虎に翼12週59話ネタバレあらすじと放送前朝ドラ予告レビュー

今回は『虎に翼』の59話（第12週）6月20日 木曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。

 

【はるの悔いに気づいた花江】と題して第12週59話をお送りします。

 

何も悔いはないと話すはるを見ていた花江は、寅子に道男を探して枕元に連れてくるよう告げます。

 

花江ははるが道男のことだけが気がかりになっていると察したのでした。

 

＜虎に翼 第12週59話のあらすじ＞

 

はるが倒れたと知らされた寅子は慌てて猪爪家に戻ってきました。

 

しかしはるは思わしくなく脈が弱くなっていて夜を越せるかどうかという容体だったのです。

 

そんなはるは弱々しい声で家族に話しかけます。

 

“愛する子どもたちや自慢のお嫁さん、宝物の孫たちに囲まれて、何にも悔いは、、、”

 

はるが言葉を詰まらせたのをみて花江は口にしていない後悔に気づきます。

 

そして寅子にそれを伝えた花江。

 

“トラちゃんっ、道男くんを探して”

 

花江に言われた寅子は、道男の居所を知っているだろうとと考えて轟法律事務所に向かいます。

 

そして帰れと押し返そうとするよねに向かって必死に食い下がった寅子。

 

“道男がどこにいるか心当たり教えて”

 

“お願い”

 

“緊急事態なの”

 

そうこうしているところに轟に連れられた道男が姿をあらわします。

 

ところが寅子に気づいた道男は奥の部屋に逃げ込んで鍵をかけてしまったのです。

 

そんな道男に扉越しに、危篤のはるが道男に会いたがっていると伝えます。

 

しかし道男は自分が花江に言い寄ったときに、はらから投げかけられた蔑むような眼差しを思い出して寅子の話を信じようとしません。

 

“そんなこと言うわけないだろ、ばあちゃんが、、、”

 

“とっ捕まえて締め上げる気だろ”

 

それでも悔いを残したままはるを旅立たせたくない寅子は必死になって説得を続けます。

 

しばらくして迷いながらもやっと扉の鍵を開けてくれた道男。

 

そして寅子が道男をはるの枕元に連れていくと、はるは嬉しそうに呼び寄せます。

 

“道男･･･、こっちいらっしゃい、、、”

 

“よくここまで、独りで生きてきたね”

 

そして最後の力をふり絞るように道男を抱き寄せたはる。

 

するとはるがいなくなってしまったら、また独りになってしまうと怖がった道男。

 

そんな道男をはるは優しく勇気づけたのです。

 

“全てを突っぱねちゃ、ダメ”

 

そのようすを見守っていた寅子は母親が道男に投げかける愛ある言葉や態度をしっかりと自分の目に焼き付けたのでした。

 

深夜になって分が死んだ後のことを寅子と花江に託し始めたはる。

 

そして話し終えたはるは安堵したように家族写真を胸に抱きます。

 

ところがはるが静かに目を閉じるのを見た寅子は動揺し取り乱します。

 

“お願い”

 

“いなくならないで”

 

“ずっと側にいてよぉ、、、ヤダヤダ”

 

泣きじゃくる寅子に向かって、はるは好き勝手にしていたと突っ込むように言います。

 

そしてさまざまなことがあった人生だったけれど悔いは何もないと口にしたはる。

 

そんな覚悟を決めたようなはるにがむしゃらに泣き叫びながらしがみついた寅子。

 

“やだぁ～～～”

 

愛おしそうな笑みを浮かべながら泣きじゃくる娘の頭を優しく撫でたはるは、夜更け過ぎに静かに旅立っていったのでした。

 

＜虎に翼 第12週59話の感想＞

 

よねにとってもはるは知らない間柄ではないはうですよね。

 

かつて猪爪家で饅頭をつくった日のことが頭をよぎったのかも知れません。

 

寅子が必死になって道男を説得しはじめてからは押し返すのを止めたのは、よねの思いやりだったんでしょう。

 

はるから話しかけられて泣きべそ顔になった道男は、猪爪家の一員になりたかったから花江に言い寄ったのかもと思えてきました。