エールネタバレ22・23週確定あらすじネタバレと、モデルからのあらすじ内容です。
2020年前期の朝ドラは、激動の昭和を生きた作曲家と、その妻の半生を
描いた『エール』です。
朝ドラ第102作目となるエールは、2020年3月30日(月)から放送がスタートし、
コロナの影響で全120回になりました。
エールは数々の名曲を生み出した作曲家・小関裕而さんと妻の金子さんを実在
モデルにした夫婦の波瀾万丈物語です。
今回は朝ドラ『エール』ネタバレ22・23週についてあらすじ確定ネタバレと、
古関裕而さんと金子さんの史実をもとにしながらのあらすじの二本立てでおおくります。
目次
エールネタバレあらすじ22週確定内容 鉄男が行方不明!典男と再会!
月日は流れて昭和も26年になっていました。
その頃になると裕一はラジオドラマやレコード吹き込みなど毎日を忙しく過ごしていました。
同じころに作詞活動を再開していた鉄男のもとに映画の主題歌の作詞依頼が舞い込んできていました。
しかし鉄男はそれを断ってしまったのです。
それを聞きつけて心配した裕一は鉄男にわけを尋ねます。
その映画が貧しく暗い家庭で育った鉄男が知らない家族の絆をテーマにしたものであったのが辞退した理由だったのです。
それを聞いて安心した裕一は故郷である福島の小学校の校歌の歌詞を書いてくれないかと鉄男に頼みます。
それは裕一が作曲の依頼を受けていたもので、鉄男も快く作詞を引き受けてくれます。
そうして出来上がった小学校の校歌を披露するために裕一と鉄男は福島に向かったのでした。
披露会が終った日の夜、鉄男は29年前の一家で夜逃げした頃の話を初めて裕一に明かしたのです。
一夜逃げをした一家が山奥の掘立小屋で暮らしていたある日に鉄男の弟の典男が家を出て行ってしまいます。
必死に探し回った鉄男でしたが半年が過ぎても行方不明のままでした。
そんな頃に母親から鉄男も家を捨てて自由に生きて欲しいと言われます。
家を出た鉄男は恩師の藤堂の紹介で新聞配達の仕事をしながら必死で生き延びてきたのでした。
その時の仕事が切欠になって新聞記者になった鉄男でしたが母親と弟を助けることができなかったことで今まで自分を責め続けていたのです。
翌日、裕一と鉄男が恩師の藤堂の墓参りを済ませて喜多一を訪れます。
ふたりが店の前までいくとひとりの男が鉄男の方を見つめていました。
それはどうしても見つけ出すことが出来なかった鉄男の弟の典男で、自分の子供が小学校から持ち帰ってきた新しい校歌を見て初めて鉄男が作詞家になっていたことを知って滞在先の喜多一にやってきていたのでした。
典男は鉄男が自分を守るために父親から殴られていることに耐えられなくなって家を飛び出していたと当時の家での理由を明かします。
しかし運よく理髪店の夫婦に助けられ、今はその店を継いでいることを鉄男に告げました。
そんな兄弟の姿を見て裕一の母親のマサは子供が元気で自分の道を歩んでくれることが親として一番うれしいことだと諭します。
それを聞いて涙する鉄男と典男は再会を約束して別れたのでした。
裕一は鉄男を先に東京に返して浩二の紹介で農業会から頼まれていた『高原列車は行く』を作るために福島に残ります。
そして東京から音もやってきて合流しました。
浩二まき子と結婚!
そんなある日、弟の浩二が留守をしている時に弟が農業の指導をしている畠山リンゴ園のひとり娘であるまき子が喜多一を訪ねてきました。
まき子に畠山リンゴ園に招待された裕一と音。
音がまき子と一緒にリンゴ園で作業をしているときに浩二がやってきました。
まき子に対しての浩二の様子から祐一も音もすぐに好意を寄せていることに気付きます。
喜多一に戻ってから音は浩二にまき子のことを問い詰めます。
しかし、浩二は彼女に戦死した恋人のことを忘れさせようと両親が東京の会社で働くことを勧めているのだと自分の気持を明かそうとはしません。
翌日、浩二がリンゴ園に行くと父親とまき子が言い合いをしていました。
父親が東京へ行く日程を勝手に早めたことが原因だったのです。
そんなまき子に向かって浩二は応援しているから自分の幸せのことだけを考えて欲しいと諭します。
しかし、それ以降まき子は浩二と口をきかなくなります。
わけが分からず戸惑っている浩二に音はまき子の本音は浩二に東京行きを止めて欲しいのだと教えます。
その夜、音の話を反芻しながら考え抜いた浩二は、翌日になって畠山リンゴ園に向かいます。
そして、まき子に向かって東京に行かずに自分の傍にいて欲しいと告白します。
すると、まき子はその言葉をずっと待っていたのだと泣きながら自分の気持を打ち明けたのでした。
そうして、まき子の東京行きはなくなり、数カ月後に浩二とまき子の結婚式が執り行われて、浩二は畠山家の婿養子になりました。
裕一が作曲した『高原列車が行く』は大ヒット曲となり、浩二とまき子が働く畠山リンゴ園でもその曲が流されていたのでした。
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エールネタバレ23週のあらすじ 華とアキラの恋の行方
裕一は周囲から妻の為にも作曲すべきだと言われます。
それを聞いて、かつて音が華を妊娠した時に裕一は、もう一度夢に向き合える日が来るまで自分が彼女の夢を預かると言ったことを思い出した裕一
そうして、裕一は『朱金昭』や『トゥランドット』や『チガニの星』などを作曲し、音はこれらに出演したのでした。
裕一の後押しのお陰もあって音楽の道に戻ってきた音でしたが、長男の正裕が生まれたことで育児に専念することを決意しました。
こうして音の表舞台での音楽との関りは終わることになりましたが、その分だけ裕一が頑張ります。
昭和27年になると何回もコンビを組んできた劇作家の池田が新しいラジオドラマを書き始めます。
『君の名は』と命名された物語は、戦争の最中で出会った若い男女が過酷な運命に翻弄されながらも生きていくと云うものでした。
裕一は池田から番組で流されるすべての曲を任されますが、数々のハプニングに見舞われ苦労します。
それでも、裕一と池田は降りかかってくるトラブルをひとつずつ解決していきやっとの思いで完成させたのでした。
同じ年の4月に放送が開始されたラジオドラマ『君の名は』はたちまち人気となり大ヒットします。
主人公の春樹と真知子のすれ違いを描いたストーリーが多くの人を惹きつけたのです。
その人気ぶりは放送が始まると銭湯から人が消えてしまうほどだったのでした。
好評を背景に1回30分で毎週木曜日に放送された『君の名は』は2年間も続きます。
放送日には裕一はラジオ局まで出かけていって、その場で生演奏すると云う忙しい生活を送るのでした。
そしてラジオドラマの好調を背景に放送開始の翌年には未だラジオ放送が続いているにもかかわらず画化が決定され、3部作構成で制作された映画は空前の人気をはくしたのです。
さらに、主人公の真知子のスカーフの巻き方が『真知子巻き』として大流行ファッションになったり、生まれてきた子供を春樹と真知子と名付けたりするのが流行りました。
『君の名は』以降も裕一は精力的に作曲活動を続けてきました。
昭和27年には映画『ひめゆりの塔』の主題歌を作曲。
『ひめゆりの塔』で裕一はNHK放送文化賞受賞の栄誉を与えられたのでした。
更に『福島温度』や『花売馬車』などを世の中に送り出したのでした裕一は舞台やミュージカルにも挑戦していきます。
そして戦争の恐怖は日本の映画界に怪獣映画をもたらし、裕一は『モスラの歌』なども手掛けたのでした。
その頃になると、華は予科練から戦地に向かって死んでしまった弘哉への淡い初恋の傷も癒えていて、看護の仕事をするようになっていました。
華の病院での仕事は目の回るような忙しさに追われていたのです。
そんなある日、華が勤める病院にロカビリー歌手のアキラと云う青年が入院してきました。
アキラの看病を続けているうちに華の中に彼に対する想いが芽生えてきます。
華からアキラとう青年のことを聞かされた裕一でしたが、何故か素直には喜べないでいたのでした。
朝ドラ『エール』ネタバレ22週23週モデルから[音は腸チフスで重体-死?久志はアルコール中毒に
次に、古関裕而さんの史実は主人公の古山裕一に、金子さんの史実はヒロイン・古山音として紹介したいと思います。
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昭和20年(1945年)5月に音は、子ども達を福島の実家に疎開させますが、福島の
実家がある福島市も危険な状況になってきたため、子ども達を福島の飯坂へと
疎開させるため、福島に行きます。
しかし、そこで音は腸チフスに感染し重体になってしまいました。
偶然、子ども達の疎開先である二階堂魚店に医学生が下宿していて、この医学生
が音のことを腸チフスと診断してくれました。
すぐに病院へ行くために、タクシーを呼ぼうとしても、この頃のタクシーは、
木炭車になっていて、木炭1俵を用意しなければなりませんでした。
そのため、裕一の弟である浩二が何とか木炭を用意してくれて、タクシーで音を
病院へ運んでくれました。
知らせを受けた裕一は、海軍とのつながりが幸いし、福島までの切符を入手
することができ、急いで福島の病院に向かいました。
音の顔には死相が出ているほどでしたが、海兵団で腸チフスの予防接種を
受けていた裕一は、音の看病に励みます。
福島での病院生活も幸いしました。旧友や知人が、貴重な生卵といった食料を
分けてくれたのです。
裕一の必死の看病と周りの優しさのおかげで、音は回復していきました。
一方、8月になると、福島の空襲も悪化。
もう終わりかもしれないと覚悟しながら、裕一は日々を送っていると、
東京での出演依頼があり、戻ることとなりました。
福島駅で、見送りの新聞記者から、戦争が終わるらしいこと、日本が負けたこと
をひそかに耳打ちされます。
それから数日後。
8月15日、天皇陛下の放送があると裕一は聞きました。
本土決戦だろうかと裕一が聞いていると、雑音混じりの放送を聞いた人々が
嗚咽するのでした。
この放送は、日本の降伏を意味する玉音放送でした。
終戦です。
音は天皇からの降伏を聞き、ベッドから這い出して、日本の戦闘機を見て
涙しました。
声楽を愛した音は、戦時中でも空襲の合間に歌っていたほどで、裕一の看病に
より、腸チフスから回復した音は、透き通った歌声を取り戻していました。
古山一家が疎開した温泉街の飯坂町は恵まれていました。
当時から福島は果樹王国であり、桃やりんご、ぶどうなどは気軽に売ってもらえ、
飯坂ではドジョウや魚も取れたため、食べるものに困ったりしなかったのです。
しかし、そんな幸運な人ばかりでもありません。
同郷の友人である福島三羽ガラスの1人である佐藤久志は、疎開先でも一緒
でしたが、様子がどうにもおかしいのでした。
戦時中、軍歌を世に出してきたストレスによって、久志はアルコール中毒に
陥っていたのです。
ついにはメチルアルコールにまで手を出し、顔面が変形してしまうのでした。
命さえ落としかねないものでも、飲まねば生きていけないほど、辛い世の中に
なっていました。
裕一達が疎開した先の飯坂温泉には、米軍のジープが乗り付けていました。
一仕事終えた米兵たちは、温泉で疲れを癒していたのです。
そんな米兵が通訳を連れてやってきて、『比島決戦の歌』のメロディを口ずさみ、
裕一に歌うように促してくるという怖い体験をします。
震えながら、なんとか歌う裕一。
しかし、そんな裕一とは対照的に、米兵達は上機嫌で握手を求めてきます。
どうしたことかと戸惑った裕一でしたが、ジープの音が遠ざかったあとで
ニミッツとマッカーサーを地獄に落とすどころか、讃えた歌の作曲者だと米兵達
は誤解していたことに気づきました。
慰問団をはじめ、アメーバ赤痢、インパール従軍、デング熱、日本への空襲、
海兵団への入団、ヘルニア、音の腸チフス。
何度も死線をくぐりながら、古山一家は戦争を生き延びることができたのでした。
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ここまでが、朝ドラ『エール』ネタバレ22・23週モデルからについての紹介
でした。
朝ドラ エール22・23週モデルからのネタバレにあるように、長かった戦争も
ついに終わりを迎えました。
裕一も慰問団として派遣された先で、デング熱にかかり死線をさ迷いましたが、
今度は音が腸チフスにより、死線をさ迷うことになりそうです。
幸運なことに、音も回復に向かい、古山家は誰も亡くならずにすむようなので、
良かったですね。
史実によると、佐藤久志の実在モデルである伊藤久男さんは、アルコール中毒
により、メチルアルコールにまで手を出してしまい、顔面が変形してしまいます
が、エールではどうなるのでしょうか。
現在放送されているエールでは、素敵な顔で女性から黄色い声援が送られている
久志。
どうにかこの部分は、史実をなぞらえないでほしいですね。
ついに終戦を迎えた日本で、裕一はこれからどんな音楽を作っていくのか。
これからもエールから目が離せません。
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