今回は『おちょやん』の26話(第6週)1月11日月曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
<おちょやん26話のあらすじネタバレ>
千代は家で必死にひとり稽古をしている座長の姿を見てふたたび『山村千鳥一座』の雑用係として働き始めることになりました。
役がいつもらえるのかわからないまま我儘な千鳥の世話に忙殺される千代でしたが必死になって雑務をこなします。
いつかはチャンスがやってくると信じていた千代でしたが現実は稽古に参加することも叶わない毎日でした。
そんな中で、一座の公演を見に来る客は日を追うごとに少なくなってしまい、今までは何かと千鳥一座に便宜をはかってくれていた三楽劇場の座本が座長の千鳥のところにやってきて通告してきます。
残された期間はあと半月だけだと言いにくそうにしながらも公演の打ち切りを伝えた座本。
その話はすぐに座員たちの間に伝わり不安が広がってしまいますが、座長の千鳥はプライドもあって他の劇場を探すだけだと平静を装って動揺を隠して強がっていたのでした。
そんな千鳥に向かって女だけの劇団を受け入れてくれる劇場が簡単には見つからないと言ってふたたび自分が書き上げた人気漫画である『正チャンの冒険』を芝居の演目に変更することを提案した座員の清子。
しかし、千鳥が一旦自分で言い出したことを簡単に変える筈もありません。
ところが、座長は断固拒否の姿勢を貫いたあとで想定外のことを口にしました。
それは、座員たちだけで勝手に『正チャンの冒険』を芝居の演目にすれば良いと言うのです。
そして、最後には自分は手並みを見させてもらうと清子に告げた千鳥。
それは、座員たちを自分が突き放す形での清子の提案の承諾だったのです。
しばらくしたあとでカフェ『キネマ』では千代が『山村千鳥一座』での出来事について仕事仲間に話していました。
そして、新しい演目で遂に自分にも台詞付きの役がついたことを嬉しそうに報告した千代。
それを聞いた『キネマ』の面々は喜んでくれて口々に千代に祝福を伝えますが、台詞付きだという役は一言だけのネズミ役であることを知ってすぐに落胆してしまいます。
ところが何故か洋子だけがネズミ役も重要な役だと千代を擁護してくれたのでした。
そんなときに、店長の宮元が幼い男の子を抱きかかえて面々のところにやってきます。
男の子の名前は進太郎で、何と洋子の息子だったのです。
すると千代を擁護してくれていた洋子が進太朗について話し始めます。
洋子は離婚していて進太朗は別れた夫に引き取られていたとのことで数日間だけ預かる事になったと言います。
ところがなかなか懐いてくれなくて苦労していると説明しながら自分が子供より仕事をとったからだと諦め顔をする洋子。
千代が知らなかった洋子の一面に驚いていると進太朗が千代の台本を見つます。
『正チャンの冒険』だと知って自分も観たいと言い出した進太朗。
でも広島に戻ってしまうから観る事はできないと洋子が息子をなだめたのでした。
その日の夜、二階の部屋では喜んでくれた真理が千代に向かって役がついたことを知らせたい人がいないのかと尋ねます。
弟のヨシヲのことを思い浮かべながらもっとちゃんと芝居ができるようになってからだと微笑みながら答えた千代。
そうして『正チャンの冒険』の練習が始まりますが、千代の学芸会レベルの演技を目の当たりにした清子や他の座員たちは開いた口が閉まらなくなってしまったのでした。
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