この記事はBSで再放送される”おしん”のあらすじネタバレです。
2019年9月2日、3日の再放送133話134話の内容です。
<おしん再放送133話134話の簡単あらすじ>
清の耳におしんが田倉の家から逃げ出そうとした事が入ってしまいます。
自分のことより佐和のことを案じて飛び出したおしんは、途中で出会った佐和を捜していた耕造から事の真相を聞いたのでした。
清の追及に自分のせいでおしんに怪我をさせてしまったことを話した竜三です。
大五郎ももう済んだ事と清を制止てくれます。
でも、『1つの家にお産の一度に2つあっぎ、どっちかの子供が欠く』でまたひと悶着となってしまいました。
これも大五郎が抑えてくれたので取り敢えずおさまりますが、、、
<おしん133話134話のあらすじ>
「おしんが何したって言うと? 出て行けてんひどかおなごじゃてん、そがんことは軽々しゅう口にすっもんじゃなか‼」
竜三は清に向かって怒りをぶつけます。
それに対し清はおしんが家を出ようとしたと言うのでした。
清は佐和を誘ったことまで知っていたのでした。
清の話の途中で席を外し佐和のところに向かうおしん、それを追いかける竜三。
途中、ふたりは耕造に出会います。
「佐和ば、、、佐和ば返せ!佐和ば返してくれ!佐和ば返せ!」
耕造はわめきながらおしんの胸ぐらをつかみます。
耕造の妹が佐和が働いていた頃の着物を漁っていた時におしんから貰った30円見つけてしまったのだと言います。
その金をめぐって耕造の母と妹が佐和を酷く折檻したのでした。
耐えかねた佐和はおしんから逃げるためにもらった金だと話してしまっていたのでした。
その後に佐和は家を出てしまっていたのでした。
謝るおしんに佐和は家を出てほっとしているのかも知れないと耕造は言います。
田倉家に帰ったおしんは清に責められます。
いくらいきさつを話しても佐和もおしんも悪女にする清です。
竜三は佐和がおしんが身重である事を案じて自分に連絡してきたのだと話します。
そしておしんの怪我は自分が負わせたものだと、、、
「よう分かった。お前の思うごとすりゃよか‼あん時はあん時たい。今おしんばこのうちから出す理由はなか!」
大五郎が清を制すと怒って部屋を出て行ってしまいます。
「おしん。体ば大事にしてよか子を産まんば!うん、ハハハハ!これからも色々当たりも強かろうばってん、あ~気にすっことはなか。竜三もオイもついとっけんない!」
大五郎の言葉が身に染みるおしんでした。
しかし、清にはおしんに田倉家でどうしても出産させたくない理由がありましたが、それをおしんが知る由もありませんでした。
おしんと竜三は畑仕事の合間に話をしています。
雄の節句も祝ってやれないとおしんが言うと清がやってくれていると竜三が返します。
雄は清に取られたのではなく子守に預けているのだと思えば気も楽になると慰め合うふたり。
そして新しい命について竜三に話しかけます。
「あんたがこんなに喜んでくれると思わなかったの。あん頃、あんたには私は重荷だと思ってたから、、、」
竜三も気苦労が多くて疲れていたのだと言います。
「うん、いいんだ。もう済んでしまったことは。本当に良かったんだ。あのまま東京行ってたらあんたとは一生別れ別れに暮らすようなことにもなっただろうし、雄も生まれてくる子供も父親のない子にしてしまったかも知れないもんね。佐和さんのおかげだ、、、」
そう話しながら佐和の安否を心配するおしんでした。
その頃、田倉家では清と篤子が話していました。
「えっ? おしんさんもでけたとね」
同じ時期だと聞いて小姑のいる家ではお産はできないと戸惑う篤子です。
「分かっとっさい。おしんには出ていってもらうとじゃっけん」
清は何としてもおしんを追い出すつもりでした。
畑から帰って竜三とおしんが足を洗っていると大五郎が干拓から帰ってきました。
それぞれが仕事の状況を話しあった後で大五郎が言います。
「おっ?今日は端午の節句じゃったたい。ハハハ!おしんも久しぶりに雄と一緒に祝うてやりゃよか!ない!ハハハハハ」
奥の部屋では恒子の子供達4人と雄と清と篤子が集まっていました。
大五郎の姿を見つけると飛び掛かる佐太郎です。
「さあ、みんな寝んば!雄も眠たかとね。平吉も寝かすけん」
その時、おしんが入ってきたので大五郎は清に雄を抱かせてやれろ言いますが清は雄を渡さずに自分で抱いたまま部屋を出ていきます。
出がけに思い出したように竜三に言います。
「あっ、竜、今夜大事か話のあっけんね、そんつもりで」
何の話かと不安になるおしんでしたが竜三はまた小言だろうと気にしていませんでした。
清と大五郎と竜三と篤子が話しています。
「おしんば山形さん帰すて話はもう済んだじゃんね!」
初産は里でするのは不思議なことではないと言う清と篤子です。
篤子は勝手にここで産めばいいと竜三。
でもおしんも佐賀で産ませると言うのでした。
『1つの家にお産の一度に2つあっぎ、どっちかの子供が欠く』の言い伝えがあるからそれは出来ないと言う清です。
「何ふうけたことば言いよっと!そがん風習はただの迷信たい!信じる方がどがんじゃいしとっと」
大五郎はバカバカしいと反論します。
そんなに嫌なら篤子が向こうで産めば良いし、向こうで産むのが嫌なならここで一緒に産めばいいと言う大五郎でした。
大五郎に強く言われた清は反論できずにおしんの世話はみないと捨て台詞を吐くのでした。
その夜、おしんはふじと加代とたかに子供が生まれることを手紙に書いたのでした。
おしんの右手は手紙が書けるまでに回復していました。
清の話の内容を訊くおしんにいつも通りだと返した竜三。
しかし竜三は心の中でこれからどんな辛い事が続くのかとおしんを案じていました。
<おしん133話134話の感想>
おしんの佐和への労りは尽く裏目にでてしまいます。
おしんだけでなく佐和まで更なる苦境に追い込まれてしまいましたね。
清の執拗なおしんへの虐めに大五郎も清を抑えにかかります。
家を出ようとした事を不問に伏して、おしんの二人目の子供は田倉で産むこととしてくれました。
でも、清とおしんとの確執は本質的には何も解決していないことが心配ですよね。
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