今回は『虎に翼』の54話(第11週)6月13日 木曜のあらすじネタバレ、放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
11週タイトル「女子と小人は養い難し?」タイトル意味:女性と徳のない人間とは、近づけると図に乗るし、遠ざければ怨むので、扱いにくいものである。という「女子と小人は扱いにくい。優しくすればつけあがるし、相手にしないと恨みをもつ。」と解釈されることも多く、女性を蔑視する言葉として有名な言葉です。
(54話)
酔って寝てしまった汐見(平埜生成)を多岐川(滝藤賢一)と自宅に送り届けた寅子(伊藤沙莉)。
出迎えた汐見の妻・香子は寅子のよく知る人物だった。
多岐川から追い出される形で帰宅した寅子は納得がいかないが、はる(石田ゆり子)からは「生きていればいろいろある」と諭される。
翌日、汐見から事情を説明された寅子は、多岐川に何か自分にできることはないかと問うが、ないと断言されてしまう。
虎に翼11週54話のネタバレあらすじと放送前朝ドラ予告レビュー
11週54話
虎に翼 第11週 第54話のあらすじと予告レビュー
第11週の第54話では、寅子が家庭裁判所設立準備室での新たな挑戦に直面します。花岡の突然の死にショックを受けながらも、寅子は法律の世界で使命を全うしようと決意します。
家庭裁判所設立準備室では、多岐川幸四郎室長とともに、行政の「少年審判所」と司法の「家事審判所」の合併プロジェクトに取り組むことになります。与えられた期間はわずか2ヶ月で、この難題を乗り越えるために寅子は奔走します。
予告では、寅子が合併プロジェクトに挑む様子や、新たな上司である多岐川室長の変わった人物像が描かれています。
また、寅子はかつての同級生である崔香淑と再会しますが、香淑は何かを抱えている様子で、その背景には、母国でも日本でも差別を受ける立場になっているようです。
これから寅子がどのように関わっていくかが注目です。
1話から最終回までのあらすじネタバレはこちらから見れます⇓⇓
◆実在モデル家系図⇓
◆放送後に詳細あらすじネタバレ・感想を追記してお届けします⇓⇓
今回は『虎に翼』の54話(第11週)6月13日 木曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【朝鮮に戻ったあとの香淑】と題して第11週54話をお送りします。
朝鮮に戻ったあとの香淑が辿った経緯が汐見から明かされます。
朝鮮で汐見と出会った香淑は終戦後にすべてを捨てて日本についてきていたのでした。
<虎に翼 第11週54話のあらすじ>
酔いつぶれた汐見を多岐川と一緒に送っていった寅子は玄関に出迎えたのが大学時代の同窓である崔香淑だったことに驚きます。
“ヒャンちゃんだよね”
すぐに気づいた寅子でしたが、何故か冷たいひとことを残して奥に行ってしまった崔香淑。
“その名前で呼ばないで”
どうして香淑がここにいて自分を避けるような態度が理解できない寅子。
そして夢うつつ状態だった多岐川に向かって人違いなのかを確認します。
“そうだよ”
意識朦朧状態でそう返した多岐川でしたが、次の瞬間に”しまった”といって目を覚ましたのでした。
多岐川は香淑から寅子を連れてこないようにと言われていたのです。
我に返った多岐川から玄関の外に追いやられた寅子は、困惑してしまったのでした。
翌朝になると、寅子が準備室に出勤するのを部屋でまっていた汐見。
そして汐見は前日に介抱してもらったことと、香淑について教えなかったことを謝罪したのです。
それから香淑からも頼まれたと前置きして、どのような経緯を辿ったかを明かし始めた汐見。
戦争中に朝鮮にいた多岐川は、たまたま労働争議煽動の疑いで逮捕された兄である潤哲の予審判事を担当することになったといいます。
そして兄からみで知り合った香淑を、朝鮮の学生向けの法律講義を手伝わせるようになっていったのです。
一緒に働いているうちに互いに惹かれあうようになった汐見と香淑でしたが、やがて終戦を迎えて日本に引き上げることになります。
そのときに香淑が選んだ道は汐見について日本に渡ることでしたが、ふたりはそれぞれの家族から勘当されてしまったのです。
祝福される結婚ではなかっため、多岐川の厚意に甘えて居候させてもらうことにした汐見と香淑。
そして自分の生い立ちを隠すように汐見香子と名乗ることにしていたのです。
最後には香淑からの言葉を伝えた汐見。
“崔香淑のことは忘れて”
“私のことは誰にも話さないで”
“寅ちゃんは寅ちゃんの仕事をがんばって”
ある日のこと、桂場から来客だと言われて人事課長室に向かった寅子。
寅子を訪ねてきていたのは、何と花岡悟の妻である奈津子だったのです。
そんな奈津子に自分が花岡の苦しみに気づけなかったことを謝った寅子。
すると奈津子は寅子が花岡に持たせてくれたチョコレートのおかげで家族に久々の笑顔が戻ったと感謝の言葉を返します。
そして花化が何度も寅子に感謝していたことを明かした奈津子は言葉を残して帰っていったのです。
“お互い頑張りましょうね子供たちのために”
奈津子を見送った寅子はほんの少しだけ自分の心が救われたように感じたのでした。
ところがほどなく桂場から発破をかけられてしまった寅子。
家庭裁判所の設立は急務だという桂場に対して、寅子は正論だけでは話が進まない返します。
すると、見栄や詭弁の混じった純度の低い正論ではだめだと持論を返してきた桂場。
“純度が高ければ高いほど正論の威力を発揮する”
桂場からそう指導された寅子でしたが、納得できていなかったのでした。
<虎に翼 第11週54話の感想>
日本で法律家になる夢を断念して朝鮮に戻った香淑は汐見を手伝うことが楽しかったんじゃないでしょうか。
すべてを捨ててでも汐見について日本にいこうと思ったのは何故だったんでしょう。
それまでの人生をリセットしてやりなおしたかったのかも知れませんね。
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