今回は『虎に翼』の58話(第12週)6月19日 水曜のあらすじネタバレ、放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
12週タイトル「家に女房なきは火のない炉のごとし?」意味は:家に主婦がいないのは、炉の中に火がないのと同じで、大事なものが欠けていて寂しいということ。
(58話)
寅子(伊藤沙莉)ははる(石田ゆり子)の了承を得て、行く当てのない道男(和田庵)を猪爪家に居候させることに。
寅子の判断は職場でも無茶だと反対されるが、他に方法はないと食い下がる。
道男の預かり先が見つかるまで何日か早めに帰宅したいと申し出た寅子に対し、多岐川(滝藤賢一)は全国の家庭裁判所の視察に同行しろと告げる。
目次
虎に翼12週58話ネタバレあらすじと放送前朝ドラ予告レビュー
今回は『虎に翼』の58話(第12週)6月19日 水曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【道男に直道を重ねる花江とはる】と題して第12週58話をお送りします。
仕立て直した直道スーツを着た道男の姿を見て思わず涙ぐんでしまった花江。
しかも直道が生れたとき、”道男”も名前の候補だったことをはるが明かしたのでした。
<虎に翼 第12週58話のあらすじ>
寅子は家庭裁判所で戦災孤児の道男を行先が見つからないので自宅で預かっていることを報告します。
すると周囲から激しく批判されてしまいますが、試験観察中のみという条件付きで預かってもいいとの許可がおりたのでした。
すると最高裁判所家庭局長である多岐川から苦言を呈されてしまった寅子。
“自分の身だけで収まらん善意は身内がしんどいだけだ”
多岐川のその言葉は寅子の胸に突き刺さりハッとさせます。
そして一刻もはやく道男の預かり先を見つけ出そうとしますが、そんなときに多岐川から絶句させられるような指令を言い渡された寅子。
“君、明日から俺と一緒に全国の家庭裁判所を回って意見交換と現地視察をするから”
その日、仕事を終えた寅子が猪爪家に戻ってくると、何と道男がはるの手伝いをしていて驚かされます。
“心配しなくてももう悪さはしねえよ”
そう口にした道男でしたが、実は寅子がいない間に事件がおきていたのです。
昼間にはるの財布を盗んで逃げようとしていた道男。
ところがはるから、そんな”はした金”を盗んで逃げるより、この家で手伝いでもしてちゃんと食事をして暖かい布団で寝るほうが得だと諭されていたのです。
夜になってそんな道男に直明に話しかけます。
“僕が関わってる子供たちは、誰も君を悪く言わない”
小さな子供たちを守ってきたことを褒めた直明は、助けになりたいと自分の想いを伝えます。
ところが道雄はかしげな顔をして言い返したのです。
“あんた、そうやって自分がいおいことしたって思って気持ちがよくなりたいだけなんじゃないの”
“どいつもこいつもイイ奴びりやがって”
そんなやり取りを傍らで聞いていて声をかけたたはる。
“慣れてないのよね誰かにやさしくされることに”
すると道男は怒って部屋に閉じこもってしまったのでした。
家族と道男のやり取りを目の当たりして、後ろ髪を引かれながらも出張にでかけることになった寅子。
寅子が出張で家を明けている間に、花江は亡く直道のスーツを道男のために仕立て直します。
出来上がったスーツを着た道男をみて、思わず直道のことを思い出して涙ぐんでしまった花江。
すると神妙な顔つきになった道男が畳にひざまずいて花江を見つめたのです。
“俺、なれないかな”
“その人の代わりに、、、”
あまりにも突然のことに動揺して話を反らそうとした花江。
ところが道男は花江の割烹着をしつこく言い寄っていったのです。
その様子をみた花江の息子である直人と直治が道男に殴りかかると、駆けつけたはるは軽蔑するような眼差しを向けたのでした。
“何んだよ”
“結局そんな目で見てくんのかよ”
しばらくして出張から戻った寅子は、事情を聞かされて愕然とさせられます。
そして寅子は必死に探しわまりますが、10日が過ぎても消息は分からないままだったのでした。
その一方で気落ちしたはるはすっかり元気をなくしてしまいます。
そして長男が生れたときに、”道男”も名前の候補だったことを明かしたはる。
“勝手に息子と重ね合わせたのは私なのに、、、”
“道男にあんな目を向けてしまうだなんて”
そう嘆いたかと思うと、はるは唐突に胸を抑えながら倒れ込んでしまったのでした。
1話から最終回までのあらすじネタバレはこちらから見れます⇓⇓
◆実在モデル家系図⇓
◆放送後に詳細あらすじネタバレ・感想を追記してお届けします
<虎に翼 第12週58話の感想>
はるに諭されておとなしするかと思ったら、花江に言い寄るとは道男も困ったものですね。
寅子と同級生の花江だから30代半ばになっているはずです。
一方で道男は20歳前なので、感覚を理解するのが難しく思えた人は少なくなかったかも知れませんね。
虎に翼 第58話の詳細なあらすじと予告レビュー
あらすじ: このエピソードでは、戦争孤児たちが警察によって一斉補導され、家庭裁判所に送られます¹。その中には、カフェ「燈台」で出会ったスリの少年・道男も含まれています¹。
寅子は行き場のない道男を自宅に連れて帰ることを決意します¹。
しかし、道男を家に泊めるという寅子の決定に対して、義姉の花江とその息子たち、直人と直治は困惑します¹。道男自身も悪態をつき、泊めてもらう人間の態度とは言えません¹。
しかし、母のはるだけは、好きなだけ泊めてあげなさいと言ってくれます¹。
寅子は、道男を自宅で預かっていることを家庭裁判所に報告しますが、少年部の所長代行の壇と家事部の所長代行の浦野は激怒し、大反対します¹。
しかし、話し合いの末、試験観察の間だけ預かることを許可されます¹。
58話予告のレビュー
予告レビュー: このエピソードでは、寅子がスリの少年・道男を預かることに決める展開が描かれます¹。道男は17歳で、一緒に補導されるスリ仲間のタカシは10歳くらいです¹。当時の法律では、13歳以下の少年は児童相談所の管轄とされていました¹。
しかし、戦後まもなく、皆が生きていくのに精一杯で、孤児の面倒まで見る余裕はありませんでした¹。
道男が悪さをする姿や暴言を吐く姿は、厳しい現実から自分を守る術なのかもしれません¹。そう思うと、猪爪家にやってきて悪態を吐くシーンも、また違って見えます¹。
おそらく母のはるさんだけが、道男のそうするしか生きられない事情を見抜いているように思います¹
虎に翼10週以降の登場人物相関図
10週からの出演者相関図・キャストを紹介。
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