今回は『おちょやん』の82話(第17週)3月30日火放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【福助に心行くまで演奏させてあげたい】と題して17週82話をお送りします。
みつえの福助を想う気持ちを知って千代が妙案を考え出します。
福助に心行くまでトランペットを演奏させてあげたい。
休演となっている『えびす座』での演奏がうまくいくのかが気になりますね。
<おちょやん82話のあらすじネタバレ>
千代は『岡安』が店を閉めてしまうことを知って慌てて駆けつけます。
もう一度考え直すことを女将に進言した千代でしたがシズの決心は固くそれを変える事はありませんでした。
立つ鳥は跡を濁さずと口にして自分が長らく道頓堀の名店を守ってきたことに誇りをもっていることを千代に感じさせたシズ。
そんなシズは軍に差し出すための座布団の手入れを始めていて女将とさまざまな話をしながら千代もそれを手伝います。
『岡安』を閉めても道頓堀を離れるつもりはないと言うシズは千代が奉公にやってきてくれたことに感謝の気持ちを伝えたのです。
それは、いつしか本当の母親と娘の関係のようになった会話で千代も思わずシズの言葉に感極まってしまったのでした。
シズの決心が変わる事がないことが分かっていても自分の居場所であった『岡安』が無くなってしまうことが悔しくて座布団で顔を覆って必死に涙を隠した千代の気持を察したシズは母親のように優しく抱き寄せたのです。
一方、『福富』では出征を前に坊主頭にしてしまった福助に自分の父親を誇りに思う一福が日の丸を染め抜いた鉢巻を手渡していました。
ほどなく14歳になる息子から誕生日がきたら少年兵に志願したいと熱い想いを打ち明けられた福助はそのまっすぐな気持ちを傷つけないように気をつかいながら偉い将校になるために髯が生えるまで待った方が良いと助言し、それまでは自分の母親や祖父母を守るように言い聞かせたのです。
そんな父子の会話の傍らでみつえはせめて思う存分にトランペットを演奏する機会があればと悔しさをにじませていたのです。
みつえの福助のことを思う気持ちを知った千代は何とかしてそれを叶えられないかと一平に相談します。
千代は誰も客がいない『えびす座』で心行くまでトランペットを吹かせてあげられないかと思いついていたのです。
もし問題が起きてしまったら『鶴亀家庭劇』にも影響しかねないと心配しながらも、誰も巻き込まないようにすることを口にした一平。
そうして『岡安』での福助の壮行会が催される日がやってきます。
そこには『岡安』や『福富』の人たちだけでなく劇団員たちも集まってくれて、目の前にご馳走が並ぶ久しぶりの賑やかな宴の場となったのです。
ところが、みんなが盛り上がった頃合いを見計らって千代と一平とみつえが福助を外に誘い出したのです。
4人が休演中の『えびす座』に忍び込んだあと、みつえは福助の前にトランペットを差し出して自分の想いを伝えます。
久久にトランペットを手にした福助は緊張と高揚感に包まれながら息を吹き込むのでした。
しかし、しばらくすると警察官があらわれます。
敵性の音楽が『えびす座』の中から聞えると誰かが通報してしたのでした。
万時休すかと4人が諦めかかったときに寛治とルリ子と香里もあらわれ、にわかにトランペットに似た発声練習を始めたのです。
そうして3人の機転でトランペット演奏を何とか誤魔化すことができたのでした。
警察官が引き上げたあとで、今度は壮行会に集まってくれた面々がやってきます。
今度は集まってくれたみんなの前で福助の演奏がはじまり、その音色はみつえたちの心に深く刻み込まれたのでした。
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