今回は『おちょやん』の54話（第11週）2月18日木曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
＜おちょやん54話のあらすじネタバレ＞
『鶴亀家庭劇』の稽古場では第二回目の公演初日を明日に控えて千之助にことごとく書き直されてしまった『マットン婆さん』の稽古が行われていました。
しかし、主役の千之助からは真面目に稽古に取り組む様子がうかがえず、帰り道で千代はまたしても本番で何かをしでかすつもりではないかと心配して一平に話しかけます。
すると一平もどうせまた無茶苦茶なアドリブで自分ひとりだけ笑いをとるつもりなんだろうと半ば投げやりになっていたのです。
自分が描きたかった母親の無償の愛情を千之助に跡形もなく書き直されてしまった一平も悔しさで今回の芝居に打ち込めずにいたのでした。
その日の夜、千代はみつえが人に気づかれないように『岡安』から出て行こうとしているのに気付きます。
シズや菊から猛反対されたみつえと福助はふたりの想いを貫くために駆け落ちすることを決心していたのです。
千代の必死の引き留めにも関わらず自分の気持を変えることがなかったみつえ。
そして、次の日の朝になってみつえの置手紙が見つけられると『岡安』は大騒ぎになったのでした。
事情を知っていたのにみつえを応援したいと何も知らない振りを通していた千代。
みつえが消えてしまったことで母親のシズは放心したような状態になってしまい、娘が幼い頃に着ていた着物を愛おし気に抱きしめながら千代にむかって思い出話を語りはじめます。
シズが話す昔の母娘の思い出話には今まで千代が知る事がなかった母親の愛情が溢れていたのでした。
『岡安』が大騒ぎになっている中で『鶴亀家族激』は『マットン婆さん』の公演初日を迎えます。
しかし、幕が上がると千代や一平の予想した通り台本を無視した芝居を始めてしまう千之助。
そんな唯我独尊の千之助に呆れながらも何とかアドリブに合わせてついていく千代と一平。
ところが、場面が進むにつれて迫真の演技を続ける千之助にふたりは引どんどんき込まれていってしまったのです。
そうして『マットン婆さん』の初公演の幕が降りると客席からは笑いと涙に包まれた拍手喝采が沸き起こったのでした。
ところが芝居が終って舞台から降りた千之助に不快感をあらわすと思っていた一平の様子がいつもと違ったのです。
千之助が書き直した台本は自分が描きたかったものがちゃんと残されていたことに芝居を通じて気づかされた一平。
母親の無償の愛情が形こそ変えられていたものの、しっかり盛り込まれていて自分が書いた『母に捧ぐる記』よりより面白くなっていたのでした。
芝居を通してそのことを自分に教えてくれた千之助の凄さを一平は知ったのです。
一方、千代は千之助の芝居から母親の愛情が何であるかを教えられていたのです。
そして、何を思ったのか千代は舞台衣装を着替えることなく慌ててそのまま楽屋から飛び出していったのでした。
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おちょやんネタバレ11週55話あらすじ【『岡安』と『福富』の対立が雪解けに
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