今回は『おちょやん』の59話(第12週)2月25日木曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
<おちょやん59話のあらすじネタバレ>
『岡安』での朝食の時間にまだヨシヲの正体について何もしらない家族からここにきて一緒に住めばよいと優しい言葉をかけられてしまった千代。
ほんのいっとき言葉を詰まらせてしまったものの皆と一緒に食事が出来る様にすると自らを奮い立たせるかの様に千代は答えたのです。
一方、自分達の正体が千代たちに知られてしまったヨシヲと桐島たちは焦っていて、今夜にでも道頓堀の芝居小屋に放火するための準備を進めようとしていたのでした。
千代は何としても弟の心を改めさせようと一平を伴ってヨシヲが寝泊まりしている旅館の『泉屋』に出向くことにします。
そして、この先は自分が稼いでヨシヲには贅沢をさせるからと一緒に暮らそうと投げかけたうえで、愛おしい弟のためなら何でもすると訴えます。
しかし、ヨシヲは千代の話を夢物語は聞き飽きたと吐き捨てて、人間は所詮ひとりなのだから自分にはもう関わるなと冷ややかに言い放ったのでした。
どうにかしてヨシヲをまっとうな道に引き戻そうと必死な千代は何とか粘ろうとしますが、その甲斐なく追い返されてしまったのです。
その後、千代や劇団員を守ることも座長の務めだと考えた一平は意を決して千代には何も告げずに独りでふたたびヨシヲを訪ねます。
そして、自分は千代が道頓堀に出てきた9歳の頃から13年間に渡って傍にいて見続けてきたことをヨシヲに明かした一平。
そして、今まで千代がどれだけ苦労してきたかを説明し、かねてより本気で弟のためなら死ねると考えている千代はこの世の中のだれよりもヨシヲのことを愛おしく思っていると諭したのでした。
ヨシヲは千代を追い返してから自分が南河内の掘立小屋を飛び出して彷徨っていた頃のことを思い出していたこともあって、一平の話で姉の想いを知らされて胸の中に何か熱いものを感じていたのです。
その日の夜、千代は『岡安』の裏庭にひとり出て母親の形見のガラス玉を月にかざしてため息をついていました。
亡きサエに向かってやっとヨシヲに会えたことを報告する千代の目からは大粒の涙がこぼれ落ちますが、希望の火は絶やさないから明日も晴れだからと自分に言い聞かせていたのです。
そんな千代の姿を見かけたお茶子頭の富士子が近づいてきて自分が先ほど通りで怖い顔をしたヨシヲを見かけたと話してくれます。
それを聞いた千代が慌てて『岡安』を飛び出すと大山社長のもとから戻ってきた一平と出くわしたのでした。
千代の顔を脳裏に浮かべながらも燃料をまいてマッチで火をつけようとしていたヨシヲ。
しかしヨシヲがつけた火を老婆の衣装をまとった千之助がやってきて吹き消してしまいます。
それに驚いたヨシヲが後ずさりしているところに千代と一平が駆けつけてきたのです。
そして千代は千之助に自分がつけた火を消されて動揺しているヨシヲの目を直視したのでした。
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