虎に翼ネタバレ1週4話あらすじ　はるとの対峙,したたか作戦

母親に打ち明けられない日々

「虎に翼」第4話 寅子（伊藤沙莉）と直言（岡部たかし）は、「はるが不在の間に事実を作り上げよう」という作戦を実行に移した。彼らは顔写真を撮り、女学校の内申書を取得し、明律大学の女子部に申し込んだ。女性のクラス担任は、女子部に3年在籍し、その後法学部に進むと、最短でも6年かかると心配していたが、直言は寅子に自由にやらせてあげたかった。

はる（石田ゆり子）が香川から帰ってきてから1ヶ月が経ち、12月になった。頼りにしていたはずの直言（岡部たかし）も力になってくれず、寅子（伊藤沙莉）ははるに大学受験の話を持ちかけられない。新年が来れば入学試験があるというのに。女学校の卒業生の試験は面接と作文だけだ。寅子は穂高（小林薫）の著書『民法読本』をこっそりと読んでいるので、合格する自信がある。

寅子は玄関で優三（仲野太賀）に「もう少しで敵を倒せるのに」とぼやいた。もう母に話しに行こうと決心した寅子。そこへ花江（森田望智）が現れ、結婚式が近いからお義母さんの気分を害したくないから、式が終わるまで黙っていてほしいと寅子を止めた。

したたか作戦 花江は、自分が先に直道に一目惚れしたことを寅子に打ち明けた。しかし、直道は自分から好きになったと思い込んでいる。「したたか」に直道の心をつかんだらしい。

花江 寅子も「したたか」にする方がいいよ。 どんな道でも、女性が好きな方向に進むのは大変だから。

やるか、したたか。

そして、寅子の「したたか作戦」が始まった。ただし、ただ静かに家事をしてはるの機嫌をとるだけだが。

結婚式の日 そして、花江と直道（上川周作）の結婚式の日が来た。

披露宴で、寅子は二人のために「モン・パパ」（原題「C’est Pour Mon Papa」）という曲を歌った。

みんなが笑顔で、ここには幸せが溢れている。しかし、寅子は親友の幸せを祈ることはできても、自分が結婚して幸せになるイメージが湧かない。

寅子は（何だろう、この「したたか」って？なぜ女性だけがニコニコして顔色をうかがわなければならないのだろう？）と心の中で疑問に思った。

盛り上がっているのは男性だけ。そんな男性の隣で「スンッ」としている母はるや女性たちの姿に寅子は納得できなかった。

式が終わり、ついに寅子ははるを説得する決意を固める。しかし、招待客を喜んで見送る両親を見て、今日は違うと思ってしまった。その時、男性から声をかけられた寅子。

穂高 あれ？猪爪くん？

寅子は穂高教授に声をかけられて…。