この記事は朝ドラまんぷくのあらすじネタバレの詳細と感想になります。
今回は3月6日(水)に放映された23週「次はまんぷくヌードルだ!」の130話です。
<前回までのながれ>
福子は源に萬平が何かを開発するときの姿を見せてやりたいと言います。
即席ラーメンの国内市場が頭打ちなら海外進出はと考える萬平。
福子は2年前のアメリ市場開拓旅行のときの話をしはじめます。
試食会で丼と箸がなくて紙コップとフォークで急場をしのいだと云う思い出を話です。
それを聞いてひらめいた萬平。
「おまえは凄いな⁉すごいよ福子‼」
翌日の会議で容器入りラーメンの開発を発表する萬平。
会議が終わると神部は商品開発部内に若手を中核とした新商品開発チームの編成を指示します。
幸田家では吉乃と結婚した岡が家族ぐるみで森本とつきあっていて万博に一緒に出掛けたりしています。
忠彦は弟子の名木からの自分の絵の評価に戸惑いながらも、いろいろな見方があることを喜んでいます。
忠彦の絵はパーラー白薔薇にも飾ってあります。
世良も忠彦が描く絵の評価が高まる中で萬平に1枚もらえるように頼みますが、アキラは新製品を生み出せなくてそれどころでないことを理由に止めさせます。
自分も萬平に新製品開発するようにハッパをかけていると言う世良にアキラは簡単にできるものではないと言い返します。
神部は4人の新商品開発チームのメンバーに将来の会社のことも考えて源を加えます。
そして決して萬平への気遣いではないと周囲に説明したのでした。
萬平は割ったまんぷくラーメンが入った紙コップを4人に見せます。
戸惑う4人に向かって萬平は言います。
「あえて言えばラーメンでなくてもいいくらいだ‼とにかく今まで世の中のどこにもなかった画期的な商品を作るんだ‼既成概念はすてろ‼今までの常識にとらわれるな‼」
鈴は萬平がまた新製品を開発することを聞いて不満顔です。
また家に仕事を持ち込まないで欲しい言う鈴の話を聞き流すふたり。
一緒にまんぷくラーメンを食べているふたりが新しい商品をつくろうとしていると思うと心がおどる福子でした。
129話はここで終わり、そこからの続きで今回は23週130話のネタバレあらすじになります。
<130話の視聴率は>
130話の視聴率は22.5%でした。
前129話から0.7ポイントアップです。
ちなみに『まんぷく』の最高視聴率は初回の23.8%となっています。
<130話のあらすじ>
鈴が心配していた通り萬平は大量の具材を買い込んで立花家の台所を占領しています。
萬平はビーフコンソメを日本人の舌に合うように改良するつもりで、味見係はもちろん福子です。
文句を言う鈴ですが萬平は会社を行き来する時間が勿体ないと取り合いません。
「ずっとここに居座るの?お昼ご飯はどうするのよ?」
鈴に対して出前を取ればいいと言い返す萬平。
萬平と福子でのスープ作りの試行錯誤が始まりました。
福子は萬平のこだわり方を源に見せてやりたいと言います。
そんな福子に萬平は源を特別扱いにするつもりはないが自分からやりたいと言い出した場合は拒まないとこたえます。
結局夕食も出前になります。
鈴との約束で家では仕事をしないとのではと言う源に向かって福子は思い込んだら周囲が見えなくなるのが萬平だと言って聞かせます。
仕事は会社でと割り切っている源の熱意のなさをみて少し寂しさを感じた福子でした。
神部は萬平が持つ独特の味覚をベロメーターと称しています。
源が萬平と福子が家でスープ開発をしている事を告げると手伝えないものかと言い出します。
でも家で仕事をするなんて嫌だと言う源。
商品開発チームを容器のデザインと設計に取り掛かります。
形状は全員の意向により丼型で進められることになります。
「とにかくいろいろ作ってみよう‼社長はせっかちやからのんびりしてられへんぞ‼」
真一たちと世良が丼入りの新製品について言い争います。
「萬平君はただ単に新しい味のラーメンを作るのではなく見た目からして消費者がええと思うような商品をつくりたいんや‼」
そう言う真一に対して容器に入っただけのどこが画期的なのか分からないと言う世良。
びっくりするするくらい美味しいものを作ったら良いと世良は続けます。
萬平を止めるべきと主張する世良に、真一も岡も森本も無理だと言い切ります。
「立花萬平という男は一度決めたら何がなんでもやりとげる‼世良さんもようわかってるでしょう‼」
真一に言われた世良は言い返します。
「失敗する‼絶対に失敗する‼」
幸田家では弟子の名木が忠彦に自分の作品を見せています。
そえは忠彦の作品のカラスがカボスに変わっただけの絵でした。
独自性がないと指摘された名木は泣きながら飛び出して行ってしまいました。
大介もタカも名木の個性を否定するような発言をしますが、忠彦だけは名木の個性を尊重するのでした。
1週間後萬平はビーフコンソメと醤油味のスープを会社に持ち込みます。
源は家で萬平と福子と鈴が出来上がったスープを絶賛していたのを見ていましたが会社で初めて味見します。
源がそのスープを飲んで萬平の味覚の凄さに驚きます。
新商品開発チームのメンバーも美味しさに声を失うほどでした。
萬平は容器の開発が遅れていることを知ると激怒します。
「何をやっているんだ‼仕事をさぼっているのか?君たちは‼」
萬平は開発チームをスープと麺と容器の3班に分けて同時開発することを神部に指示します。
源は今までに見たことのない厳しい萬平の姿をみたのでした。
萬平のスープ作りが終わって暇になってしまった福子。
鈴は試飲したスープをもう一度飲みたいといいますが既に家にはありません。
美味しいラーメンができあがるように萬平を応援して欲しいと鈴に頼む福子。
「応援します‼」
鈴の言葉にふたりは思わず笑顔で向き合うのでした。
<130話の感想>
さすが萬平ですね。
一旦スイッチが入ると誰にも止められなくなります。
福子はそんな萬平の生きざまを母親として源に見て欲しいんですよね。
どこかさめている様な源のふるまいや名木の感性は、ジェネレーションギャップと言う言葉はない時代ですが若い人の価値観の変化の表れの始まりですよね。
そんな源ですがスープ作りや容器開発の遅れを叱咤する萬平をみて父親像がかわりそうです。
鈴がもう一度飲みたいと云うほどのスープの味が気になりますね。
萬平が作り上げたスープに合う麺と容器の開発がどのように進むのかが楽しみです。
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