明治時代から大正時代にかけて活躍した女性新聞記者の描いたこの人気ドラマは2020年の春からBS放送で再放送が始まっています。
今回ははね駒第149話と第150話のあらすじについて紹介します。
はね駒149話のあらすじネタバレ
会社の応接室にいたのはりんの東北女学校時代の教師で初恋の相手だった松浪先生でした。
松浪とは14年ぶりの再会となったりんが感慨に浸っているところにひとりの男が応接室になだれ込んできました。
男は津村編集長の記事に抗議しようと殴りかかってきたのです。
新聞に載せられた津村の論説が勝ち戦にケチをつけたと怒ってわざわざ新聞社まで編集長を訪ねてきていました。
突然の暴漢でしたが松浪が取り押さえてくれたことで事なきを得ます。
一方、弘の不登校は親が仕事ばかりしているせいではないかと悩むヤエでしたが、鶴次からはキヨを引き合いに一概にはそうとは言えないと諭します。
それでも家のことや子供の世話を自分がやってしまうことに疑問を払拭できないヤエでした。
その頃、橘家では出かけていた徳右衛門がキヨと帰ってきて街で亡くなってしまったコトを見かけたと言い出してヤエを戸惑わせていました。
キヨは徳右衛門が街中でひとり立っていたと言うのです。
りんは新聞社で再会した松浪先生から近々アメリカに発つと聞かされていました。
そして、松浪先生を家に招待してみんなを集めることを考えたのでした。
<第150話のあらすじ>
息子の弘が小学校への不登校になっていたことが担任の訪問を受けて伝えられます。
ショックを受けたりんは何となく不登校は自分の責任ではないかと悩みます。
少しでも元気になればと一緒に居る時間をふやし会社に弘を連れていったりした結果で顔色は良くなりました。
そして、会社の応接室で偶然の再会を果たした東北女学校での恩師の松浪先生が小野寺家を訪ねることになります。
それを聞いてみどりや鶴次だけでなく里見なつやジョンソン姓になったクニも集まってきました。
鶴次にとっての松浪との再会は女学生たちとは違う重みがあったのでした。
みんなで旧交を温めているところにりんに知らせが入ります。
弘次郎もヤエも徳右衛門も受けた恩義に忘れておらず松浪に挨拶と感謝の意を伝えました。
そこに会社の三島が前触れもなく訪ね着てきました。
編集長の津村が当局から譴責処分を受けたため会社からも謹慎処分になってしまったと三島は言います。
会社では社員たちが社長宛に抗議をすることになったため、りんにも参加するようにと誘いにきたのです。
学生時代の松浪と仕事での津村というふたりの恩師を前にしてどうしたら良いのか悩むりん。
その頃、松浪は源造とりんを導いてくれたことを互いに感謝しあっていたのでした。
<第149話と第150話の感想>
嘉助が命をかけて撮影した活動写真と手記は戦争のほんとうの凄まじさを捉えていました。
それを敢えて校正せずに記事として掲載した編集長の津村は一部のひとたちから批判されても仕方ないことかもしれませんが、暴漢が襲ってくることまで想定していたのでしょうか?
真実は必ずしも賛同されないものなのかも知れません。
しかも、今度は当局からの譴責処分とは大変なことになりました。
会社も当局の意向に従わざるを得ない状況下で新聞社の社員の抗議は問題を解決してくれるのでしょうか?
スポンサード