スカーレットネタバレ16週あらすじ「熱くなる瞬間」
今回は第16週「熱くなる瞬間」のあらすじネタバレを紹介します。
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喜美子は八郎が銀座での個展の下見のために東京に行っている間は、絵付け小皿以外にも新しい作品を作る事に励みました。
しかし、思うように作陶できない喜美子。
そんな様子を見て三津は八郎がいないからなのかと尋ねますが、喜美子はそれを否定して自分の中の迷いだと話すのでした。
そして、傍で靴下の裁縫をしている武志の面倒をみていると、敏春と喧嘩して家を飛び出してきた照子があらわれました。
「今日は泊ってもいいよ!でも今日だけだよ!?」
そう言う喜美子に照子は離婚するから一生泊めてくれと懇願したのです。
そこに、信作も訪ねてきたので川原家に幼馴染の顔が揃いました。
3人は幼かった頃の思い出の話や照子の喧嘩話などを一晩中お酒を酌み交わしながら話し合ったのでした。
話題が信作の結婚の話に及ぶと喜美子が信作に結婚のお祝いの言葉を伝えたのでした。
妹が欲しかったと言う照子。
喜美子の絵が凄いと思っていたと言う信作でした。
絵が描きたくて仕方なくて家事をしながら描いていた事が懐かしいと言いながら、喜美子は中学の時に拾った緋色の信楽焼の欠片を取り出してふたりに見せたのでした。
翌日から、作陶を再開した喜美子。
方や、信作は百合子を電話で呼び出します。
「明日仕事が終ったらカフェ・サニーに来て欲しい!」
いつもと様子が違う信作の声に何となく不安を感じた百合子でしたが、言われた通りに信作の家に向かったのでした。
その頃、東京で個展の下見をしていた八郎はジョージ富士川と出会っていました。
ジョージ富士川を連れて信楽に戻ってきた八郎。
「喜美子!ちょっとカフェ・サニーにきてくれる!?」
理由も聞かされずに八郎に呼び出された喜美子がカフェ・サニーにいくと、そこにはジョージ富士川が待っていたのでした。
ジョージ富士川から女性陶芸家になったのかと言われた喜美子は謙遜するしかありませんでした。
するとジョージ富士川は喜美子にどんな作品を作りたいと思っているのかを尋ねたのでした。
「昔、拾った信楽焼の緋色を自分で出したいと思っているんです、、、」
喜美子は宝物の欠片をジョージ富士川にも見せたのでした。
「いい色だ!やったらいい!以前に誰かが出したんだから絶対にできおると思う!」
そうして喜美子はジョージ富士川との再会を期に本格的に信楽の土で作った釉薬を使わない緋色の作品を作ろうと意思を固めたのでした。
そして、その事を八郎にも伝えた喜美子。
すると喜美子は八郎から返ってきた話に驚かされます。
「あれから、僕もあの色について調べたんだけれど、、、釉薬を使わないなら穴窯しかないと思う、、、」
八郎は喜美子から緋色の欠片を見せられた後、密かにいろいろ調べていたのでした。
そんなある日、工房の電気窯が壊れてしまいます。
修理しても治らない事が分かった時に八郎は喜美子に穴窯を作る事を提案してきました。
さっそく、窯業研究所の柴田から穴窯に詳しい人を紹介してもらった八郎。
しかし、穴窯つくりの計画はすぐに頓挫してしまいました。
その話を傍らで聞いていたマツがこれまで自分が喜美子のために貯め込んできたお金を差し出してくれます。
マツに感謝する喜美子が、そのお金を使う事に躊躇していると八郎が後押ししてくれたのでした。
「ずっとあの色を出したかったんだろう!?それだったらお金がかかっても穴窯をつくろう!」
そうして、三津の協力も得ながら遂に穴窯が出来上がったのでした。
照子もお祝いに駆け付けてくれた穴窯でしたが、電気窯とは異なり焚くのは簡単ではありません。
窯の火を絶やさぬ様に交代で何日も見守る必要があったのです。
八郎は穴窯を焚いて作品を焼き上げるあいだ、窯のお守りをしながら様々な話をするようになります。
そうやって、八郎と三津の距離が近づくことになってしまったのでした。
<第16週の感想>
ジョージ富士川との再会で喜美子の中で徐々に大きくなって来ていた夢を追いかける決意をすることができました。
喜美子が拾った古い信楽焼の欠片は八郎の心も動かしていたんですね!?
穴窯を作りたいと云うふたりの想いはマツの貯め込んだお金のお陰で実現しました。
でも、火を使いこなす穴窯での苦労は未だ始まったばかりです。
果たして緋色の焼き物はうまく炊き上がるのでしょうか?
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