今回は『虎に翼』の36話(第8週)5月20日 月曜のあらすじネタバレ、放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
8週タイトル「女冥利に尽きる?」
(36話)
結婚した寅子(伊藤沙莉)は弁護の依頼も来るようになり順調な日々を送る。ある日、手伝いとして働くよね(土居志央梨)とともに、子の親権を義父と争う女性の依頼を引き受ける。両国満智(岡本玲)は夫に先立たれ、しかも亡き夫の子を妊娠中。金策に困り果てて夫の友人を頼ったが、「著しき不行跡」として義理の両親から訴えられた。彼女の味方として張り切る寅子だったが、そんな寅子を優三(仲野太賀)は心配していた。
虎に翼 8週36話のネタバレあらすじ
『虎に翼』第8週の第36話では、寅子が個人的な試練と職業的な成功の間で葛藤しています。
優三と微妙な距離感
1941年から始まる日中戦争と太平洋戦争の時代背景の中で、寅子という女性弁護士の物語が描かれています。
寅子は、戦時中の困難な時期にも関わらず、仕事で大きな成功を収めていました。彼女は優三と結婚し、その報告をするために法曹会館を訪れます。
そこで穂高という人物に出会い、彼から結婚と仕事の成功を祝福されますが、寅子は優三からの愛の告白に戸惑いを隠せませんでした。
寅子は弁護士としての仕事において順調な日々を送っていましたが、夫・優三との関係は依然として微妙な状態が続いていました。
依頼人の嘘の証言
その後、寅子は離婚を望む女性からの依頼を受けます。
この女性は、夫が家族を顧みず借金を重ねるという問題を抱えていました。寅子は彼女に寄り添い、力になることを約束します。
しかし、依頼人の夫が徴兵されると、彼女は離婚を思いとどまります。
寅子は、日比谷公園での昼食中に轟太一という人物と会話を交わし、戦時中の民事案件の減少について話し合いますが、寅子は依頼人のために全力を尽くすことを誓います。
さらに、寅子は両国満智という妊娠中の女性から、夫の死後に起きた法的な問題で助けを求められます。
満智の夫は歯科医で、彼の死後、彼の友人である神田という歯科医が、訪問歯科サービスを提供することを提案し、その収入で満智と子どもを支えると申し出ます。
しかし、夫の両親はこれに反対し、満智を訴えます。寅子はこの複雑な家族の問題を解決するために力を尽くします。
最終的に、寅子は裁判で満智を弁護し、彼女の主張が認められるという勝利を収めます。
しかし、裁判後、満智の舅は孫の出生に疑問を投げかけ、寅子はこの新たな疑問に直面します。満智の夫が亡くなる前の3ヶ月間は昏睡状態であったため、子どもの父親が本当に夫であるかどうか疑わしい状況になります。
寅子はこの事実に気づき、自分が何か大きな間違いを犯したのではないかと激しく落ち込むのでした。
優三の優しさで恋に落ちる
この出来事をきっかけに、翌日に休みをもらいはるから頼まれごとで出かけました。
外でばったり会った夫の優三は寅子に対し、頂き物の焼いた鶏肉を河原で二人で内緒で食べようと言ってくれます。そこで胸の内を優三に話すと、僕の前では肩の荷を降ろして と常に正しくあろうとする彼女の姿勢を優しく諭します。
優三の言葉に心を動かされた寅子は、ついに恋に落ちるのです。
1話から最終回までのあらすじネタバレはこちらから見れます⇓⇓
◆実在モデル家系図⇓
虎に翼モデル三淵嘉子の家系図!夫,息子,再婚相手旦那や子孫,家族子供生涯
予告レビューポイント
◆放送後に詳細あらすじネタバレ・感想を追記してお届けします。
今回は『虎に翼』の36話(第8週)5月20日 月曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【失態を犯してしまった寅子】と題して第8週36話をお送りします。
両国満智の弁護を引き受けることになった寅子。
それは子供の親権を義両親と争うものでした。
裁判は寅子の頑張りもあって見事に満智側の勝訴となりますが、結審した後から満智の疑惑が浮上したのでした。
<虎に翼 第8週36話のあらすじ>
昭和17年の年が明けると、アメリカとの戦争が始まったことで世の中も日増しに戦争色が強まっていました。
直言の会社は軍からの途切れない受注で好調となります。
そして寅子には優三と結婚したことが功を奏したのか弁護の依頼が立て続けに舞い込んで来ていたのです。
順風満帆そのものだった寅子でしたが、結婚した日に優三から明かされた言葉がずっと気になっていました。
“ずっと好きだった”のせいもあって、微妙な夫婦間距離となっていた寅子と優三。
そんなある日のこと、寅子のもとにあらたな弁護の依頼が舞い込んできます。
依頼主は両国満智という女性で、亡き夫の義両親と2人の子の親権を争うものだったのです。
満智の夫は歯科医師でしたが、4歳の男の子とお腹の子を残したまま病死してしまっていました。
万智は義両親からの援助が満足でなかったため、夫の友人で同じ歯科医師の神田に亡き夫の診療所を貸し出しすことで、子供たちの養育費を賄おうと考えたと言います。
ところが義両親から”著しき不行跡”と激怒され、子供の親権を取り上げると迫られていたのです。
万智から事情を聞かされ義両親に対して怒りを募らせた寅子は自宅で優三にその内容を明かします。
すると優三からアドバイスされてしまった寅子。
“トラちゃん、深呼吸”
“決めつけて突っ走ると思わぬヘマをするから”
その後その裁判は寅子の頑張りによって見事に満智側の勝訴になります。
ところが結審後に寅子が見つけ出した資料で、満智が嘘をついていた可能性が浮上してきたのです。
それは満智が2人目を妊娠した時期に夫は既に昏睡状態に陥っていたことだったのでした。
しかも寅子から疑惑をぶつけれらた満智は、何とあっさりとそれを認めたのです。
“やっぱり女の弁護士先生って手ぬるいのね”
そう言い放った満智は、笑いながら上の子も下の子も神田の子供だと明かしたのです。
“女が生きていくためには悪知恵が必要だってこと”
そう寅子に告げて子馬鹿にしたような言葉を残して立ち去ってしまった満智。
“これからも頑張ってくださいね”
過失を犯してしまったことを悔やんで落ち込む寅子は、法律事務所で所長の雲野にそれを打ち明けます。
すると自身も若い頃に失態を犯していて、今でも悔やみ続けていると話してくれた雲野。
“君の失態が、誰かの人生を狂わせたことを忘れてはいかん”
寅子は所長の雲野からそういって苦言を呈されてしまい、うつむいたまま動けなくなってしまったのでした。
<虎に翼 第8週36話の感想>
第8週の始まりが昭和17年の年明けでちょっと驚いた視聴者もいたかも知れません。
この時代の朝ドラではほとんどで取り上げられてきた開戦日のことが、今回は何も触れらませんでしたね。
そして両国満智からの弁護は、弱き女性を助けることを使命と感じていた寅子を奮い立たせたに違いありません。
ところが結果は裁判に勝ったものの、敗北感に苛まれてしまいます。
はやくも弁護の難しさを痛感させられたようですね。
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