今回は『おちょやん』の33話(第7週)1月20日水曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
<おちょやん33話のあらすじネタバレ>
千代の唐突な『恋人役』になって欲しいと云う頼みを快く聞き入れてくれた小暮。
そして、すぐにふたりで活動写真を見にいく約束を交わしたのでした。
『キネマ』に戻った千代はさっそく仲間たちにそのことを報告すると店長と平田は木暮のことを怪しみます。
話を聞かされて色めき立つ女給たちに木暮に頼んだのは『恋人役』であくまでも恋の真似事だと千代は念を押したのでした。
しかし、そんな千代の声など聞こえないのか京子が先導する声で周囲は作戦会だと騒ぎたててデートプランを作り始めます。
それから恋愛の心得を説明したり着せ替え人形のように当日の衣装を選び出したりと盛り上がる女給たちでした。
そうしてデートの当日がやってきました。
千代が撮影所で助監督の木暮が来るのを待っていると一平がふたたび姿をあらわしたため千代は動揺してしまいます。
『恋人役』を頼み込んでいるところを一平に見られていた千代は言い訳がましく経緯などを説明しようとしますが、そんな千代の様子を面白がっていた一平でした。
ほんとうは木暮のことが好きなのではと千代の本心を探ろうとする一平に対して反論する千代は言い合いを始めてしまいます。
そこに撮影現場から抜け出した木暮がやってきました。
一平との言い合いの現場を見られて慌てふためく千代に向かって高木百合子が主役を演じている『太陽の女カルメン』の撮影時間が押してしまってさらに遅れそうな状況であることを伝えた木暮。
すると、一平が木暮に向かって意味を含んだような自己紹介をしはじめます。
一平はわざわざ道頓堀の『岡安』で千代とひとつ屋根の下で暮らしていたことを明かしたのでした。
そうして小暮が急いで撮影現場に戻っていきます。
『岡安』の面々は役者になった千代はアホだと言っていると嘘の噂話で千代をひとしきりからかってからその場から去っていった一平。
撮影が終って木暮が駆けつけたときには既に活動写真の時間には遅すぎたため、ふたりは洋食屋に入って食事をすることにしたのでした。
ふたりだけの会話が始まると自分の夢がいつか自作の作品を撮る事だと千代に明かしてくれた小暮。
しかも、千代に救われていると言い出したのです。
千代と話すと元気になれるのだと言ってくれた小暮。
そんな話を神妙な顔つきで聞いていた千代は助監督が『恋人役』のお芝居をしてくれているのだと感心していましたが、木暮は芝居ではなく本当のことだと真剣な眼差しを千代に向けるのでした。
小暮とのデートを終えて千代が『キネマ』に戻ると女給仲間たちが待ち構えていて首尾についてあれこれ聞いてきます。
相部屋の真理から疑似デートの感想を訊かれて少し戸惑いながら本当に好きになってしまったかも知れないと自分の中の感情を打ち明けた千代。
それを聞いた女給仲間たちからの驚きの声が『キネマ』の店内に響き渡ったのでした。
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