今回は『おちょやん』の103話(第21週)4月28日水曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【当郎がやってきた】と題して21週103話をお送りします。
落ち着き先が決まるまでの間だけ栗子の家に居候することにした千代でしたが気づけば1年が過ぎていたのです。
そんな時に千代を『お父さんはお人好し』へ出演させようと花車当郎が姿をあらわします。
当郎の言葉でことごとく断ってきた千代の気持が動くのかが気になりますね。
<おちょやん103話のあらすじネタバレ>
千代は自分が栗子に言ったことが結果的に春子を傷つけてしまったことに気づいて落ち込みます。
栗子は泣いてしまった春子を寝かしつけたあとで気にすることはないと言って酒を注ぎながら千代を追い出した頃のことを語り始めます。
千代が奉公に出て行ってしまうとテルヲは酒と賭博にのめり込み始めたため家には借金取りの影が付きまとうようになったと言います。
生れてくる子供のことを考えた栗子はそんなテルヲに見切りをつけて家を飛び出していたのです。
そうして娘のさくらが生まれたあとは今迄のように男に頼る事を止めての生活に必死だったものの娘との暮らしに幸せを感じることができるようになった栗子。
そんな小さな幸せを感じるたびに自分が追い出してしまった千代のことで心を痛めていて、自分が幼い少女の人生を狂わせてしまったことを悔やみ続けてきたと栗子は語ります。
ところが栗子の話が途中であるにも関わらず千代は自分が春子の面倒を見る事はできないと家を出て行こうとしたのです。
しかし落ち着き先が決まるまでだけでもここに居て欲しいと栗子から言われた千代は行く当ても無かったため泊めてもらうことにしたのでした。
翌日になって千代は春子から宿題を教えて欲しいと頼まれます。
千代が自分はほとんど学校にも行けていないから栗子に教えてもらうことを促すしますが、春子は字も読めないから祖母には頼めないのだとうつむいてしまったのです。
春子の言葉を聞いて栗子が竹井家にやってきたときの荷物が三味線以外にほとんどなかったことを思い出して、栗子もまた自分と同じような悲惨な子供時代を過ごしてきたのかも知れないと想いを巡らせた千代。
そうして、少しずつ千代は栗子と春子との生活に馴染んでいき、気づけばそのまま1年の月日が流れていたのでした。
そんなある日、3人での生活を送っていた千代が外出から戻ってくると花車当郎が待ち構えていて驚かされます。
当郎はどうしても千代のことが諦められず番組関係者から居場所を聞き出して自ら出向いてきていたのでした。
そして、千代が留守の間に栗子や春子とかなり打ち解けていた当郎は真顔になって唐突に自分と夫婦になって欲しいと言い出します。
しかも当郎と同じように千代を諦められない長澤も足を運んできていて家の外から二人の会話に聞き耳を立てていたのです。
当郎はラジオドラマで夫婦になって欲しいと話を続けますが、千代は今迄と同じようにきっぱりと断ります。
すると当郎は千代が未だ引退宣言をしていないから女優としてラジオドラマに出ても何も問題はないと屁理屈を並べ始めたのです。
そのたびに千代が断りつづけますが、次々に言葉を浴びせる当郎に次第に翻弄され始めてしまった千代。
そしてそのやり取りはまるで夫婦漫才のようにも思えたのでした。
最初こそ頑なに断り続けていた千代でしたが当郎とのやり取りを繰り返している内に自分が次第に元気になってきていることに気づいていたのです。
そんな当郎と千代の夫婦漫才のようなやり取りを家の外で立ち聞きしていた脚本家の長澤は何かを確信したかのような素振をしてから、そのままその場を立ち去っていったのでした。
スポンサード