朝ドラ カーネーションの16週ネタバレあらすじの1話ごとの詳しい内容です。タイトル「揺れる心」話から話まで
カーネーション16週ネタバレあらすじ予告[揺れる心]
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カーネーション朝ドラネタバレあらすじ最終回までキャスト相関図
カーネーション86話ネタバレあらすじ予告
昭和21年9月のとある日の安岡家。
玉枝が2階で寝ていると珍しく八重子が上がってきます。
そして不思議がる玉枝に奈津が焼香しにやってきたから降りてこないかと誘った八重子。
しかし返事がないため八重子が引き返そうとすると玉枝の手伝ってくれという声が聞こえます。
玉枝はひとりでは立ち上がれない身体になっていたのです。
そして奈津に向かってよくきてくれたと話しかけた玉枝。
ところが玉枝はいきなり安岡髪結店の名前が古臭いから替えようと思っていると言い出して八重子を驚かせます。
どんな名前がイイかなと尋ねられて”安岡美容室”と口にしてから、もっとハイカラにしなきゃと返した奈津。
さらに奈津は着物を着ていた八重子に向かって糸子に仕事用の服を作ってもらえと言うのでした。
するとまたしても玉枝が八重子を驚かせます。
何と玉枝は奈津に向かってもっと客を増やしたいから店を手伝って欲しいと言い出したのです。
ところが自分は表の世界の女ではないと言おうとする奈津。
そんな奈津の口を手で塞いだ玉枝はそんなことは金輪際口にするなと告げて、自分もそうするからもう忘れて先に進もうと諭した玉枝。
玉枝から励まされた奈津は涙を浮べながら頷いたのでした。
そして話を聞いた糸子は周囲が猛反対するなか奈津の借金の保証人になります。
そして稼げばイイと周囲を突っぱねた糸子は稼いでやると意気込むのでした。
そのころ安岡髪結店では八重子が玉枝の髪をセットしていました。
玉枝の目には涙が溢れていて、これまでの分は返していくからと許して欲しいと言います。
なんと奈津のおかげで玉枝と八重子のいさかいも消えていたのです。
やがて糸子がつくった純白の制服に玉枝と八重子と奈津が袖を通します。
そしてついに安岡美容室を開店させたのでした。
岸和田の街にまただんじりの季節が訪れます。
その年から女も曳けるようになったことで、法被姿の直子は喜び勇んで繰り出して行ったのでした。
第87話
時は昭和23年となっていました。
そんなある日のこと、光子の祝言以来だという正一が神戸から小原家を訪ねてきます。
松坂家の屋敷は戦争で全焼してしまいましたが、そのころには跡地には既に新しい屋敷が建っていました。
仏壇に手を合わせた正一は糸子と千代に従兄弟の勇が祝言をあげたときの写真をみせます。
そんな正一に娘がみんな嫁いでしって寂しいと話す千代。
すると糸子がいると返された千代は長女は息子だと返して笑ったのでした。
そんな時に2階から大きな物音が聞こえてきます。
席を外して階段をあがると優子と直子が喧嘩していて、思わず声を荒げてしまった糸子。
しばらくして正一は千代から清三郎の仏前にと包みを手渡されて帰っていきました。
方や大繁盛で縫子を増やしても注文に製造が追いつかない状態が続いていまし糸子の洋装店。
糸子のもっぱらの悩みは喧嘩ばかりしている娘たちで、仕事が忙しくて厄払いしたいときは3人を安岡美容室に行かせるのでした。
ところが安岡美容室に行った3人が気に入っている太郎のことでも揉め始めてしまいます。
そんなある日のこと、唐突に組合長の三浦から料理屋に呼び出された糸子。
恵に理由を訊こうとする糸子でしたが話があるらしいとしか言いません。
しばらく組合の寄合から遠ざかっていたため糸子には敷居が高かったのです。
そんな糸子に自分が謝っておいたから行くようにと促す恵。
料理屋についた糸子は三浦と北村に挨拶して、しばらく顔を出さなかったことを詫びます。
すると三浦は組合に会いたくない人間がいるのかと訊かれて言葉に詰まってしまった糸子。
それが誰なのか詮索しようとした三浦でしたが本題を切り出します。
三浦は糸子に本人の方を見ながら北村に手を貸してもらえないだろうかと訊いてきたのでした。
第88話
三浦から話を振られた北村は糸子に頼みたいのはレディメイドだと言います。
初めて聞く言葉に訊き返してしまった糸子。
すると北村は手帳をみて言葉が誤っていないかを確認して、アメリカ式の新しい洋服の商売方法だと説明したのです。
それは既製服を大量生産するもので二人は日本でも流行ると読んでいたのでした。
工場は心斎橋の外れを予定していて、あとは商品をどうするかになっていたのです。
それを手伝えと頼まれても自分の店だけで手一杯だと断ろうとした糸子。
そんな糸子に工場を仕切る監督を指導してくれるだけで、売り上げの1割を支払うと三浦は言います。
即答せずに持ち帰った糸子は何処の誰が着るかわからない服をつくることに納得ができないでいたのでした。
ところが話を聞いた恵みも昌子も乗る気満々で糸子に迫ってきたのです。
二人は糸子が八重子に金を貸した上に奈津の保証人になっているのだから、断れる状態ではなく稼げるだけ稼がなければと言うのでした。
そのころになると3人の子供の厄介払いに習い事をさせるという妙案を思いついていた糸子。
しかし今度はピアノが欲しいと執拗にねだらるようになってしまったのです。
すると糸子はピアノの習い事なんかやらせなければよかっと後悔したのでした。
恵みや昌子の推しもあって北村の工場を助けることにした糸子は2年ぶりに組合の事務所に向かいます。
組合に行き難くしていた周防がいないことを知ってホッとした糸子。
ところが会合で糸子からまた飲み比べをしようと言われた北村が嫌だと断ったことがきっかけで二人は激しい口喧嘩を始めてしまったのでした。
第89話
北村の工場で監督を指導することになった糸子は初日の朝に食事をとりながら昌子に向かって心配事を打ち明けます。
監督がどんな人物であるかが気になる糸子は腕もさることながら勘も大事だと言い、自分の言ったことをすぐに理解してほしいと言うのでした。
一番乗りで工場に入ってから、並べられていたミシンなどを見て回った糸子。
するとそこに誰かが朝の挨拶をしながら入ってきたのです。
時計のネジを巻いていて振りかった糸子は驚きのあまり時計を落としてしまいます。
そのとき糸子の目に映ったのは何と周防の姿だったのでした。
しばらくして北村と周防とで製造する服について打合せを始めた糸子。
すると北村がいきなり水玉模様のワンピースがイイと言い出します。
そんな北村に女性服のスケッチブックを開いて糸子は流行の移り変わりを説明しはじめた糸子。
そして水玉模様のワンピースは流行したけれど、既に2年もたっていると言うのでした。
だからもう売れないと糸子が北村に詰め寄ると、もう任せて自分は口を挟まないと言い残してどこかに行ってしまったのです。
そのあと糸子は周防に向かって世の中は世界で流行している『ディオール』だと言って説明を続けたのでした。
翌日になって朝食時に昌子から監督について訊かれた糸子。
しかし監督が周防であったことは伏せて、勘もイイし話もよく通じるとだけ話します。
そして話の終わりごろになってやっと周防であることを明かすと、昌子も千代も会いたいと言うのでした。
その日、糸子が工場に着くと壊れた時計を治していた周防。
すると会挨した糸子が顔が赤いのは、誰かに叩かれたのかと訊かれて咄嗟に胡麻化します。
その日の休憩時間に北村の工場で働くことにしたわけを周防に尋ねた糸子。
すると婦人服に興味があるのと、自分が指導にくると聞いたからだと返されて糸子は固まってしまったのでした。
第90話
糸子が北村の工場から戻ってくると木之元から声をかけらえます。
熱があるのでは言われて急いで井戸にいって顔を洗った糸子。
糸子は周防から言われたことで身体が火照ってしまっていたのです。
翌日になって周防がつくりあげた試作品を見て満足する糸子でしたが、生地代がかかりすぎているから北村は気に入らないかも知れないと言われます。
そして北村に試作品を見せると周防が予想したように生地代のことを指摘し、さらに使う生地を減らそうとしたのです。
そんなんでは絶対に売れないと言い張った糸子は北側に自分の洋裁店を見せます。
客がやってきてはさまざまな注文を付けるのをみて飽き飽きしてしまう北村。
そして遂には女性相手に商売しようとしたこと自体が間違っていたかも知れないと言い出したのです。
糸子はそんな北村を夕食に誘いますが嫌がって帰ろうとします。
それでも引き止められて小原家の家族と食事をともにした北村は自分が男兄弟だけの家で育ったことを明かします。
そして女がいる家族もイイもんだと涙ぐんでしまったのでした。
翌日になって北村が目を覚ましたのは小原家でした。
小原家で手厚い歓待は受けて毒気がどこかに消え去ってしまっていた北村。
そんな北村は糸子と一緒に工場にするなり、自分は女も服もよくわからないと口にします。
そして全部まかせると言い残して北村は工場から出て行ってしまったのす。
すると北村の変貌ぶりに驚いた周防が不思議そうな顔で糸子に何があったのかと訊いたのでした。
第91話
北村の店の名前は『北村商会』で4月15日に開店が決まります。
糸子と周防と北村の3人は店で販売する来上がった婦人服の試作品を眺めていました。
儲けが少ないのを数をさばいて利益をだすので品切れ起こさないようにしようと提案する糸子。
その日の夕方は周防から熱心に説得されて糸子は組合の月会合に参加することに。
すると宴席で三浦が熱弁を奮ったのです。
戦争で焼けてしまったものは二度と取り戻せないが、新しいものなら手に入れることができるからと組合員に切り開いて欲しいというのでした。
その挨拶を聞いた糸子はさまざまなことに想いを馳せます。
北村の家にはどうして女がいないのか。
周防は長崎で何があったのだろうか。
そして三浦自身が戦争で焼かれてしまったものとは何のことだろうか。
会合を終えての帰り道で糸子は自分が戦争中になくしてしまった人たちのことを思い浮かべます。
父親の善作のことは大好きだったし、勘助は可愛くて仕方なかった。
泰三は憧れの兄貴だったし何より勝は大事だったと思う糸子の目にはいつしか涙が溢れてきたのでした。
そんなときにカップルとすれ違った糸子は、ついつい自分の心の空白に入り込んできた周防のことを想ってしまったのです。
そしていよいよ『北村商会』が開店する日がやってきます。
店につくと周防がソファで寝ていたため、また徹夜で仕事をしたのかと尋ねた糸子。
すると北村と2人で朝4時ごろまでと返してくれた周防は糸子が何かを言いたそうにしているのに気付きます。
そんな周防に向かって自分が今日で終わりだと話を切り出した糸子。
最後に言わせて欲しいと断りながら、糸子は好きだったと自分の気持ちを明かしてしまったのです。
そして別れの言葉を告げて扉を開けてでていこうとしたとき、何と周防から自分もだと言って抱き寄せられてしまったのでした。
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