この記事は朝ドラ『なつぞら』のあらすじネタバレ23話の詳細です。
今回は23話第4週(4月26日)に放映された「なつよ、女優になれ」です。
<前回のあらすじ>
「なっちゃんのままじゃ駄目なんですか?他の魂をつくらなきゃ駄目なんですか?」
皆は天陽の発した言葉に驚きますが倉田はそのとおりだと賛同します。
でもなつの演技は天陽さえイライラさせていたんです。
「芝居ってこんなに難しかったのか、、、表現って難しい‼」
どうしたら良いのか分からなくて困惑するなつ。
山田家に剛男が訪れています。
剛男は農協として乳業メーカーの検査内容についてとやかく言う事ができないことを説明します。
正治は泰樹が加わらないから農協がメーカーと交渉できないのだと愚痴をこぼします。
量は誤魔化せないので搾乳量を増やすことを提案することしかできない剛男。
稽古のあとで雪次郎がなつに貸していた本を引き取りに柴田家を訪れます。
「このセリフの裏ではどんなことを考えているのか?その人物がどんな風に生きてきたか自分の経験や記憶と重ねて想像するしかないんだよ‼」
雪次郎は自分らしく演じることを彼なりの解釈でなつに説明します。
雪次郎が帰ったあとで演劇を観にきてくれた人に何か農業高校らしいことをしたいと富士子に漏らすなつ。
別の日に富士子はなつの想いを雪月の妙子に相談します。
そこでなつの本当の母親になれないけれどできる限り応援したいと漏らす富士子。
放課後の学校では倉田なしでの演劇の練習が続けられます。
村長の演技に駄目出しをした門倉は自分が村長役に変わります。
そしてなつは倉田が台本に入れ込んだ台詞を言葉にすると自然に涙が溢れてくるのでした。
その演技は見る者の心をゆさぶるものになっていました。
22話はここで終わり、そこからの続きで今回は4週23話のネタバレあらすじになります。
<なつぞら23話の視聴率は>
<なつぞら23話の視聴率は>
23話の視聴率は18.7%でした。
前回22話から1.3ポイントダウンです。
ちなみに『あおぞら』の最高視聴率は9話と17話と19話が同率で23.1%となっています。
<なつぞら23話のあらすじ>
なつの感動的な演技は門倉の演技もより力強く感情的なものに変えます。
それを部室の入り口の陰から満足げに見ていた倉田。
でもふと門倉が村長役をしていることに気づき理由を尋ねます。
つかさず威厳が出ないからどうしても変わってくれと頼まれたと言う門倉。
少し怪訝そうな顔をした倉田でしたが村長役は門倉で落ち着くのでした。
それを見ていた天陽は何かイメージが沸いたのか静かに部室を離れ校庭にベニヤ板を数枚並べたキャンバスの上で絵筆を動かし始めました。
その頃、雪月では富士子と妙子がとよと雪之介に演劇会場でアイスクリームを配る話をしていました。
牛乳は農業高校でとれたものを使用することにします。
無料で配ると聞いて最初は反対したとよですが応援とはそう言うものと妙子に言われて渋々承諾しす。
器をどうするかと云う話になった時に妙子が最中の皮をつかうことを思いつきます。
とよは演劇会場が新商品の試食会になるので好評なら雪月で販売できると喜びます。
大会の朝になりました。
なつは出かける前に泰樹のところに行って絶対に見に来て欲しいと念をおします。
自分の芝居は泰樹にみてもらうためだけに演じるのだと泰樹に言うなつ。
なつが会場につくとロビーでは既にアイスクリームが配られていました。
富士子、妙子、とよ、雪之介が手際よく最中の皮の器にアイスクリームを乗せていても長蛇の列ができるほどの人気です。
なつが向かった先の舞台には天陽が描いた背景画がセットされようとしています。
まるでピカソのゲルニカのような迫力に背景に演技が負けてしまうのではと心配さえする雪次郎。
倉田はこの背景画の前で演じるから芝居が生きるのだと満足げです。
「まさにこれは彼自身の心の叫び‼山田天陽の魂だな‼」
泰樹が夕見子と明美を乗せて馬車で柴田牧場から会場に向かおうとすると天陽が馬に乗ってやってきます。
牛の様子がおかしいのに農協関係者は誰も連絡が取れないと言うのです。
泰樹が山田家に向かって牛を診るなり誇張症だと言います。
原因は搾乳量を増やそうとしてクローバーをたくさん食べさせていたのです。
泰樹は乳脂肪が少ないと言われている山田家の牛乳を飲んでみるのでした。
会場控室では良子がほとんどを作り上げた衣装に身を包んだ出演者とそれを支えるスタッフ全員で気合をいれます
夕見子と明美は開演間際に到着しましたが泰樹と天陽の姿はまだ見えません。
やがて演技が始まりました。
村長の帰りを待つ村人と天陽の演技を舞台の袖から見ているなつ。
さあ、いよいよなつの出番です。
<なつぞら23話の感想>
徐々に芝居の演技も様になってきました。
最初は演劇に否定的だった門倉はまんまと村長役におさまって気合に満ちた演技をしています。
練習を見ていて門倉も演じてみたくなったんですね。
なつの農業高校らしさのPRは富士子と妙子の力で最中の容器にアイスクリームを乗せるという新しいお菓子を生み出しました。
しかも準備した材料が無くなってしまうほど好評でしたね。
農協との関係がうまく行っていなくても天陽や天陽の牛には責任はないと面倒を見る泰樹の人間臭さには惹かれます。
山田家の牛乳を試飲して泰樹は何を思ったのでしょうか。
倉田の期待を裏切らなかった天陽の背景画の迫力は凄いですね。
ただの背景画ではなくて絵画としての立派な作品になっています。
さあ、いよいよ芝居が始まりました。
天陽の描いた背景画に負けない芝居を期待したいですね。
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