スカーレット ネタバレ 51話52話9週【深野長崎へ!百合子進学で常治反対で喜美子が

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NHK連続テレビ小説101作目は、信楽を舞台にした女性陶芸家川原喜美子の半生を描いたドラマ『スカーレット』です。

 

このドラマ令和元年9月30日(月)から放送開始されました。

 

今回は11月27日(水)と28日(木)に放送予定の第9週51話52話について紹介します。

 

<前回のあらすじ>

 

熊谷家は秀男の急逝という出来事に見舞われてしまいました。

 

身内だけの家族葬が終って1週間がすぎます。

 

そして、敏春は『丸熊陶業』の4代目社長に就任することになったのでした。

 

就任したばかりの敏春は『丸熊陶業』の事業構造を改造する事に着手します。

 

かねてより、敏春は丸熊陶業の主力製品の絵付け火鉢の需要が、電気やガスの普及で落ち込むことを危惧していました。

 

だからこそ、商品開発室を設置して3人の新人も雇い新たな柱の創出に力をいれてきていたのでした。

 

敏春の考えは、絵付け火鉢の生産の縮小を意味していました。

 

そんな時、深野はふたりの弟子を話があると飲みに誘ったのでした。

 

呑み始めてしばらくすると深野はふたりの弟子の前で話し始めます。

 

「この信楽には亡くなった秀男社長に呼んでもらってやってきた、、、その社長がいなくなってしまった、、、実は以前からぼんやりとは考えていた事なんだけれど、、、信楽を去ろうと考えてる、、、」

 

深野は秀男が亡くなったことで信楽での自分の使命に区切りをつける決心していたのでした。

 

翌日、深野は敏春の事務所に向かうのでした。

 

「丸熊陶業を退職させてください!」

 

敏春はまるで深野の申し出を予想していたかのように冷静でした。

 

そして、深野の『丸熊陶業』への大きな貢献に感謝しつつ、退職の申し出を受理したのでした。

 

<スカーレット第9週51話52話のあらすじ>

 

川原家では、百合子の中学校卒業後の進路を決める時期になっていましたが、またしても問題が起こっていました。

 

百合子の担任とあす学校での進路相談が実施されることになり、喜美子は百合子から同席して欲しいと頼まれます。

 

しかし、常治は百合子が中学を卒業したらどこかに就職することしか頭にありませんでした。

 

「女に学問なんか必要はない!」

 

そう言い残して呑みに出かけようとする常治に喜美子が文句を言います。

 

「呑みになんか行かなくていい!毎日浴びるように酒ばかり呑んで、、、どこにそんな金があるの!?」

 

娘に言われて言い返せない常治は捨て台詞を吐いて出て行ってしまいました。

 

「うるさい!女に学問だと、、、?何を言っているんだ!?」

 

そして翌日、学校で進路相談面談が行われます。

 

喜美子の成績はよく、特に家庭科が得意であったことより、百合子の担任の寺岡先生は進路について自分の案を話し始めました。

 

「甲賀一高に進学して、滋賀の県立短大に進んだらどうだ!?」

 

百合子も短大まで進んで家庭課の教員資格を取得したいと思っていました。

 

しかし、常治はここでも同じことを繰り返して言いいます。

 

「女に学問なんて必要ない!先生の前で同じことを言わせるつもりか!?うちには高校へ行かせる余裕なんてないんだ!!」

 

しかし、百合子も引き下がりません。

 

「ふたりの姉が働いているのにどうして高校に行けないの?」

 

直子の収入も喜美子の収入も安定していないと言い訳をはじめる常治でした。

 

その夜、喜美子は直子からかつては自分の担任でもあった寺岡先生の話を聞きます。

 

寺岡先生は、喜美子のことをよく覚えているというのでした。

 

そして、寺岡先生は喜美子が新聞に載ったときも周囲に自慢していたのでした。

 

「この子はわたしの教え子だ!立派になったもんだ!!」

 

百合子の話を聞きながら、必死に働き続けていたちや子のことが脳裏に浮かんできた喜美子。

 

「百合子、わたしが稼ぐ!そして県短も行かせてあげる!!」

 

そう百合子に約束してしまった喜美子でした。

 

翌日、喜美子が『丸熊陶業』に出勤すると、八郎が落ち着かない様子で近づいてきました。

 

「寂しいですよね!?いつまでここにおられるか聞きたいと思って、、、」

 

「えっ!?どういうこと?

 

喜美子が訊き返すと八郎は続けます。

 

「もし、火祭りの時までいるんだったら、思い出に一緒に松明担いで歩いて欲しいとなぁと思って、、、」

 

そこまで言って八郎は喜美子がまだ深野から聞いていないことに気が付いて逃げようとします。

 

しかし、喜美子は逃がしませんでした。

 

「待って、ちゃんと言って!!」

 

喜美子にシャツを掴まれてしまった八郎は堪忍して、たまたま事務所の前で深野が敏春の辞意を伝えるのを聞いてしまった事を白状したのでした。

 

「丸熊陶業を退職させてください!次は長崎へ修行しにいこうと考えています!!」

 

深野は、長崎にいる30代の森田隼人と言う絵付けの研究をしている男に手紙を書いていて、すぐにでも来てくださいとの返事をもらっていたのです。

 

それを聞いて最初こそ茫然とした喜美子ですが、八郎の深野がまた新しい事に挑戦すると云う言葉にますます深野を尊敬するのでした。

 

「自分よりずっと若いところに弟子入りするなんて、、、やっぱりかっこええなあ!?」

 

そして、喜美子はすぐに深野の口からその話を聞くことになります。

 

「おもろい人生やなあ!楽しみやなあ!!キュウちゃんは、丸熊陶業で頑張るんやで、、、!?」

 

<第9週51話52話の感想>

 

百合子も喜美子と同じように成績優秀なのに、甲斐性のない常治のせいで自分の夢を絶たれようとしています。

 

でも、喜美子はせめて百合子だけは夢を追わせてやりたいと云う想いから、出来る目途のない約束をしてしまいましたね!?

 

その約束は果たせるんでしょうか?

 

しかも、その翌日には深野が『丸熊陶業』を去る事を知ります。

 

そして、深野がまだまだ自分を高めようとしている姿に敬意を感じましたね!?

 

でも、師匠がいなくなる喜美子はどうなってしまうんでしょうか?


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