今回は『おちょやん』の97話(第20週)4月20日火曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【一平の浮気の結末】と題して20週97話をお送りします。
一平の灯子との浮気は『鶴亀新喜劇』そのものにも影響を与えそうになったため、『鶴亀』の大山社長が心配して『岡福』を訪ねてきます。
浮気した一平と千代は元の鞘に収まることができるのかが気になりますね。
<おちょやん97話のあらすじネタバレ>
寛治が喧嘩したわけを説明しているときに突然平謝りしはじめた一平。
一平は千兵衛の憶測のように若手女優の灯子とただならぬ関係に陥っていたことを認めて千代に許しを乞います。
みるみる様相が変わっていくのを見た天晴れと寛治は何とかして落ち着かせようとしますが、一平が口にした魔がさすこともあると言う言葉尻をつかまえて完全に血がのぼってしまった千代。
そして、夫である一平の胸ぐらをつかんだ千代はどういうつもりなのかと罵倒し始めたのです。
それは結婚して20年目に訪れた振婦最大の危機となり修羅場と化した天海家を千代は飛び出して『岡福』へと駆け込んだのでした。
本当の娘同然に可愛がっていた千代から事情を聞かされたシズは一平への怒りをあらわにして、いつまでも自分のところに居ても良いと言って、夫を許せないなら離縁してしまえとまで話したのです。
翌日になると、『鶴亀新喜劇』の稽古場には普段通りに劇団員たちがやってきましたが、辺りには緊張感が張り詰めています。
特に千代と一平が絡む場面での芝居は憎悪に満ち溢れたものになっている周りの劇団員たちを困らせるのでした。
稽古を終えて千代が『岡福』に戻ると、わざわざ『鶴亀』の大山社長が訪ねてきてくれます。
体調がすぐれないのをおして訪ねてきてくれた大山社長に一連の騒動について詫びを入れる千代。
すると優しく微笑みながら『鶴亀新喜劇』があるのは千代のおかげだと感謝の気持ちを伝えた大山社長は一平が新作を書けない苦しさを紛らわすために灯子に甘えてしまったことを伝えにきたのでした。
千代自身も一平のそんな弱さは良く分かっていて心配してくれたことに謝意を伝えてから、自分は何があっても決して芝居をやめる事はしないと約束したのです。
最後に千代から自分の身体の事を心配してもらって安堵した大山社長が『岡福』を出たところで待っていた一平。
大山社長はそんな一平に向って道頓堀の芝居の灯を消すなとだけ告げて帰っていきますが、千代も一平もこれが大山社長との最後になるとは考えてもいなかったのでした。
大山社長が帰ってから自分の気持を整理した千代。
一平が灯子にしたことは絶対に許せないが灯子が一平のことを許してくれるなら、自分は一平と今まで通りでも構わないと言うのが千代の出した結論だったのです。
そんなみつえから自分の想い想いに呆れかえられた千代でしたが、それほど好きなんだと言われて自分の弱みを突かれたように感じたのです。
それから千代は灯子ときちんと話をするために一平を連れて彼女の家に向かいます。
途中で、許してくれるまで何百回でも灯子に謝れと一平に釘を刺した千代は、この先も一緒に芝居ができるように互いに腹の中にあるものを吐き出して大笑いで収めたいと思っていたのです。
ふたりが灯子に家の前にくると中から医者が出てきて心配になって何事かを尋ねます。
すると医者の口からおめでたと聞かされたふたりは言葉を失って天海家に引き返したのでした。
家について何かの間違いだと取り繕うとする一平に向って、これ以上は話をする気もなくなった千代。
そして二度と自分の前に姿を見せるなと言い放った千代は寛治が引き留めるのも振り切って天海家から出て行くのでした。
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