今回は『虎に翼』の30話（第6週）5月10日 金曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【よねの決意】と題して第6週30話をお送りします。
よねが猪爪家に姿をあらわしします。
すると口述試験は完璧だったものの、男装を揶揄されて言い返したことを明かしたよね。
そして、よねは寅子に向かって自分を変えることなく合格して見せると言って帰っていったのでした。
＜虎に翼 第6週30話のあらすじ＞
寅子と久保田聡子と中山千春が見事に高等試験に合格したことでマスコミが日本女性初の弁護士の誕生だと大々的に取り上げます。
そして行く先々で熱い祝福を受けた寅子は、とある公園で同級生だった花岡悟と会います。
“猪爪なら成し遂げると思っていたよ”
そう言いながらお祝いの花束を寅子に手渡した花岡。
花岡は寅子が合格したことを自分のことのように喜んでくれたのです。
さらにもし不合格だったらもう一度挑戦することを勧めるつもりだったと口にした花岡は意味深な言葉を寅子に投げかけたのでした。
“もしダメでも、その頃には俺も一人前になってるだろうから、、、”
それを聞いて思わずドキッとした寅子でしたが、自分のことを気にかけてくれている花岡のことをありがたく思うのでした。
その一方で女子3人が合格したことで明律大学大学女子部への問い合わせが急増します。
すると大学関係者たちはそれまでのことが嘘のように、寅子たちを祝福するための盛大な祝賀会を開くと言い出したのです。
するとお祝いの花が多く飾られた猪爪家によねが姿をみせます。
“私の口述は完璧だった、、、”
そう口にしたよねは試験のときに面接官から男装について揶揄されたため、反論したと悔しそうに明かしてくれます。
そしてよねは自分を曲げることなく必ず合格してみせるとこみ上げてくる怒りを抑えながら誓って寅子に告げたのです。
“悪いが祝賀会には行けない”
“それと言うのが遅くなったが、、、おめでとう”
そしてぼっきらうに寅子を祝ったよねは、足早に猪爪家から帰っていったのでした。
やがて大学の祝賀会の日がやってきます。
寅子は久保田と中山と金屏風が置かれた壇上に並んで立っていました。
ところが自分たちのための盛大な祝賀会だというのに浮かない顔をして頭の中でさまざまなことを振り返っていた寅子。
寅子が仲間たちとの悲喜こもごもの日々の事を思い浮かべているとき、やってきていた記者が放った言葉に違和感を覚えます。
“さすが日本で一番優秀なご婦人方だ”
そして後先考えずにまくし立ててしまった寅子。
“今、合格してからずっとモヤモヤとしていたものの答えが分かりました”
“私たち、すごく怒っているんです”
そう口にした寅子は、法改正で女性も弁護士になれるようになったものの、依然として裁判官や検事になる道は開かれていないことを訴えたのです。
さらに生い立ちや身なりで差別されたり、性別でふるいにかけられない社会になることを願っていると声を強めた寅子。
“私はそんな社会で何かの一番になりたい”
“そのためによき弁護士になるよう尽力します”
“困ってる方を救い続けます”
“男女関係なく”
そんな熱い主張は祝賀会にやってきていた人たちを唖然とさせますが、その時の寅子はこの先にどんな地獄が待っていても、自分は前に突き進んでいくことを心に誓っていたのでした
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＜虎に翼 第6週30話の感想＞
よねが合格できなかった理由が明かになりましたね。
やっぱりよねはひと悶着あって面接官の心象を害してしまっていたようです。
以前からまっすぐすぎるのが気になっていましたが、それでも自分を曲げないというよねは凄いですね。
寅子の瞬間湯沸器みたいな性格はよねに通じるところがあります。
自分たちのための祝賀会で爆発してしまった寅子は、この先も多くの試練が待つ受けていそうですね。
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