今回は『おちょやん』の77話(第16週)3月23日火曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【天海家に小暮と百合子が訪ねてきた】と題して16週77話をお送りします。
ひと月だけでも寛治の本当に母親代わりになろうとする千代でしたが思うようにはいきません。
そんなときに前触れもなく天海家に小暮と百合子が訪れます。何やら訳ありのふたりが気になりますね。
<おちょやん77話のあらすじネタバレ>
天海家で身寄りのない15歳の少年である寛治をひと月だけ預かることにしたことで千代は慣れない子供との生活に一喜一憂する日々が続いていました。
自分のほんとうに母親のことを知らないと言う寛治のはなしを聞いて千代は預かっている間だけでも自分が母親になろうと考えます。
そして、寛治に自分のことを「お母ちゃん」と呼ばせようと得意満面で迫ったのですが、本人はもっと綺麗で優しい人が良いと千代の考えを受け付けてはくれなかったのです。
寛治が自分の思うようにならなくて不満を顔にあらわしていた千代に向かって一平はどうせひと月だけのことだからと慰めたのでした。
しかし、何とかして寛治に自分のことを「お母ちゃん」と呼ばせるのだと意気込む千代。
ある日、千代が寛治を連れて『福富楽器店』を訪れると、店では福助が息子の一福に何とかして自分の好きなトランペットを吹かせようと苦労していました。
ところが、一福はトランペットには一切の興味もなく、戦争ごっこで遊びたくて仕方なかったので、親子の間に漂う雰囲気は険悪なものになっていたのです。
そんな様子を見ていて自分が吹きたいと言ってトランペットを渡してもうらおうとしますが、手を滑らせて小さな傷をつけてしまった寛治。
すると寛治がその場で深々と頭を下げると、千代は何故かその姿に違和感を覚えていたのです。
『福富楽器店』からの帰り道で肩を落として歩いている寛治に向って千代はもう芝居をしなくても良いと告げたのです。
千代は寛治が嫌がる一福を助けるために一芝居打ったことを見抜いていたのでした。
すると、子供は大人に勝てないから嫌でも従うしかないと口にした寛治は大人がみんな勝手だと言ってため息をついたのです。
ところが、慌ててすぐに自分が口にしたことは嘘だと慌てて否定して悪かったと詫びたのでした。
その日、今まではどこか掴みどころのない寛治の内面に隠されていた優しい一面に触れることができて感心した千代。
ある雪の夜に誰かが天海家の玄関を叩きます。
誰かと思って玄関先に出向いた千代はそこに立っていた男女ふたりに驚かされてしまいます。
唐突に訪問してきたのは何とかつて千代が京都撮影所にいた頃に一緒だった小暮真治と女優の高木百合子だったのです。
11年前に突如共演者と駆け落ちしてしまった百合子は過去のことを多くは語りませんでしたが、相変わらず浮世離れした様相には千代も感激したのです。
一方、8年前に京都の撮影所を諦めて東京の実家の病院を継ぐことにした小暮でしたが映画が諦められない日々を送っていたときに、旅回りの劇団にいた百合子と再会していたのでした。
ふたりはすぐに意気投合して結婚して夫婦になって芝居が出来る場所を探しながら旅を続けていることを説明された千代。
雪で予定していた列車が止まってしまったときに『鶴亀家庭劇』のチラシを見かけて千代を頼ってきてくれていたのです。
一平も千代も小暮と百合子を快く止める事にしますが、木暮は自分たちのことを口外しないで欲しいと意味深な発言をします。
そして、自分も百合子も『鶴亀』から解雇されたようなものだから皆に合わせる顔がないともっともらしい言い訳をする小暮。
何か深い事情がありそうだと感じ取った千代と一平は他言しない事を約束し、久久に懐かしい木暮や百合子との再会を喜んだのでした。
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