争心を煽ります。
おしんには負けたくないと云う気持ちは何時しかおしんを好ましく思う気持ちも育んでいましたね。
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