この記事は朝ドラ『なつぞら』のあらすじネタバレの詳細です。
今回は第24週「なつよ、未来をこの手に」の141話142話です
<前回のあらすじ>
なつのマコプロダクションでの仕事が始まりました。
そして、北海道が夏を迎える頃に、なつが自分と優と里帰りするのに合わせ、一久は麻子と下山と神地と桃代の4人も同行することでのロケハンを組んだのでした。
柴田家に着いた面々は挨拶もそこそこにインタビューを始めます。
先ずは泰樹に自身の生い立ちや開拓の苦労話を聞かせてもらいます。
その後は、遠く四国から入植してきたと云う一家では当時の古い農機具などを見せてもらいます。
そんな様子を一久は細かくメモ取り、下山がその傍らで次々にスケッチする作業が繰り返されました。
その後に、一行は雪月にも取材に行きます。
雪月でとよから当時の苦労話を聞いているところに、派手な容姿の女性客が店に入ってきたのです。
突然、雪月の店先にあらわれたのは、7年ぶりの再会となる風車から忽然と消えてしまった亜矢美でした。
なつが亜矢美に今までどこで何をしているのかを尋ねます。
「あれから売れない店を見つけては踊って歌ってた、、、そして客入りが増えて人気になるのを見届けたら別の店に移る、、、そんな事を繰り返しながら全国を周ってたのよ、、、」
そして、もう少しで目標金額になるから、あとひと稼ぎしたら新宿で返り咲いてみせるつもりだと亜矢美。
そして、亜矢美はしばらく雪月で働くことになったのでした。
<なつぞ141話142話のあらすじ>
いよいよ『大草原の少女ソラ』のキャラクターデザインが始まります。
なつは東洋動画でのテレビ漫画製作に慣らされていたため、キャラクターがオーバーアクションになる傾向がありました。
主人公の『ソラ』のキャラクターをお転婆な野生児のイメージで描こうとしますが、ソラのイメージではないと一久はなつに駄目出しをします。
「これはソラのイメージではありません‼もっと日常的な人間の姿や表情を捉えて描いてください、、、」
一久が求めるものは今までなつが手掛けてきた喜怒哀楽を大袈裟な表情であらわすものとは正反対の作品を作り上げようと考えていたのでした。
一久が求める主人公のソラのキャラクターイメージを捉えれなくて悩むなつに。
そんななつに下山が近寄ってきます。
「なっちゃん、良かったらスケッチみてみない?」
下山は北海道のロケハン時に自分が描いたスケッチをなつに見せてくれたのです。
そこには、自分の開拓時の苦労話などを嬉しそうに話す泰樹の膝の上に坐って好奇心に満ちた顔をして泰樹の目を見つめながら聞いている優の姿が描かれていました。
その姿は幼い頃のなつ自身を思い出させる懐かしい表情だったのでした。
「忘れてました、、、こうテレビ漫画気持ちをテレビ漫画に描いてもいいんですよね⁉」
そう言いながらソラを描き始めたなつ。
その頃には、昼間保育園で預かってもった優を夕方になった頃になつが迎えにいってきます。
その後は、麻子のはからいによりマコプロダクションで過ごさせてもっていたのでした。
そんな忙しい毎日を過ごしながらも、『大草原の少女ソラ』製作はどんどん進んでいきます。
その頃には、制作進行や動画チェックの為の新しいスタッフも加わります。
そして声優のオーディションも行われたのでした。
オーディションに先だって咲太郎がなつに言います。
「なつ‼うちの事務所からの声優もオーディションに出るんだ‼」
オーディションの結果、『大草原の少女ソラ』の声優陣は主役のソラ以外の主要キャラクターはレミ子や蘭子たち風車プロダクションがほとんどになったのでした。
なつは、また咲太郎と一緒に仕事ができる事を喜びます。
その後も、作画の仕事は連日連夜、ほとんど休みもない状態で続きます。
なつだけは優がいるので仕事を家に持ち帰ってこなしますが、一久を含めた他のメンバーはほとんど会社に寝泊まりしていました。
そして、その年の10月にいよいよ『大草の原の少女ソラ』の放送が始まったのです。
<なつぞら141話142話の感想>
『大草原の少女ソラ』のキャラクターデザインが始まりますが、またしても一久の強いキャラクターイメージに翻弄されてしまうなつ。
でも、下山は一久が何を求めているのかが分かっていましたね。
さりげなく、1枚のスケッチを見せてそれを伝えたのは流石ですね。
自分が作りたい作品を作っていると云う喜びは仕事の辛さを忘れさせてくれます。
皆が誰に言われなくても自分の出来る最大限の仕事をしていますよね。
そしていよいよ『大草原の少女ソラ』の放送開始です。
皆の想いは子供たちとその親に受け入れて貰えるのでしょうか。
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