この記事はBSでも再放送されている”おしん”のあらすじネタバレです。
今回はおしん第280話のあらすじ詳細を紹介します。
<前回のあらすじ>
昭和43年の正月、田倉家に新年の挨拶にきた希望は圭を家に連れて帰ろうとします。
それを聞いた仁は、自分の大切な時期に圭の面倒を見乍らでは集中できるはずがないと反対します。
圭と一緒に暮らしたいなら再婚を考える方が先だと言う仁に、おしんは人のことより自分の考える事の方が先だろうと突っ込まれます。
そして、希望は圭が寝ている間に仁に送ってもらって帰ることにします。
それからおしんは初子に話しかけます。
おしんは希望と一緒になることを考えた自分が初子を傷つけてしまったと謝罪したのでした。
初子も百合のことを想い続ける希望のもとには嫁にいけないと思っていたと言います。
おしんは希望がおしんの望みを聞いてくれたら、すべてが上手くいくと目論んでいましたが、うまくいかなかったのでした。
でも初子は、田倉にこさせてもらって家族同様に育ててくれたことに感謝しており、不幸なんて思ったことはないとおしんに告げます。
一方、家に戻ってきた圭は希望が作陶している傍らでひとり遊んでいます。
弟子は自分が圭の相手をすると言いますが、希望は自分の顔が見えていれば安心してくれるとそれを断ります。
その年、希望は自分の窯に初めて火を入れたのでした
また、スーパー田倉も4号店と5号店を続けてオープンさせます。
さらに6号店の土地を買い上げを推し進めようとする仁。
そして仁はその年の9月に6号店を強引に出店したのでした。
しかし、そんなある日、仁の息子の剛が警察に補導されたとの連絡が飛び込んできました。
<第280話のあらすじ>
仁はおしんの心配をよそに次々にチェーン店を増やしていきます。
高度成長の波は仁の思惑通りに短期間にスーパーたのくらを急成長させたのでした。
6号店もオープンして店舗展開は順調であったものの、仁の家庭には歪が生じていました。
仁の息子の剛が警察に補導されたことを知ったおしんは仁にどうしてそんなことになったのかを考えろと正します。
しかし、仁は保護者が迎えにいけば返してくれるのだからと問題にしていませんでした。
初子も仁と道子がうまくいっていないから、剛が警察に補導されるようなことをするようになったのではと心配します。
そうしておしんは仁の家に乗り込むことにしたのでした。
「仁は息子で、剛は孫だから私がふたりのことを心配するのは当然の事です、、、」
仁によると剛はパチンコでかなりの金をすって、盛り場をふらついている処を補導されたのだと言います。
「人に迷惑を掛けた訳じゃないから補導された事は大した問題じゃないけど、剛にそんなに遊べる小遣いを渡していたのかい?」
おしんがふたりに問うと仁と道子は責任の擦り付け合いを始めたのでした。
ちゃんと金を渡しているから、子供の躾をするのは母親の役割だと言う仁。
金だけ入れれば夫は何をしてても良いと言うのかと反論します。
最初は子供たちの躾から始まった言い合いが、仁と道子自身の貶し合いになっていくのでした。
そして、道子は仁から酷い仕打ちを受けているからもう仁はもう諦めているのだと剛に言うのでした。
おしんが子供に父親の悪口なんて言ってはいけないと道子を正すと、自分の気持は剛しか分かってもらえないのだと言い返します。
すると黙っていた剛が口を開きます。
「俺が悪かった、、、外でいろいろあって家に戻ってくると、今度は母さんから頼りにしていると言われて、、、家庭教師を付けられて勉強させられて、、、そんな家に帰りたくなくなって、友達を誘って名古屋までパチンコをしていったんだ、、、」
すると仁が剛の話を遮ます。
「もういい、風呂でも入って少し寝たらいい、、、」
そうして剛が部屋を出ていくと、道子もその後を追ったのでした。
「母さん大丈夫だ、、、俺から話します、、、母さんの言いたいことはよくわかっているから、、、」
おしんが事務所に姿をあらわします。
「今日、仁は出られないから、、、」
そう言いながら仁の書類を辰則に渡すと禎が駆け寄ってきました。
心配そうに剛の様子を気にする禎。
「剛は心配ないけれど、、、親が悪いんだよ、、、でも今回はふたりとも懲りただろう、、、ふたりが考え直してくれたら良いのだけれど、、、」
家に戻ったおしんは初子に肩を揉んでもらっていました。
そして夫婦喧嘩も昔とは随分かわったとおしんは初子に話すのでした。
「夫婦の問題は、夫婦で解決すべきで母さんは黙っていないといけないんだろうね、、、」
そう言うおしんに初子が話します。
「もう子供たちの面倒をみる役目は終わったんじゃないんですか?」
そんな初子におしんは良い人を見つけなきゃと言いますが、初子は一生田倉に居て、おしんと竜三や雄の墓守をすると返したのでした。
あくる日、おしんが事務所にいると仁がやってきました。
「道子と話をして、母さんと同居するのが一番良いと云うことになった、、、大きな家を建てるから母さんにどんと座っていて欲しい、、、」
辰則も妙案だと賛成しますが、おしんは冗談じゃないよと言って事務所を出て行ったのでした。
<第280話の感想>
剛の内面にあるものを親の仁も道子も分かっていませんでしたね!?
おしんが心配した通り、問題は剛ではなくて仁と道子でした。
でも、おしんの世話やきの役割も終わったのではと云う初子だけが、おしんと同じ目線で物事をみることが出来るみたいですね!?
それにしても、仁と道子が導き出した結論がおしんとの同居とは驚きですよね!?
初子とふたりの生活が気に入っているおしんはどうするんでしょうね?
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