スカーレット61話62話11週【周囲から祝福される喜美子と八郎!でも常治だけが認めてくれません…】

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NHK連続テレビ小説101作目は、信楽を舞台にした女性陶芸家川原喜美子の半生を描いたドラマ『スカーレット』です。

 

このドラマ令和元年9月30日(月)から放送開始されました。

 

今回は12月9日(月)と10日(火)に放送予定の11週61話62話について紹介します常治は鬼の形相でふたりに走り寄ってきました。

 

<前回のあらすじ>

 

翌日、喜美子は八郎を自分の家に連れていきます。

 

前触れもなく喜美子が若い青年を連れてきたのでマツは慌てふためきます。

 

そんなことはお構いなしで喜美子は自分の部屋から緋色の陶器の欠片を持ってきて八郎に見せます。

 

「わぁ!ほんとうに綺麗だなぁ、、、」

 

八郎はいろんな角度からその欠片を見つめていました。

 

「その当時の土と水と空気と窯が作り上げた傑作だよ、、、もう二度とできないものだよ、、、」

 

しみじみ八郎が語っているところにマツがお茶を持ってきましたが、八郎は『お見合い大作戦』の時間だからと言って川原家を後にしたのでした。

 

その言葉を聞いて何故かまた胸がチクリとした喜美子。

 

慌てて帰っていった八郎はハンカチを置き忘れていきました。

 

それを拾った喜美子。

 

「それにしても、十代田さんって感じの良いひとだったよね!?あんな人だったらすぐに合う人が見つかるだろうね!?そして結婚するんだろうね!?」

 

マツがそうつぶやくと喜美子はハンカチを持って八郎を追いかけます。

 

「十代田さん、これっ!」

 

そして、続けたのです。

 

「『お見合い大作戦』に行かないでください!好きなんです!わたしはどう考えても十代田さんのことが好きだったんです!」

 

すると八郎は喜美子を離さないと言いながら抱き寄せたのでした。

 

その時、喜美子には八郎の肩越しに大野雑貨店の最終在庫処分品を持ったままあっけにとられた顔でふたりを見つめている常治の姿が見えたのでした。

 

<61話62話のあらすじ>

 

そして、八郎を殴りつけて喜美子の腕をつかんで引きずる様に家に向かって歩き始めたのです。

 

泣いている喜美子を引きずって帰ってきた常治をみてマツが驚いて台所から飛びだしてきます。

 

「お父ちゃんが、十代田さんを…」

 

喜美子はマツに訴えます。

 

「ぶっ飛ばしてやったわ、、、」」

 

喜美子はそんな常治に、八郎が丸熊陶業の社員で陶芸家になることを目指していて、自分も陶芸を教えてもらっていることを説明します。

 

「あの人と一緒になりたい、、、結婚を考えています、、、」

 

常治に自分の気持を伝えた喜美子ですが、マツの顔は輝きますが常治は何も言わずに座り込んだのでした。

 

常治は混乱していました。

 

「自分でもよく分からないが、結婚はゆるさい、、、」

 

そこに、大野雑貨店の最終在庫処分品を抱えた百合が遅れて帰ってきます。

 

そして、百合に何かを耳打ちされた喜美子は八郎のアパートを急いで向かったのでした。

 

初めて八郎のアパートに入った喜美子は、信作に手当されている八郎を見つけます。

 

信作は怪我をした八郎を運び込んでいたのです。

 

喜美子の姿を見た信作は、常治も咄嗟のことで動転していただけで落ち着いたら喜んでくれると慰めてくれます。

 

そして、お見合い大作戦があるからと喜美子と入れ替わるようにアパートから信作はでていきました。

 

八郎は、常治に引きずられていく喜美子を追いかけようとして足を挫いてしまっていたのでした。

 

そして、八郎は喜美子に言います。

 

「ちゃんと僕が頭を下げにいくから心配しなくても大丈夫だよ、、、」

 

でも、喜美子は常治のことを一筋縄ではいかない頑固ものだから、そうそう簡単には覆せないことを伝え、自分から話をすると八郎に伝えたのでした。

 

それを聞いた八郎は、これからは自分がいるのだから一緒に頭を下げようと言います。

 

喜美子がまた殴られると言うと、好きな人のためだったら殴られても構わないと返したのでした。

 

少し落ち着いた喜美子は部屋の中に深野の絵が飾られているのに気付きます。

 

そんな喜美子に八郎は自分が研究してきたことが書き込まれたノートを見せてくれます。

 

表紙に『釉薬と粘土の研究』と書かれたノートはびっしりと書き込まれていて、八郎はまだまだ目指している色に辿り着けないと熱く語り始めたのでした。

 

喜美子はそんな八郎の事がどんどん好きになっていくのを感じていました。

 

翌日、絵付けの仕事を終えた喜美子のところに敏春と照子が姿をあわします。

 

今朝、八郎は敏春に喜美子のことについてきちんと話をしていたのです。

 

「喜美子!いい男をつかまえたね!?わたしたちとしては早く所帯を持ってくれた方が問題にならなくて嬉しいんだけど、、、」

 

それを聞いて、父親の常治がなかなか許してくれそうもないことを喜美子はふたりに伝えます。

 

すると、敏春が八郎の将来性を高く買っていると褒め始めたのでした。

 

それから一週間後、何故か常治が八郎と合うと言い出したのです。

 

しかし、喜んで川原家に挨拶に出向いた八郎を常治は憮然とした表情で迎え入れます。

 

「本日は、お忙しいところ足を運んでいただいて、、、先日の件について心よりお詫び申し上げます、、、なにとぞご容赦願います、、、殴って申し訳なかった、、、以上」

 

そこにマツがお茶を運んできて、肝心なことを言わないのかと常治の背中を押したのでした。

 

「ああ!はっきり言っておく、、、娘はやらない、、、以上!」

 

常治はそう言い残して部屋からでていってしまいます。

 

残された、八郎、喜美子、マツ、百合の4人はただただ顔を見合わせるのでした。

 

<11週61話62話の感想>

 

八郎と喜美子の間柄が急展開しましたね!?

 

マツも百合も信作も、敏春も照子もふたりを応援してくれるのに常治ひとりだけが認めようとしません。

 

自分が喜美子の伴侶を見つけれないことへの抵抗なのかも知れません。

 

障害が大きいほどふたりの間柄は強く結びついていくのはよくある話です。

 

少しずつ外堀を埋めてでも常治を説得してもらいたいものですね!?

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