今回は『おちょやん』の第10週(2月8日から2月12日)のあらすじネタバレ全体について紹介します。
おちょやん10週のあらすじネタバレ ルリ子慰留だが千之助に勝てる?一平とタッグで
一平が書きおろした台本は『母に棒ぐる記』と題されたものでしたが、それに対して千歩介は気に面白みがないと勝手に却下して自らが書いた『手縫い噺』に上演する演目を独断で変えてしまいます。
そしていざ稽古が始まるとトラブルが続出します。
喜劇の経験があるのは千之助と一平だけで『鶴亀家庭劇』は未経験の役者ばかりの一座だったからでした。
歌舞伎風やミュージカル風などそれぞれの役者が今までやってきた役作りから抜け出すことができなかったのです。
そんな中で千代も活動写真出身のルリ子から台詞の正確性を指摘されるのでした。
そうしたバタバタの中て『鶴亀家庭劇』の興行初日がやってきました。
社長の大山が見守る中で『手縫い噺』は大きなトラブルに見舞われることなく進んでいましたが、千之助だけは客が笑っていないことに気づいていました。
そして、途中からアドリブでの芝居を始めた千之助。
千之助の即興的演技が観客の爆笑を誘ったのを目の前でみた千代はそんな千之助の才能に魅良されます。
しかし、一平は千之助の即興的演技に対して否定的でした。
初回の上演が終ると、多くの出演者から台本にない芝居をした千之助への不満がぶつけられます。
すると、千之助は台本がなければ芝居ができないような役者は5流だとはねつけたのです。
そんな千之助の言葉を聞いてルリ子が激怒して出て行ってしまいます。
ルリ子は今までライバル女優とのトラブルを起こしていてどの劇団に行っても上手く馴染めずにいました。
そして今回が最後のチャンスだと自分に言い聞かせていたのです。
『鶴亀家庭劇』も辞めるつもりのルリ子を連れ戻そうと後を追いかける一平と千代。
千代はルリ子に向かって自分は絶対に裏切るようなことはしないからと必死になって劇団に残るように説得します。
すると千代の熱意に絆されたルリ子が慰留に応じたのでした。
ルリ子を思い留まらせたと思ったら千之助の挑発の矛先は他の役者たちに向けられます。
怒り心頭の一平と千代は千之助と勝負することになります。
勝負はどちらがお客を笑わすことができるかと云うものでした。
しかし、千之助の才能に勝てる目途を立てることができない一平と千代は頭を抱えます。
そこに千代の芝居を見に来てくれていた山村千鳥があらわれてアドバイスしてくれます。
千鳥から向き合うべきは千之助ではなく自分が演じる役だと告げられたふたりはその意味を理解してあらためて自分の役と真剣に向き合い始めたのでした。
やがて劇団の千秋楽の日がやってきました。
その日の千之助は相変わらず台本にない即興演技で芝居を続けていましたが、その日の千代と一平はいつもと違っていたのです。
何とふたりは千之助の芝居を自分達の芝居に引き込むことに成功したのでした。
講演後の観客たちからの投票用紙には千代たちの芝居についての賞賛が書かれています。
それは一平と千代は千之助との勝負に勝った瞬間だったのです。
千之助は負け惜しみを言いながらもふたりの勝ちを認めして、以降は台本にない勝手な芝居はしないと約束したのでした。
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