澪つくし14週目79-80-81-82-83-84話のネタバレあらすじです😊
<第79話のあらすじ>
古川家での久兵衛の頼みを断ったかをるは帰り路で鯉沼アミを見かけます。
話を聞くと奉公していた店は潰れてしまい農家での年季奉公をしている言います。
善吉に会っていくことを勧めたかをるでしたがアミは急ぐとのことで外川に彼女が来ていたことだけを善吉に伝えることにして少しの小遣いを渡して別れます。
ようやく村議会が開催されることになり惣吉が漁師仲間を誘って傍聴にいこうとするとひとりがかをるの叔父なのに大丈夫なのかと心配します。
しかし、惣吉は毅然とした態度で漁師の生活を脅かすものは誰であろうと許さないと返したのでした。
多くの傍聴人が見守る中で名取村長は滝沢収入役にすべてを押し付けての強行採決をしようとしますが、村長反対派の面々や傍聴者たちは激怒して滝沢収入役の抗弁の機会を求めます。
そして、滝沢収入役の言い分を聞いた反村長派の面々は真相を暴露します。
次の日の夜、反村長派の面々は円徳寺に集まり集会を開き、惣吉たちもそれに参加しました。
一方、村民の不穏な動きを警戒する警察が見回りを始めていて惣吉が出かけている吉武家にもやってきます。
トネとかをるは警察の質問を巧みにかわして何とかその場をやり過ごしたのでした。
<第80話のあらすじ>
お盆休みに季節になった頃、かをるは自分に反村長派の動きについて話さない惣吉に自分が村長の姪だからからなのかと不満をぶつけます。
そして、そんな気遣いは不要で惣吉に信用されないほうが辛いと訴えたのでした。
かをるを残して惣吉が役場にでむき集会に参加します。
するとその集会で村長宅を襲うことが提案されたのでした。
一方、かをるは外川にあらわれたアミから浜で待っているので善吉に会いたいと言付けを頼まれます。
久し振りにアミと会った善吉は訊きたいことを矢継ぎ早に問いかけるもアミは何も答えず会えただけで満足だと返します。
盆踊りに誘われたアミは自分と一緒にいることで笑われると断りますが、善吉はそれを否定して自分の想いを伝えたのでした。
その日の夜、かをるが家事をしているときにツエから村長宅を襲いにいくことを知らされます。
慌てて夫のもとへいくと既にトネと口論を始めていた惣吉。
そこに割り込んで暴力だけは駄目だと訴えますが、惣吉は話し合いでは解決しないから決起すると言うのでした。
何とかして惣吉を止めたいかをるですが遂には喧嘩腰になってしまいます。
それでも、自分の夫を罪人にしたくないと云うかをるの想いは惣吉にも伝わり、最後には無茶はしないことを約束したのでした。
<第81話のあらすじ>
惣吉は動きが目立たないようにバラバラで愛宕山の頂上に集まるように漁師たちに指示をだしていました。
その頃、善吉は泣いてばかりのアミと出会っていたのです。
奉公先が辛いのかと訊く善吉に今夜限りで会えなくなると答えるアミ。
何とかわけを聞き出そうとしてもアミが何も答えないでいるときに愛宕山へ向かう惣吉たちに出くわします。
惣吉から村長宅を襲撃するから一緒に来いと命じられた善吉はアミに吉武家で待つように指示して兄の指示に従うことにしたのでした。
愛宕山の頂上に集結した村民たちに向かってリーダーの寺本が指示をだします。
人に怪我をさせないことと10分後になる円徳寺の鐘が撤収の合図であることを説明して襲撃を開始しました。
既に就寝していた名取夫婦は慌てて飛び起きて隠れます。
その間に村人たちは名取家を破壊して円徳寺の鐘とともに引き上げていきます。
しかし、暴徒化した一部の村民が村長派の議員宅まで襲い始めてしまったのでした。
<第82話のあらすじ>
しばらくして吉武家に善吉が帰ってきて夫を心配するかをるにもうすぐ惣吉も戻ってくると伝えます。
怪我の手当てを受けながらアミが吉武家には来ていなかったことを知った善吉が肩を落とします。
そこにやってきたトネが法律を破ったからには逮捕は免れないと言ったときに惣吉が帰ってきました。
惣吉はかをるに向かって自分が逮捕されれば当分の間は漁にでることが出来なくなるから、漁師たちの家族の面倒もみてやって欲しいと頼みます。
そうして久兵衛の言う事を聞いていればこんなことにはならなかったと謝罪する惣吉にかをるは自分が好きで嫁にきたから仕方ないと答えて帰ってくるのを何時までも待つことを伝えたのでした。
翌日になると警察が襲撃で怪我をした村民を次々に検挙していきます。
惣吉が外出から吉武家に戻ってくると警察が待ち構えていて昨晩の居場所について尋問されました。
それに対して正直に村長宅にいたことを明かした惣吉は騒擾罪で警察署へ連行されていくのでした。
<第83話のあらすじ>
惣吉が逮捕されて連行されていったとき、坂東家では久兵衛が朝食をとっていました。
そこにやってきた梅木から昨晩の名取家襲撃の話を聞かされた久兵衛は村長夫妻の安否を訊き返します。
わからないと答える梅木に向かって名取村長にあったら坂東家に避難してくるようにと伝言を託したのでした。
その頃、村長は記者を集めて昨晩の襲撃の件について説明して、けしからんことだと憤慨した様子を見せていました。
会見の中で自信が使途不明金の責任の一端を認めて引責辞任の考えの有無を各印された名取村長。
しかし、名取村長は自分が潔白であり辞任する意思はまったくないことを断言したのでした。
一方、吉武家では残された漁師たちが今後のことについて話し合いをしていました。
するとそこに英一郎が姉のかをるを心配して様子を見にやって、善吉から兄の惣吉が警察に連行されたことを知らされます。
事件のことを知らされて久兵衛が驚いていたことをかをるに知らせた栄一郎は姉に向かって父親に何か言付けがあるかを尋ねます。
かをるが特にないと答えると傍からトネが一旦は惣吉から離縁の話もでたがかをるは吉武家の嫁を貫くことで落ち着いたことを明かして、ふたりの仲を引き裂くようなことをしないで欲しいと伝えるよう頼みます。
数日後に惣吉は八日市の検事局に護送されることになり、途中で割って入ったかをるが後のことは自分に任せろと惣吉に伝えたのでした。
<第84話のあらすじ>
かをるたちが惣吉のところに持っていく荷物などの準備をしているところに善吉がやってきました。
漁師たちが団結して船をだすことを拒んだストライキを起こしていると伝えます。
しかし、かをるはストライキで訴えるより困っている家に少しでも水揚げを分けてやるほうが皆を喜ばせる話すと、トネもかをるの意見を指示したので善吉はそれを漁師たちと話し合ってくることにしました。
その頃、惣吉は検事から取り調べを受けて。首謀者を明らかにするように迫られますが具体名は言わずに話をはぐらかします。
惣吉は自分が法律を犯したことは認めるので村長の不正についても調査して欲しいと訴えますが、検察は被疑者の指示は受けないと聞く耳を持ってくれません。
その頃、古川るいは坂東久兵衛の気持を鎮めようと清次とふたりで吉武家にやってきていました。
今すぐにでも『入兆』に行って久兵衛に頭を下げれば事態が少しは収まると言うるいの話にかをるは首を横に振ります。
傍にいたトネもかをるが勘当されている身だと言い、当主の惣吉が不在の今は自分が代行だとしてるいたちに引き取るよう頼んだのでした。
八日市の検事局で惣吉たちの取り調べが続いている状況でかをるは吉武家の嫁として辛い思いをさせられていましたときに、東京に行っている律子からの手紙が届きます。
その手紙にはかをるが両家の板挟みになって苦しんでいることへの慰めと、律子も惣吉のことを信じていることが綴られていたのでした。
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