今回は『らんまん』の113話(第23週)9月6日 水曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【『渋谷』の土地柄に落胆する寿惠子】と題して23週113話をお送りします。
万太郎に新しい印刷機を購入させる決心をさせた寿惠子は、次に叔母の”みえ”から話を聞かされた新しい商売に取り組むことを決めます。
ところが商いを始める場所である『渋谷』の様子を見に行った寿惠子は、目に飛び込んできた田舎の景色に落胆するのでした。
<らんまん23週113話のあらすじ>
波多野から話を聞かされた万太郎は、助手となっていた野宮を思い留まらせようと植物学教室に足を運びます。
大学を去るべきではないと言う万太郎に対して、自分は田邊教授に引っ張られてきたのだから、教授が非職となったときに一緒に去るべきだったと返した野宮。
それでも波多野から誘われた顕微鏡の奥の世界へに興味が沸いたため居残ってしまったと野宮が打ち明けているところに、泣きだしそうな顔をした波多野がやってきました。
そんな波多野に感謝の気持ちを伝えてから、これまで自分が奮起できたのは万太郎のおかげだと口にしたあとで、頼みがあると言い出した野宮。
それは万太郎の住居兼研究室を見てみたいというもので、周囲からは”タヌキ御殿”と呼ばれていたのです。
東京を離れる数日前に初めて徳長屋にやってきた野宮は、石板印刷の植物画や大量の標本を目の当たりにして大興奮します。
そんな野宮はせめてもの感謝の気持ちだと言って、生まれたばかりの千鶴も含めた槙野家の家族全員の肖像画を書き始めたのでした。
そして石板印機をみた野宮が、海外ではもっと大量に印刷することができるアルミニウムを使った印刷機があることを口にすると、寿惠子がその話に食いついたのです。
その日の夜、寿惠子はアルミニウムを使った印刷機を購入することを万太郎に勧めます。
しかし、寿惠子のおかげでやっと借金地獄から抜け出せたばかりの万太郎は、躊躇してしまうのでした。
ところが、綾と竹雄の酒造りにかける夢を聞かされていた寿惠子は、大いに刺激を受けていて作業効率を高めることの利点を説いて万太郎の背中を押したのです。
そして万太郎が新たな印刷機の導入を決心すると、今度は自分の夢について語り始めた寿惠子。
それは、叔母の”みえ”から話があった自分で商いを始めることだったのです。
寿惠子は目を輝かせて新しい冒険に立ち向かいたいと万太郎に向かって自分の想いを伝えます。
寿惠子の話を聞いた万太郎は、身体を大切にすることを条件に応援することにしたのでした。
明治30年9月になると、万太郎は助手の虎鉄を連れて東北への植物採取の旅に出かけていきます。
ふたりを見送った寿惠子は、すぐに”みえ”から話を聞かされた『渋谷』へさっそく出かけていきました。
ところが寿惠子の目に飛び込んできた『渋谷』は、宮益坂と道玄坂という2つの坂道に挟まれた、田園や茶畑が広がる場所だったのです。
そこに行き交う農民はくたびれていて、女性たちは安物の着物を身にまとっている様子を目の当たりにした寿惠子は、落胆の色を隠せなかったのでした。
らんまん114話23週ネタバレ【荒谷に渋谷で店を出さない方がいいと言われ
<らんまん23週113話の感想>
野宮が植物学教室を去ってしまうと、波多野が農科大学にいくことが決まっているので、せっかく復帰した万太郎が心を許せる仲間がいなくなってしまいます。
野宮は波多野が教室をでていくことで決心したのかもしれません。
教授になった徳永と助教授の細田との関係はあまり良好とは言えないので、そのうちに万太郎も植物学教室を去りそうな展開ですね。
寿惠子の新しい商いの場所となる『渋谷』は、その当時はほんとうに田舎だったようです。
つつましく暮らしているようすを目の当たりにしたら、寿惠子でなくても商いができるのか不安になりそうですね。
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