今回は『おかえりモネ』の5話(第1週)5月21日金曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【『移流霧』と『けあらし』】と題して1週5話をお送りします。
朝岡とサヤカと一緒に夜明け前の北上川に向った百音。
目の前に広がった『移流霧』は百音に『けあらし』を思い起こさせます。
百音の気仙沼の港に立ち込める霧への想いが何なのかが気になりますね。
<おかえりモネ5話のあらすじネタバレ>
初めて観た伝統のある登米能に百音は魅了されます。
そして一緒に観ていた大山主のサヤカは舞台が終ってもその余韻に浸っていました。
ところがにわかに百音に自分がそのとき下した決断について話し始めたサヤカ。
自分の山の樹齢300年になるヒバの木の伐採に断固反対してきたサヤカは登米能の舞台を守るために提案を受け入れる事にしていたのです。
舞台のあとは打ち上げの宴がカフェ『椎の実』で執り行われて大いに盛り上がります。
そんな会場の片隅でサヤカは古くからの友人である龍巳に孫である百音の様子を伝えていたのです。
もうすっかり登米に馴染んでいると伝えるサヤカの電話から百音が楽しそうにはしゃいでいる声が漏れ聞こえて胸を熱くして孫の過去の話を始めた龍巳。
中学生のときまでは音楽が大好きで周囲からも好かれていた百音が何故か高校に入った頃から大人しくなってしまったのだと言うのです。
そして高校を卒業すると自ら亀島を出て行くと言い出していたのでした。
龍巳の話を聞かされたサヤカは伸び伸びと屈託なくしてはしゃいでいる百音の抱える内面を知って心を痛めたのです。
そして龍巳の傍らでふたりの会話に聞き耳を立てていた父親の耕治も娘の内心がわからずに苦悩していたのでした。
翌日になって移流霧をみて見たいと言う天気キャスターの朝岡を案内してサヤカと百音は夜明け前の北上川に向かいます。
目的の地点に着くと、三方に伸びる川が交差して広くなっている川面にまるで雲海のような霧が立ち込めて幻想的な景色を醸し出していました。
ところが、そこに朝日が降り注ぎ始めた途端に百音の表情から笑みが消えてうつろになってしまったのです。
そして自分の地元である気仙沼の海にも寒い季節になると『けあらし』と言う霧が港を包み込んで目の似たような景色が広がることを明かします。
子供のころから自分はその光景が好きだったと口にして目からは止めどもなく涙が溢れ出てきた百音の脳裏には3年前に高台から見下ろした変わり果てた衝撃の風景が蘇っていたのです。
自分はあの震災の時に何もできなかったと呟きながらぼんやりと川面を見つめつづけていた百音。
そんな百音の心情を察したかのように朝岡が霧は何時か晴れると一言だけ口にしたのでした。
それから何かを思い出しようにメールを打ち始めた百音。
百音はずっと電話にでなかったことを詫びる内容を父親の耕治に向けて打とうとしていたのです。
送信後にはそれまで抱え込んでいた後ろめたさが少しだけ晴れていた百音だったのでした。
森林組合にもどると朝岡が東京に帰る時間が迫ってきます。
帰り際に百音が自分で撮影した虹色に輝く『彩雲』の写真を朝岡に見せると雲を見る事で前向きになれることは良いことが起きる前触れだと微笑みます。
そして10分後に丘の上に彩雲がでると自分の予想を伝えながら百音に名刺を差し出した朝岡。
予想が外れたら謝るからと連絡するようにと言い残して登米の町をあとにした朝岡だったのです。
それから10分が経つと百音は朝岡が予想した通りに彩雲が空に浮かんでいる光景を見上げます。
そして魔法みたいで凄すぎと言いながら丘を駆け上がっていったのでした。
おかえりモネあらすじ2週6話7話8話9話10話菅波の連絡-気象予報へ興味
スポンサード