今回は朝ドラ『おちょやん』の第1週(11月30日から12月4日)のあらすじネタバレ全体について紹介します。
<おちょやん第1話のあらすじネタバレ>
大正時代にかわって間もない頃に、大阪の南河内に口の達者な竹井千代という女の子が住んでしました。
千代は父親のテルヲと弟のヨシヲの3人で暮らしていましたが、母親がいなかったので9歳ながら小学校にも行けずに、家事やヨシヲの面倒を見る日々を送っていたのです。
父親のテルヲは観賞用の養鶏を育てる事で収入を得ていましたが、そのほとんどが遊びやの呑み代に消えていて、千代とヨシヲは極貧生活を強いられていました。
そんなある日、ヨシヲが鶏を売るために出掛けたまま何日も戻ってきません。
千代が不安に思っていると、数日後にひとりの女性を千代たちの新しい母親として連れて帰ってきたのです。
彼女の名前は栗子で、テルヲが結婚したことを知って千代は大喜びします。
<おちょやん第2話のあらすじネタバレ>
母親ができたことで自分が家事やヨシヲの子守から解放されて、念願の小学校に通えると感が絶えからでした。
しかし、その想いはすぐに打ち砕かれてしまいます。
栗子は趣味の三味線の練習などに精をだしていて、竹井家の家事やヨシヲの子守などに見向きもしなかったのです。
そんな栗子に対して千代の不信感が募りはじめたころ、千代は栗子に驚かされます。
ヨシヲのためにと千代がわざわざ貰ってきたおはぎを、何と栗子が横取りして食べてしまったのです。
<おちょやん第3話のあらすじネタバレ>
そんな栗子が貧乏一家の竹井家にやってきたのには理由がありました。
栗子はテルヲから贅沢な暮らしをさせてやるからとの口約束を取り付けていたのです。
しかし、極貧家族にはそんな余裕はどこを探してもある筈がありません。
そして栗子に迫られて困り果てたテルヲは大きな決断を下すことにしたのです
それは、テルヲが手塩にかけて育ててきていて手元に残しておいた自慢の『流星丸』と云う鶏を売り払うというものでした。
そんな事を考えているときに、ある屋敷で観賞用の鶏の品評会が開かれことを聞きつけて、テルヲは千代を連れて『流星丸』を出品することにしたのでした。
会場に着くと、テルヲは自慢の『流星丸』を少しでも高値で売りさばこうと千代に客引きをさせます。
<おちょやん第4話のあらすじネタバレ>
品評会が終るのが遅れたため、遅くなってから家に戻ったテルヲと千代。
ある屋敷で行われた品評会にテルヲが千代を連れていった理由は少しでもいい客を呼び込むためだったのでした。
自慢の『流星丸』の売り払うために出向いた品評会を終えたふたりは遅くなって家に戻ります。
ところが、家につくともう遅い時間なのに弟のヨシヲの姿がどこにも見えません。
テルヲと千代は慌てて家の近所からヨシヲを探し始めます。
ふたりが行方不明になってしまったヨシヲを探していると、近所の人たちも事情を聞きつけて大勢の人を集めて一緒に探してくれます。
しかし、時間ばかりがすぎてヨシヲはいっこうに見つからないままで、あたりが暗くなるまでに時間の猶予がなくなってきていました。
夜になるまでに弟のヨシヲを見つけなければと徐々に焦り始めた千代。
そして、千代はヨシヲを探すことに夢中になっていて後先考えずに山道に入っていってしまいます。
ところが、不覚にも千代は自分自身が山の中で道に迷ってしまうのでした。
<おちょやん第5話のあらすじネタバレ>
その後も栗子は相変わらずで家事も子守にも見向きもしません。
千代の栗子への不信感は日増しに深まっていき、遂に栗子を家から追い出そうとあれこれ考え始めます。
ところが、千代の想いは無惨にも打ち砕かれてしまうことになります。
何と栗子にテルヲの子供ができてしまったのです。
テルヲの子供を宿してしまったらもう追い出すことなどできません。
しかも、今度はテルヲの矛先が千代に向けられることになってしまいます。
栗子の子供が産まれてきたら竹井家は今まで以上に貧窮を極めることになることを心配したテルヲは口減らしすることを考えて、9歳の千代を奉公に出すと言い出したのです。
それを聞いた千代は自分が居なくなった後に残される弟のヨシヲのことを心配して、自分が奉公にでる条件をテルヲと栗子に示しました。
提示したヨシヲを家から出さない条件は受け入れられ、しばらくして自分の奉公先も決まった千代。
こうして、9歳の千代は住み慣れた南河内の家を離れて奉公先がある道頓堀へ向かうことになったのでした。
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