今回は『おちょやん』の85話(第17週)4月2日金放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【芝居を続けたい想いは皆同じだった】と題して17週85話をお送りします。
一旦は『鶴亀家庭劇』の解散を受け入れた劇団員たちでしたが、千代が借りなおした稽古場に三々五々と集まってきます。
しかし、問題は公演する場所がないことです。
そして最後にあらわれた一平がもってきた朗報とは何かが気になりますね。
<おちょやん85話のあらすじネタバレ>
座長の一平から『鶴亀家庭劇』の解散を宣告された千代でしたがひとりになっても芝居を続けることを決心します。
そして鶴亀との決別のために『鶴亀家庭劇』の掛け軸を『家庭劇』に書き換えてしまった千代。
そして大家と交渉して借りなおした稽古場にいた千代のもとに寛治がやってきて自分も一緒に続けると告げます。
どうせ失うものなんか何もないからと言うのが寛治の言い分だったのです。
寛治が加わってくれたことで千代は勇気づけられてふたりで稽古を始めます。
『鶴亀家庭劇』の原点とも言える『手違い噺』を芝居の台本として選んだ千代。
それは初心に帰って最初からやり直すという千代の想いだったのです。
ふたりで読み合わせをはじめてしばらくすると、そこにルリ子が姿をみせます。
自分の役を勝手に奪うなと言って『手違い噺』に加わってきたルリ子。
すると、まるで照れくささを隠すように徳利が『ほら貝』を吹きながら自分も加わると言ってやってきます。
しばらくして稽古場の外から雨の音が聞こえはじめると、雨男の天晴が漆原を連れて姿をあらわします。
その後も一旦は立ち去っていった劇団員たちが次々に稽古場に戻ってきて遂には千之助までかえってきたのでした。
そうしてとうとう稽古場には一平以外の全ての劇団員が戻ってきてしまったのです。
劇団員たちが自分達には芝居しかないとお互いに笑いながら、どうやって講演するのかを相談し始めます。
すると、そのとき一平までが姿をあらわして集まっている劇団員たちを見つめて馬鹿ばかりだと笑い出したのです。
そしておもむろに、京都にある『朱雀劇場』を1日だけ押さえる事ができたことを皆に明かした一平。
千代の決意に呆れかえって天海家をでていった一平は芝居の公演ができる場所をあちこち探し回っていたのでした。
それを知らされて劇団員たちの士気は一気に盛り上がり自分たちの新たな門出に歓声を上げたのです。
自分がどうしても守りたかった『鶴亀家庭劇』の劇団員たちが喜ぶ姿をみて自身も幸せを感じていた千代。
その頃、前日に東京が大空襲にあったと云う知らせが次は大阪だと云う噂を広めていましたが、シズはかたくなに疎開を拒んで道頓堀から離れようとしません。
娘のみつえだけでなく『福富』の菊からも自分のことを案じて何としても生き延びなければと疎開を促されたシズは自分の世話をする女中たちに向ってすぐに疎開しろと命じます。
一方、『家庭劇』は京都の『朱雀劇場』での1日だけの公演の日を迎えていました。
いつになく緊張しながら芝居を続けることにした自分の決心が正しかったのか不安に駆られていた千代。
そんな千代に向かって一平が大丈夫だと告げていたときに寛治が血相を変えて飛び込んできたのです。
寛治から昨晩の大阪の大空襲で道頓堀がやられてしまったことを告げられた千代と一平。
それを聞いた瞬間に千代の頭の中にシズの顔が浮かびあがり青ざめてしまったのでした。
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