直虎大河ネタバレ33話【政次が身代わりで死！本当は生きてるか？

直虎大河ネタバレ33話の内容です。

大河ドラマ直虎の33話についてネタバレします。

31話32話で徳川にせめられた井伊。

徳川に弓を射た者は井伊の者か政次ではないかと近藤に濡れ衣を着せられ、
直虎は逃がした政次の代わりに牢屋に入れられてしまいます。

直虎は、やったのは井伊の者ではないし、政次でもないと
牢に訪れてくれた徳川家康に直談判します。

先を急ぐ家康は直虎に頭を下げるものの、全てを近藤に任せてしまいます。

一方で政次はなつ達を連れて隠し里に逃げますが、そこで、
死ににいく覚悟をしていました。

そして、それはなつも悟ります。

政次は直虎のいる牢に自ら戻り、捕まります。

直虎は龍雲丸にお願いして、政次を助けてもらおうとしますが、
自分が逃げることで井伊の者達に多数の犠牲を出すわけにはいかない、
このために自分は生まれてきたと龍雲丸に話すと、龍雲丸は説得を諦め、
龍潭寺に戻ります。

翌日、政次が磔にされることを知った南渓が直虎を誘いますが、
直虎は拒み、政次のためにお経を唱え続けます。

南渓が去ってから幾時かが過ぎたとき、強い風が吹き、
直虎のしていた数珠が切れてしまいます。

そして、直虎は政次が逝ったことを悟るのでした。

政次の死、切ないですね。

何とか助けたいと直虎は一生懸命になりますが、政次は井伊のために死ぬことを
決意していました。

政次の井伊＝直虎。

直虎を守るために死を決意する政次に、涙が溢れる回になりそうです。

では、大河ドラマ直虎 33話のネタバレです。

************************

近藤の兵が中に入る前に、井伊谷城の門は閉められます。

そこに、近藤がやってきて城を明け渡すのではないのかと言います。

直虎は門を閉めたのは井伊の者ではないと懸命に言いますが、
それでも近藤は直虎に詰め寄ってきます。

そして、そこに酒井忠次もやってきて、とにかく門を開けよと命じ、
その言葉に、直虎も抵抗することができずに門を開けます。

すでに、政次たちは城から脱出し、直虎は門を明け渡したため、
井伊家の再興をさせていただきたいと話します。

しかし、近藤は井伊の者たちも矢を射ろうとしていながら何を言うかと
直虎に怒りますが、直虎は井伊はやっておらず、今川家も
混じっていたからでないかと説明します。

すると、酒井忠次が小野政次がやったのではないかと切り返します。

井伊をも騙し欺いて徳川の首を狙おうとしていたのではないかと言うのです。

しかし、それならこの様なことはしないで、城に入ってから
襲う方が簡単なので、わざわざ危険を冒してまで、
そのようなことはしないと直虎は話します。

直虎の話に酒井忠次は納得しましたが、近藤が小野政次がいないことに
気がつきます。

小野がやらせたから逃げたのではないかと近藤は詰め寄ってきますが、
直虎が逃がしたから逃げたのだと説明します。

政次は抵抗しようとしていないし、井伊が咎められる理由もないと、
直虎は徳川家康に取り次ぐように酒井忠次にお願いします。

そこに、早馬がやってきて武田から使者がきたと酒井忠次のところへ
やって来ました。

兵が突然襲われたと菅沼が報告すると、家康がピクリと反応します。

井伊というよりは小野政次だと思うが井伊は認めないと言ったため、
直虎は牢に入れられています。

菅沼や近藤は、徳川に弓を引くなどは言語道断で、小野か井伊の
どちらかに罪を償ってもらわなければと近藤は積年の恨みを
晴らさんばかりに言うのでした。

家康は、3人の行動が怪しいのでどう思うかと聞きますが、
武田の使者から書状が届いているのでこの件よりも
先に進みましょうと言うのでした。

しかし、それでも家康は直虎がいる牢はどこなのかと声を荒げ、
直虎のいる牢やに家康がやってきました。

直虎は徳川様でございますかと歩みよります。

そして、直虎は、今回のことは神に誓って徳川を襲ったものではないこと、
兵はおろか民にまで徳川様に逆らってはならないと話していると断言します。

家康は黙ったままではありますが、直虎の話を聞いてくれていました。

直虎は、虎松の母であるしのまで差し出したにも関わらず、
何故、攻撃などするのでしょうか、と言うと、家康は土下座をして頭を下げました。

そして、去っていきました。

家康は、石川数正にまた瀬名を怒らせてしまうと言いました。

その翌日、今回の件は近藤に任せることにして徳川軍は
井伊谷を去っていきました。

政次やなつ、亥之助などは、兵を連れて川名の隠れ里に戻ったのでした。

政次から、話を聞いた祐椿尼は直虎のことを心配します。

政次はこの状況を必ず何とかすると祐椿尼と約束すると、
祐椿尼は、直虎と政次に任せると覚悟を決めるのでした。

政次は屋敷を出て外で考えごとをしていると、なつがおにぎりと
栗を持ってきました。

2人は川名の祭りのことなど他愛もない話をしますが、
明らかに政次はいつもと様子が違います。

そして、政次は昔話をなつに始めます。

そんな政次の様子を見たなつは政次が死のうとしていること、
これが、2人で過ごす最後の一時になるかもしれないことを悟ります。

一方で直之らは、徳川に弓を放った人達が近藤の家臣であることを
突き止めていましたが、その者達はすでに自害していました。

そのことを、直之は南渓和尚達に伝え、直之は直虎が牢に入れられていることを
悔しがると、南渓は直之にある頼み事をしました。

その後南渓は、近藤のもとを訪れ、直虎はもう出家の身であるため、
牢から出してほしいとお願いしますが、近藤は小野政次と引き換えでなければ
牢から出すことはできないと言います。

そのため、南渓はせめて会わせてほしいとだけお願いし、
近藤と一緒に直虎と会った南渓は、井伊のために何ができるのか
考えるように話しました。

そして、南渓は直虎の手を握りそっと紙切れを渡しました。

南渓が寺に戻ると、龍雲丸らがやってきていました。

直虎を以前、龍王丸が牢から逃げ出したように、気賀に逃げ出せる
手伝いをお願いしていたのです。

南渓からもらった紙切れを読んでいた直虎のところに
数人が忍び寄っていました。

そこには、なんと小野政次がいました。

政次は直虎の代わりになるためにやってきたのでした。

直虎は無理やり牢から出され、政次が代わりに入ります。

政次は、この時にこれでいいと心を静めていましたが、
そこに直虎から頼まれた龍雲丸がやってきました。

直虎は、龍潭寺の井戸端にいて、あの時のようなことはごめんだ
と亀に声を掛け、どうか鶴をと祈るのでした。

しかし、そんな直虎の祈りも虚しく政次が戻ってくることはありませんでした。

龍雲丸が牢から戻ってきたので、直虎は寺に戻り確認します。

政次は龍雲丸に、自分や直虎だけのことを考えるのであれば逃げればいいが、
近藤の恨みが晴れなければ井伊の民や虎松、そして、隠し里にいる者などに
何をされるかわからない。

しかも、それを守るだけの兵が井伊にはいないので、
政次の首だけの血で済ませるのが最も血が流れないのだ
と言って、龍雲丸が説得してもその気持ちが揺らぐことなく
覚悟を決めていたのです。

さらに、政次はおそらくこのために生まれてきたのだと言うと、
龍雲丸は何も言えなくなったのでした。

その話を聞いて、直虎は政次の元へ飛び出そうとしますが、
それを龍雲丸が捕まえ、井伊は政次にとっては直虎だから、
政次は直虎を守る道を選んだと話します。

直虎は、守ってもらいたいなどと一度も頼んでいないと言って、
その場を出ていってしまいます。

そして、井戸端で座禅を組み、一日中何も口にせず、
ひたすら政次に何をしたら良いのか、そう問い続けます。

その翌日、政次が磔にされると南渓が直虎に言いますが、
直虎はピクリと反応を見せますがそのことについては何も答えず
座禅を組み続けます。

そして南渓は、せめて政次のためにここで経を読んでくれと言って
政次の処刑場へと向かいます。

南渓が去ってからひたすらお経を読む直虎に強い風が吹き、
そして、直虎の数珠が切れました。

政次が逝った、そう直虎は感じるのでした。

*********************